『新白河原人』や『大草原の小さな家』シリーズなどには、丸太小屋を建てるシーンがある。丸太を積み重ねて作るシンプルな小屋は、大自然の中で生き抜くための、大切な拠点なのだ。
これからご紹介するのは、ショーン・ジェームズさんという男性が、カナダの森の中に丸太小屋を立てる様子を撮影したタイムラプス動画だ。丸太を伐り出すところから、最後に床を張り終えるまで、全ての工程をたった一人で行っているのである。
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Log Cabin TIMELAPSE Built By ONE MAN In The Forest (Real Life Minecraft)
丸太を伐り出し、加工する
動画の冒頭は、丸太小屋の完成後、12月にドローンで上空から撮影したものである。実際に建設作業が行われたのは春〜秋だ。
場所はカナダのオンタリオ州、アルゴンキン州立公園の近くである。
まずは、斧とノコギリでバルサムモミの木を伐り出し、集積場所に引いて行く。丸太の長さは約3.6m。
image credit: YouTube
壁を組むのに必要なノッチ(切欠き)を丸太に入れる。使っているのは、丸太用の画線器、ノコギリ、斧、手斧、たがねなどの手工具だ。電気は来ていないのである。
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この作業が終わったところで、丸太の山を建設予定地に搬入する。
壁を組み上げる
家の基礎は砂と砂利。その上に壁を組み上げるのにかかった期間は約1ヶ月。
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破風の形に合わせて壁を形作る。ドアや窓も切り抜いてある。
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1階の天井、兼ロフトの床を張る。
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小屋の内寸は約3m×6m。寝室になるロフト部分の広さは約9平米(おおよそ5畳)。
屋根を張る
壁が組み上がったら屋根を張っていく。二重に張る屋根の外板には、防水のため、日本の「焼杉」という工法が用いられている。
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いつの間にかストーブの煙突も取り付けられている。暖房兼料理用の薪ストーブだ。
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最後の仕上げ
これで丸太小屋の形は完成した。いよいよ仕上げ段階だ。
粘土と木灰、コケを混ぜたもので、壁の隙間を埋めていく。
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ドアも手作り。
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床を張る。床板は厚み約5cmの松材で、湿気を防ぐために表面を焦がしてある。
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最後に床下貯蔵庫のフタを切り抜いて完成。
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仕事の後にはコーヒーで一服。
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丸太小屋の建て方をもっとじっくり見たい人は、ショーンさんのユーチューブチャンネルへ。また、ウェブサイトには、他のアウトドア・アクティビティについても掲載されている。
via: YouTube / My Self Reliance など / translated by K.Y.K. / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
燃料で動かすノコギリって無いのかな?
2. 匿名処理班
かっけえ
3. 匿名処理班
いいね、男のロマン!
4. 匿名処理班
※1
チェーンソーの事?電動ノコ?
5. 匿名処理班
大草原の小さな家を思い出した
あの話も父さんが一人で丸太小屋を作るくだりがあった
6. 匿名処理班
俺には無理そうだけど憧れるわ
7. 匿名処理班
水は大き目の水瓶があればいいとして、トイレと風呂は外か。
基本、夏用の別荘だな。
あと、やっぱり屋根の防水がな・・・アスファルトでも塗らないと。
8. 匿名処理班
すごい!紹介されなきゃ一人で建てたとは思わなかっただろうな
けど木材を乾燥させたかどうか気になって仕方ないw
9. 匿名処理班
すごく良い香りがしそう
10. 匿名処理班
凄い!
11. 匿名処理班
ログキャビンのキットかなんかだと思ったら、ガチで木を切るところからだった
家ってこんな風に作れるんだぁ
考えてみれば、昔はみんなこうやって人力で建ててたんだろうけど、無意識に機械なしでは作れない様な気がしてた
とはいえ、せめて2人組がいいよね
丸太一本だけでも相当重いと思う
12. 匿名処理班
基礎なんもやってないんだな、さすが地震無いんだなぁ
13.
14. 匿名処理班
土地だけで無く、時間も無いとなかなかできないよね
15. 匿名処理班
ナスDも造ってたよね家
16. 匿名処理班
※7 庇追加して風呂作ればええやん
※8 してないやろ。山小屋としてのログハウスは収縮なんてまったく気にしない。
※12 や、基礎あっても意味無いで。壁高さ分のボルトで壁バラバラにならないようにせんとな
17. 匿名処理班
先ず勝手に切って良い樹の生えてる
土地を持ってるのが羨まし。
18. 匿名処理班
※1
その気になれば発電機+電動工具という手はあるので、
この方の場合にはそういうのは使わないって
コダワリ込みで楽しんでるんでしょうね。
19. 匿名処理班
今となっては物凄く贅沢な木材の使い方な気がする
20. 匿名処理班
大草原の小さな家を読み返したくなった(^^)
懐かしい〜