2018年02月14日
コンサルタントをやっていた頃、良いか悪いかは別として、採用に関して「地頭の良さ」を重視する風潮があった。
地頭の良い人間は一定の訓練でそれなりのコンサルタントになる。
だが、お世辞にも地頭の良いとはいえない人間は、いつまでたっても一人前になれなかったからだ。
実際、私が20代半ばで所属していた部署では、中途採用にあたって「学歴」をさほど重視していなかった。
重視していたのはとにかく「地頭」だ。
ある応募者は、「高卒」で「自動車整備工」になり、そして「先物取引の営業」に転職、そして最後に「漁師」という経歴を持っていたが、彼は採用された。
彼の言動は、地頭の良さを十分に感じるものであったからだ。
彼の業務経験の貧しさは訓練でなんとかなる、皆がそう思ったのである。
彼はその後、会社に大きな貢献を残し「支社長」まで努めたのだから、その時の判断は間違っていなかった。
■
この「地頭」の正体について、私はずっと気になっていた。
地頭の良さとは一体何なのか。
そんなことを考えていたところ、ある方から佐藤優氏の本を読むことを勧められた。
佐藤優氏は元外交官であり、いわゆる諜報活動(スパイ活動)を行っていたことで知られる。
著作の中で、佐藤優氏は、諜報活動を「インテリジェンス」と呼び、情報(インフォメーション)の入手と明確に区別をしている。
氏が言うには、インテリジェンスとは「ありふれた情報(インフォメーション)から、より深い意味や意図を読み取る行為」である。
例えば、彼が「インテリジェンスの氏」と仰ぐチェコ人のマストニークという人物がいる。
このマストニーク氏が佐藤氏に向かって言ったフレーズが、「インテリジェンス」の本質をよく示している。
「新聞を馬鹿にしないことだ。『プラウダ』(ソ連共産党中央委員会機関紙)と『イズベスチヤ(ニュース)』(ソ連政府機関紙)に掲載される共産党中央委員会や政府の決定、社説については、どんなに内容が退屈でも、必ず赤鉛筆で重要事項をチェックしながら読むことだ。
そうそう、モスクワではチェコスロバキア共産党機関紙『ルデー・プラーボ(赤い正義)』も購読できるので、同じように赤鉛筆を持ちながら読むことだ。半年もすれば新聞の行間から何が実際に起きているのかが読み取れるようになる」
マストニーク氏からこの晩に聞いた助言は、モスクワで私がロシア人と付き合い、ロシア人の内在的論理を理解する上でとても役に立った。
自壊する帝国 (新潮文庫)
マストニーク氏は「新聞の行間から、実際に何が起きているのか読み取れるようになる」と指摘している。
私は膝を打った。
これこそが、「インテリジェンス」の本質、ひいては「地頭」の本質ではないだろうか。
つまり「地頭の良い人」というのは、同じ情報に接していても、そうでない人に比べて、そこから読み取ることができる情報が桁違いに多いのだ。
http://blog.tinect.jp/?p=48982
18/02/13 13:07 ID:CAP_USER.net
遺伝子だな
18/02/13 13:17 ID:YdmMJhSD.net
地頭に差があるとして、それは結局の所、生まれつきの才能なんだし
それを理解できたとしても対策の立てようがないじゃないか
>>9
これは頭が悪いと思った
https://wired.jp/2009/04/13/%E8%84%B3%E3%81%AE%E5%BD%A2%E6%88%90%E3%81%AB%E8%B2%A7%E5%9B%B0%E3%82%84%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%81%8C%E5%BD%B1%E9%9F%BF%E3%80%81%E8%A8%98%E6%86%B6%E5%8A%9B%E3%82%92%E9%98%BB%E5%AE%B3/
>脳の形成に貧困やストレスが影響、記憶力を阻害
やっぱり育ちが悪いと脳が損傷しやすいんだよ
富裕層が知能で有利になる原因の一つだ
18/02/13 22:27 ID:61YpXDJb.net
>>669
自分の地頭が悪く、各能力が低いとしても、幅広い能力がありマルチタスクが可能でコミュニケーションがある程度出来るならば
地頭が良いタイプの人間を味方につける、部下にする、配偶者にする事が出来る
いくらでも対策はできる
18/02/13 22:30 ID:qj05GS0+.net
>>669
ストレスや貧困が、どう脳に化学上の変化を与えるかまで理解しないといけないな
そこまで知っていれば如何様にもできる
18/02/13 22:31 ID:qj05GS0+.net
直感的思考回路から論理的思考回路にいかに若くして変われるかが境い目
18/02/13 13:19 ID:MtwLsDfE.net
>>13
直感と論理のハイブリッドが必要。
頭の中で仮説と検証の繰り返しを猛スピードで出来るヤツは自頭いい。
18/02/13 17:29 ID:QdWD5gIm.net
トランプみたいなのは地頭悪いぞ。
ただハートが強い、とにかく強い。
成功するかどうかはそこだと思う。
18/02/13 13:21 ID:i/vpjDf0.net
地頭という曖昧なものを都合よく定義しただけ
18/02/13 13:34 ID:dOfDcqB7.net
地頭の良さは数学でわかる
田中角栄は小学校しか行ってないけど、
官僚が何か言うと、凄いスピードで計算して
コンピューター付きブルドーザーと言われた
18/02/13 13:35 ID:mrn5mUrm.net
>>64
俺は事務仕事で電卓叩くばかりで、それで応対してただけだぞ
でも親父の工場の会計員もあったけど、その電卓までハッキングされて
いまはもう使えないよ
18/02/13 13:37 ID:/AnvYCZn.net
>>64
これは分かるな
コンサルや研究所の入社試験で使われるGAB計数は、スコアと入社後の業績との間で相関性が非常に高い
18/02/14 12:03 ID:EKIbq4Kz.net
地頭のいい人は容姿や態度にもあらわれる そうでない人はそれなりに
18/02/13 13:36 ID:AMjK1CUX.net
地頭の良し悪しって努力では如何ともし難い以って生まれたセンス・才能でしょ。
18/02/13 13:49 ID:XUYFKDO/.net
>>92
それもないとは言わんけどやっぱ〜3歳くらいの教育がでかいと思うよ
方向性間違うと全く逆になると思うけど
18/02/13 13:51 ID:XSt4oWlQ.net
頭が良くてもその頭の良さが仕事や学校の勉強のほうに向かない人をいるからね。
18/02/13 14:00 ID:62FNb9RX.net
音大を出たからといってヒット曲が書けるとはかぎらない
これだな
18/02/13 14:05 ID:jvo/uM3G.net
賢い奴は大体ゲーマーだったな
18/02/13 14:22 ID:5abYciKB.net
ジョークがうまいやつは
みんな地頭がいいさ
18/02/13 14:58 ID:K1W6IBZW.net
頭の良さよりも、性格ですね。
頭よくても性格が災いして頭を生かしきれないと意味がないし。
逆に頭が悪くても人に取り入るのが上手いとか、ずば抜けた社交性で上にに行けたりしますしね。
18/02/13 14:59 ID:IDIEj6SR.net
>>229
そうだな
うちの会社にもいたけど一流大学を主席で卒業して頭の回転も早く地頭が良い人がいたけど
人間性というか人柄に問題があって、取引先と何度かトラブルを起こして退社した
性格も大事だな
18/02/13 15:07 ID:IJEYcb8m.net
>>264
性格や人格も経験値だからなぁ
置かれた環境で変わってくものだし
地頭いいなら必要に迫られれば性格も変えざるを得ないのは理解できるんじゃ
18/02/13 15:44 ID:AvSj2z53.net
地頭をみる方法は簡単。作文をさせてみればいい。
それも時間をタイトにして。
短い時間で文章がささっと書ける奴は地頭がいい。
これでだいたい外さない。
18/02/13 15:12 ID:WEEoy4h1.net
>>241
天才数学者にそういうのが非常に苦手な人が居たけどな
おそらくアインシュタインや湯川秀樹も落ちる
だから理数の才能ある人を見つけるには時間制約を緩くして
難問を解かせるのが良いと考えられている
18/02/13 15:34 ID:IFQsgeuf.net
情報の背後を読み真の意味を捉える
1つの情報を他の情報と結びつける
人よりも多くの物事に興味を感じる
人が同じと考えている物事の中に違いを見出す
人が当然と考えていること、真実と思っていることを疑う
人が関連性を見出さない物事に法則性を見出す
自分の経験から法則性を見出す
考えても無駄と思われることを考える
物事の中に自分のとっての意味を見出す
話すことと書くことがバランス良くできる
図解などで物事を抽象化することが得意
数字へのアレルギーがない
情報を楽しむ
こんな感じかなぁ
18/02/13 15:44 ID:D3VTLKIg.net
この記事へのコメント
それを両方生かすのが管理職、経営側の腕の見せ所でしょ?
地頭、頭の回転として捉えますが。
環境適応の巧さがあるのかもしれませんね。
思考のプロセスをショートカットで進められる豊富な語彙がないとどうしても遅くなる。
○○な人の特長、ではレッテル貼りしかできず、誰も幸せになりませんから
主張内容と例示の相関が分かりづらい。つまりどういうこと?で終わってしまうわ
大局観のある人
ビジネスだったら、それ以外は邪魔になるからな。
ただ、人間的に見ると・・・
「情報を読み取る」のが地頭なのであれば
それは「新聞をよく読んで、その内容を深く考える」訓練で養うことができるな。
計算の速さならば、その訓練をすればいい。
ってことに気づけるのが地頭の良さ。
本当それ。
例にあげた人物からは「決断力」「行動力」は読み取れるけど
「地頭の良さ」なんて伝わってこない
日頃物を沢山考えてる人間かどうか
ただ、この2割がとてつもなく大きいのも事実。時間がかかるけどね。
毎年努力して2割成長すれば、10年後の差がとてつもなく開く。
オッサンなら・・・実感してるでしょ?w
違う。
記事の内容は
(1)地頭のいい奴を見てきた
(2)地頭って何だろうと考えた
(3)佐藤の本を読んでヒラメイタ
(4)同じ情報から読み取る量の多さが地頭の差だ
ってことで、
「佐藤の本を読んで『地頭の本質』を読み取った俺は地頭がいい」
というアピール。
ということに気づいた俺も地頭がいい。
極端な馬鹿はせめて素直で優しい気持ちを持てば助けてもらえる
「貢献を残す」
「インテリジェンスの氏」
とか、書いてて恥ずかしくないのかな。
推敲しないバカタレは地頭以前の問題だろ。
学歴も佐藤の言うインテリジェンスだけは知の一側面でしかない
数学は確かに論理の塊だけど日常生活に使うにはちと論理に特化しすぎてる
国語の能力は論理+言葉をイメージできる能力だから最適
人当たりはいいけど情弱を騙して高額の物件買わせたり、冷酷な判断を常に出来るようなタイプは頭がいいだろうな、勉強以外の面で
付き合う人間を感情に依らずメリットデメリットで選び、切ると決めたらあからさまに態度を変えて近寄らせないようにして「だってあいつと居てもメリットないじゃん?」と悪びれなかったりね
学業以外の頭の良さって自分に有利になるよう狡猾に立ち回れる能力だと思うし
俺も記事読んでて、こんなバ カ丸出しの間違いして何が地頭だよと思ったわ(´・ω・`)
それは悪知恵が働くだけであってここで言う地頭とは違うだろ
天賦の才があろうがなかろうが命だけは平等にあるから自分の人生で何か成し遂げた人は賢く生きた人なんじゃないか。
地頭の良さがキーワードとの繋がりを持つ別のワードを検索する能力だということを言いたいのは分かった
まあただそれならgoogleで全ては解決するね
「地頭」ってのは人によって定義が違う
即応的な回転の速さだと言う人もいれば
深読みや先読みが出来る事だと言う人もいて
インスピレーションやイマジネーションだと言う人もいる
つまりその定義によって、その人が何を重要と捉えてるかが解るわけだ
RPGやアクションゲームだと攻略サイトとか見なくても自分で対策練って対応したり、ストラテジー系のゲームなんかは相手の動きから多くのパターンを考えられないとダメだしな。
シムシティ系は色んな場面を想定して大局的に物事を構築する必要があるし。
地頭良いやつは将棋や囲碁も練習すれば強くなるんだろう。
上に立つ人間か下で働く人間か
個性の特性を正確に判断して社会活動に活かす奴が伸びる
それが時頭の正体だろ
特に勉強が出来なかった低学歴が好んで使うイメージだな
細かく定義もされてないし測る物差しも無いから言いたい放題だもんな
そして世の中の大半の人間は自分は地頭が良い方だと思っている
お勉強だけで凝り固まった退屈な人間を見てみてると学歴だけで判断なんて出来ないとすぐわかるはずなんだがな
勉強ができるとは別物
ただそれを面接だけで見抜けるかは、質問をよく考えないと難しいだろうな
では「守護」について語ろう!!
こういう目先のことばかり考えてるから日本おわったんだろうな
ちなニート
当たり前のことをダラダラもったいぶって書きやがって
そのうちの一つが地頭がいい。
行間を読むのが地頭がいいというけれど
加計学園や籠池で騒いでいる人は文章の行間どころか
裏面までを読んでいるらしいが
それは妄想をふくらませているだけ。
地頭が悪いといえはいいのか。
ちなみ明石屋さんまを頭がいいという人はたくさんいるが地頭いいという人はいない。
ちなみにマインスイーパーをアレンジしたマモノスイーパーというゲームだ。イチオシ。
どんなに人柄が良く有能でも他者から評価されず不遇な人がいる一方で、無能で人格が歪んでいても他者から好かれ優遇される人がいる
功績を上げて集団に貢献しても「それが当たり前」と思われる人と「ありがたい」と思われる人がいる
人は差別してないといられない、不平等で冷酷で残忍な生き物
自分の感情をコントロールできる人はそれなりに強かで優秀だと思う。
感情コントロールはそれなりに訓練してないと身に付かないからね。
いい年なのに感情が仕事に直結してる人が多過ぎるけど、総じて扱いが面倒臭い。
1つの情報からあみだくじみたいに連想して色々な話ができる人も
リスクヘッジをしながらより利が有る方へ先行管理ができるから優秀だと思う。
普段から気になったことを深掘りしたり枝葉末節まで広げて情報収集してるんだろうね。
逆にグーグル検索でも何でも、調べ方が下手な人は、人の聞きかじり知識で満足するから
総じてヒヤヒヤするね。
「地頭」って言葉使う奴のほぼすべては頭が悪い
欲をかかずに黙々と美味しいパンや野菜を作ってる人のほうがはるかに高等
他人を馬鹿と決め付けて議論に参加しない人に知性を感じたことは無いな。
>(4)同じ情報から読み取る量の多さが地頭の差だ
佐藤優氏の本では読みとる情報の(量ではなくて)質を問題にしていたと思う。
そう読んだ細谷功氏の読解力には疑問符がつく。
地頭についての論評も素直には受け取れない。
最高に頭悪いコメントでわろた
いわゆるIQや学歴では測れないような、自己認識、対人スキル、洞察力、交渉力、共感力、協調性、勇気、忍耐力、自制心、冷静さ、危機対応、メンタルコントロール、他者への配慮、誠実さ、創造性とかね
そして窓際は僕に任せろ、
結局問題解決能力が高い人が欲しいだけだろ
脳みそを受動的に使わず、何かしらの処理を続ける訓練だね。
「このスマホから映像が飛び出すようになったらなぁ、
その為に必要な技術って何だろうなぁ、考えてみよう。」みたいな。
何の得にもならないけど、自分から脳みそを回転させようとする事に価値がある。
何だっていいんだよ、目に見えるモノにストーリーを作ってもいいし
靴の裏の模様から排水性を考えたっていい。
毎日を過ごす自分を俯瞰してもいいかも知れない。
頭が良いと区別して「地頭」なんてのがわざわざ出来て広まった所以を考えると、所謂ハイソな人間にコンプレックスがある人が、自分たちの生まれ(地)とか「地」に足ついた我ら、なんてのを肯定したいために使ってきたんだろうと思うし、そういう言葉なんじゃね
自分が「理解した」と判断する深さは、他者から見たら浅い事がある
なのに、浅いという事を自覚できないんだ
深度を深める要因は何なんだろうな
自分や相手の知識、経験などに落とし込むことを前提に違和感を想像することなんちゃう?
そういうのとは少し違う気がするなぁ
色んな人が長い歳月かけても抜けてた穴に気付いて指摘・改善をできる人
「そう言われてみればそうだよね」って他人に思わせた回数や頻度の高い人は、気付かれにくいけど物凄く頭が良いと思う
俯瞰・主観を交互にすり合わせて、あるべき姿を想像するとかそういうブラッシュアップを自分の頭でできる人は地頭も良い
だって絶望的に仕事できないやつって低学歴が圧倒的に多いもん。
すべて言わなくても理解できる人だったり、上手に文章にしたり言葉にできる人いるじゃん
ロジカルシンキングとかも関係してると思うけど
別の方向性でいうと一般的な表現をしない人を天才と呼んだり…
多くの場合、重要な情報とその他の情報を分けられれば、目的の8割は達成
末節のどおでもよい情報にしがみつくのが駄目人間の典型
国会の森加計質問のように何処にほころびがあるか眼を皿にして質問しているが、肝心の議題はそっちのけ、野党は存在しないかのように議事進行している
上司向きでは無い
机に座って優れた設計図を書ける奴が優秀?それを誰が製品にする
最後の一個の部品が足りない時、誰かがそれを取りに行ってこなければならない、誰も居なければ社長が取りに行かなければならなし、誰でもいいがあと一人いればそいつに取りに行かせることが出来る、つまり、社長と無能な一人が同じ価値である
もう一つ、組織の中で無能の奴から首を切れば最後には誰も残らない
こういう事が普通に分かってないと優秀とは言わない、本田宗一郎が居なければプライベートジェットも出来なかった
みんなが見てる
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