9758965東京・千駄ケ谷の将棋会館で1日、名人戦の順位戦(C級2組)9回戦の対局が行われた。藤井五段(対戦前は四段)は梶浦宏孝四段(22)に114手で勝ち、順位戦9連勝を達成。五段昇格と来期のC級1組昇格を決めた。しかし・・



藤井五段の「ひふみんアイ」はマナー違反? ベテラン棋士が苦言


この対局の終盤で、藤井五段が座布団からおもむろに立ち上がり、相手の梶浦四段の斜め後ろに立って盤面を逆から見る場面があった。なお、このとき対局室では、藤井-梶浦のほかに2組が同時に対局していた。

藤井五段のこうした行動に注目したのが、30年以上プロ棋士として活躍し、現在は藤井五段と同じ順位戦C級2組に所属する神崎八段だった。


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藤井五段はツイートで、「終盤戦の時間切迫局面で、立って後ろから見るのは、マナー違反。隣の両対局者も対局相手も気になっているはず・・」と指摘。


●問題の神崎八段のツイートのコピー


だが、藤井五段の行動に苦言を呈した神崎八段のツイートに対し、

「Twitterで晒し者にするかのように苦言を呈するのではなく、内々で注意喚起するべきではと感じました」
「直接指導なさるか連盟に仰ればいいではないですか。中学生をTwitterで晒しあげるのはマナー違反ではないのでしょうか」
「なんで森内先生だよ そんなことまで他力本願かよ自分で言えや」

といった否定的な意見が相次いで寄せられた・・


●神崎八段


そのほか、今回の神崎八段による指摘を受けて、「ひふみん」の愛称で知られる元プロ棋士の加藤一二三九段について言及したユーザーも目立った。加藤九段が現役中、相手側に回り込んで盤面を見る行動をよく取っていたためだ。

実際、将棋のネット中継などでは、盤面を通常とは反対に見ることを「ひふみんアイ」との愛称で表現することも。そのためネット上には、「まず加藤一二三に言え」「ひふみんにも注意したんか?」といった反応も出ている・・








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