『コミックファイア』連載、「最強魔法師の隠遁計画」の1巻です。
人間にとって天敵となる魔物が出現して百年。人口は10分の1にまで減少し、人類の生活圏は700分の1まで縮退していた。けれど人類には希望があった。魔物に唯一対抗できる存在──魔法師である。
主人公 はその魔法師ランク1位のアルス・レーギン。6歳の頃から魔法師として活躍し、12歳にしてランク1位に君臨。16歳となった現在でも1位を維持しており、文句なく世界最強の魔法師です。
そのアルスが いきなり退役したいと言ってきたのだから総督だって驚くよ。
俺は充分働いた。十年軍役を勤めて一定の戦果を上げた者には、退役の自由が認められるハズだと詰め寄ります。かといって総督だって言い分はある。ランク1位の者を簡単に手放すわけにはいきませんから。それに今まで戦うこと以外 知らないアルス。急に社会に出たところで料理は作れるのか? 洗濯は出来るのか? など、日常生活を上手くやっていけるのか? と、逆にアルスに詰め寄った。
そこで折衷案。長期休暇扱いにして普通に暮らすための一般教養が身に付く「役立つ場所」を提供しよう。その代わり招集がかかれば出頭してもらうという話で落ち着きました。そしてアルスが来たのは…魔法学院でした。今さら学生をやれというのかと、騙された感に包まれます。
こうして学生生活が始まったものの、アルスにとっては物足りない。その態度が周囲にとっては ふしだらにしか見えません。更に友達なんて作ったことも無いので、言動の印象が悪く聞こえるのも当然か。
これはクラスメイトとなったアリス(右)とテスフィア(左 通称はフィア)。フィアは貴族の生まれで、ふてぶてしいアルスの態度と生意気な発言に激怒。決闘にまで至ってしまう。
その戦いにフィアは剣を用意したのに対して、アルスはただの紙(学園の入学パンフ)だけ。紙とはいえ1位が魔法をかけて強化したからには充分な武器と化し、実際ソレで勝ってしまいました。あなた何者? という場面で学園長がネタばらし。学園長もアルスのことを思って、後任育成のためにアリスとフィアを鍛えてやってと頼みます。アルス並みの戦力を持つ学生が現れれば、アルスの招集は無くなると思っての算段です。
こうして不器用にも魔法を教えるようになったアルス。その中で彼女たちと徐々に打ち解けるようになっていく──というのが大まかな流れです。読んでてアルスの楽しよう楽しようという雰囲気がどうも気に入らない。ここは料理を作ってて失敗しちゃったーといった、人間臭さを出した方が親近感を覚えると思うぞ。ともかく現時点では 力を持っているのに正しく使ってないのでアルスの魅力が全く伝わらない印象でした。
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