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ローガン・ポール再び不快な動画、YouTubeは広告引き上げ

LOS ANGELES, CA - AUGUST 13: Logan Paul attends Teen Choice Awards 2017 at Galen Center on August 13, 2017 in Los Angeles, California.  (Photo by Kevin Mazur/Fox/Getty Images)
青木ヶ原の自殺遺体を笑う動画で世界中から非難されたユーチューバー、ローガン・ポールが、活動再開を本格化しています。しかし、新たにアップロードされた動画ではラットの死骸をテーザー銃(電極針が飛び出すスタンガン)で撃ち、生きた鯉を拾い上げておもちゃにしたり、タイドポッド(洗剤)チャレンジに参加するよう視聴者を煽るような行為を繰り広げています。

遺体動画を反省する動画の反省として1か月ほど活動を自粛した後に、どう考えれば動物虐待と洗剤を飲む行為を世間に見せようと思うのか、まともな人間にはとても理解のできることではありません。しかし、彼のファンたちはその動画を待ち望んでいたようで、記事執筆時点で新たにアップロードされた動画の再生回数は軒並み600万回~800万回、最も多いもので1400万回に達し、問題を起こす前よりむしろ増加しているようにも思えます。

ローガン・ポールのファン層は10代以下が多数を占めるとされます。そうしたファン層に動物虐待や洗剤を飲むよう呼びかけることが何を意味するのかを、本人は考える必要があるはずです。

遺体動画の炎上後、YouTubeは優先広告プログラムGoogle Preferredからポールを外しました。さらにYouTuber全体の収益化基準を引き締める対応を取ったものの、それはむしろ中堅以下のYouTuberに影響する対応となっています。とはいえ、ローガン・ポールの最新の動画を観てYouTubeはようやくそれがブランドにとって有害だと認識したようで、2月9日になって(ようやく)ポールの動画チャンネルから広告を"一時的に引きあげる"措置をとっています。

YouTube、コミュニティに有害な行為の禁止を発表

YouTubeが2月9日、クリエイター向けブログに「広範なYouTubeコミュニティに害を及ぼさないための禁止項目」と題した記事を公開しました。

この記事では、一部YouTuberの過激行動が広告主や視聴者に対し大きな嫌悪感を引き起こし、さらに他のYouTuberたちにまで風評や機会損失をおよぼす可能性があるとして、それを防止するためにガイドラインを調整し、有害な動画公開を即時停止するしくみも採用してきたと説明します。

そして、それでも有害動画を公開するYouTuberに対しては以下のような追加対応をとると告げています。

1.プレミアム収益化プログラム(Google Preffered)、プロモーションおよびYouTubeオリジナル番組のためのパートナーシップなどを中止もしくはキャンセルしたり、削除する場合がある。

2.チャンネルへの広告配信停止や収益プログラムからの除外、YouTubeパートナープログラムからのチャンネル削除をする場合がある。

3.YouTubeトップページや"トレンド"タブ、"次に見る動画"への動画掲載から除外する場合がある。

YouTubeはこれまではこうした対応が遅かったことを認め、広範な社会的懸念に必ずしも対応できていなかったとしています。そして最終的な目標としては有害動画への対応の迅速化と合理化を進めるとしました。

コインチェックが日本円の出金を再開もNEMの補償時期は未定

580億円相当の仮想通貨NEMを盗まれた仮想通貨取引所コインチェックが、ユーザーに対して日本円の出金を2月13日から再開すると発表しました。対応するのはユーザーのアカウントにおける"日本円の出金"であり、盗まれたNEMの補償を開始するわけではないのでお間違いなく。

また、出金対応は受付順となっているので、ユーザーの側にはすぐに着金しないからといって焦ってSNSに風評を書き込まない冷静さが求められます。

コインチェックは「外部専門家による協力のもと技術的な安全性の確認を完了」したとしているものの「現時点で判明していない問題等が確認された場合、予告なく再開を見合わせる」場合があるとのこと。

一方、盗まれたNEMの動向に関しては、犯人が自前で取引所を設立したとか、ダークウェブを利用した換金ルートを構築などと報じられています。レート的にかなりのディスカウントで他の仮想通貨への交換を提案しているとも言われており、欲に負けおこぼれに与ろうと接触をはかるユーザーを取り込む戦術が本格化している模様。

実際、流出したNEMを少額ながら入手、換金しようとしたために警察に事情聴取された人も出ています。うかつに手出しをすれば、自分まで犯人の一人と疑われてしまう可能性があるのは以前にもお伝えしたとおりです

Unicode絵文字に157種が新規追加

Unicodeが Unicode Emoji 11.0の詳細を公開しました。赤毛や縮毛の人、女性スーパーヒーローやスーパーヴィラン、スキンヘッド、脚、足、歯、骨、DNA、海賊旗、蚊、微生物 etc...が追加されています。人間のアイコンにはすべて肌の色や性別の多様性が含まれています。

この絵文字セットは、8月にはスマートフォンやPCなどあらゆるデバイスで使えるようになるはずです。


EHangがドローンタクシーの有人飛行テスト動画を公開

中国EHangが、ドローンタクシーの有人飛行動画を公開しました。乗客はEHangの役員や政府関係者とされ、1人乗りおよび2人乗りの機体に乗り込んでにこやかに空に舞い上がります。

機体は いずれも安定して飛行しており、スモッグに霞む景色や夜間飛行のカットなどは映画「ブレードランナー」のスピナー的な雰囲気も。もちろん、かなりいいところばかりを寄せ集めて編集された動画だろうとは思えるものの、EHangは2018年には世界各地でドローンタクシーを実用化したいとしており、この動画がその安全性をPRするものになることを期待しています。

ただ、問題はどのぐらいの人がドローンタクシーを利用したいと考えるのか、というところかもしれません。一般の人々は"移動したい"と思えば電話1本、またはスマホアプリをタップするだけで(4輪の)タクシーを呼ぶことができ、お金を持っていてなおかつ急ぎの用があるのならヘリをチャーターすることもできます。

そこに「無人で飛ぶドローンタクシーがあるよ」と言われても、じゃあ...と利用するには少々不安が残りそうです。EHangの動画を見ると、ヘリコプター(や飛行機)のパイロットの存在が操縦だけでなく、安心感を提供する役割も担っていたのかと逆に気付かされた気がします(もちろんそんな不安もいずれは払拭されていくはずです)。

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