『ハンターハンター』第373話感想 カーミラ&ベンジャミンの能力判明!?どちらも、チートなのでは…(ネタバレあり)
「HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)」最新話の感想・考察です。ネタバレを含みますので読む場合はご注意ください。
『ハンターハンター』第373話「継承」
カキン帝国の14の王子、その中で王位継承に最も近いと感じる第1王子・ベンジャミンに対して、第2王子・カーミラが単独で攻めてきた!普通に考えれば「王子なにやってんの!?アホじゃないか!?」…ただ逆に単独で突撃するほどのちからを持っているとも考えられる。念獣を完全に操っていると考えれば…。
単独突撃のカーミラに対して、ベンジャミンの護衛は、計画的な暗殺犯であると判断。近づいてきたら撃つと警告したところで緊迫した状況に…なることなく普通に歩いてきた!おい…おい…
え?
な、なんだってー!?
カーミラの念獣、死後に発動して攻撃してきた者の命を吸い取って蘇生する「百万回生きた猫(ネコノナマエ)」。自分が死なないといけないが、自分が死ねば100%相手を殺せるチート能力やないか!守護霊獣ではないので、カーミラ自身が前々から持つ能力だったのかな。
非常に強力な念獣の能力。戦わなくてもいいというメリットがある。ただ…リスク多すぎないだろうか。例えばカーミラ自身が死んだとしても、念獣の動きを拘束させられたらやられ損になる気も。そしてそもそも、これって死後発動なんだから、例えば拘束されたりとか、死なないレベルで拷問されたら…。
そんな嫌なことを思っていたら、ホントにその通りになってしまいました、まる。
これはひどい…。強者を倒そうという意気込みは良し!相手の能力も分からない状況で単独突撃させて戸惑ったところを始末できるという、不意打ち要素もあって良し!たとえ銃で攻撃してベンジャミンを倒せなくても、ベンジャミンに殺されればベンジャミン殺せるから良し!・・・・だが、結局能力バレてしまって、拘束(腕折られるオプション付き)されてしまいました、まる。
カーミラに殺されてしまったムッセの能力「裏窓の鳥(シークレットウィンドウ)」のため、カーミラの行動はバレバレだったのが、カーミラの敗因…だけどそもそも、ベンジャミンを攻めたときにベンジャミンじゃなくてほかの護衛が攻撃したら、能力バレてたんじゃないかな…。まあ、自分鍛えるの大好きなベンジャミンのこと、自分で始末したがるか…。
まあとにかく、カーミラ、捕まりました。殺されてはいないものの、この戦いは不利か…。
ベンジャミン、能力判明!
守護霊獣ではなくて、ベンジャミンが持つ念能力が判明。なんと、ベンジャミンに忠誠を誓った念能力者が死んだときに、その能力を継承できるという「星を継ぐもの(ベンジャミンバトン)」。ベンジャミンバトンとかすげェいい念能力名やないか!
これ、極論言ってしまえば、大量の念能力者が忠誠を誓って部下になれば、その念能力者の能力を最終的に使えるってことだよね。自分は守られるし、たとえ警備が倒されてもその分自分はどんどん強くなっていく…。食わないメルエムみたい…。 それに、ベンジャミンバトンとは別に、守護霊獣も存在しているわけで…ベンジャミンはかなり強そう。そもそも、カーミラの銃を受けても問題なかったし(これはただの念で防いだかもだけど)。
ただベンジャミンのこの能力、ベンジャミンが部下を大切に思う気持ちを感じて、ベンジャミンが最も王にふさわしいのではないかと自分は感じてしまった。ベンジャミン、好きかもしれない…。でも、自分が一番好きなのはアフロ第7王子なんだよなぁ。
一方ハンゾーは…
死ぬなよハンゾー…
『ハンターハンター』第374話、次回ジャンプで掲載です!
去年、そして一昨年の傾向を考えたら、単行本1冊分くらいは掲載が続くだろうとは思いつつも…やっぱり不安になるハンターハンターの休載。なんとか…なんとか、第380話まで続いてほしいです。でもまあ、次もジャンプで掲載なので安心です。
…なんだかんだ、TVアニメ1クール分はできそうな気がしてきたけど無理かなぁ。
元ネタは、真っ白いものは汚したくなるに収録されてる、猫の名前ですね!
冨樫先生は本当に欅オタだー!
って、私もか。
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