方法は、Chromeの右上メニューから「共有」を選ぶだけ。Android、iOSのどちらでも利用可能です。
URLを短くしたいだけなら、いわゆる短縮URLを使えば済みますが、遷移先がどんなURLなのかわからないという不安が付きまといます。その点、Chromeの機能であれば、正規のURLのままパラメータを排除できる点がメリットです。
なおこの機能、ChromeがURLを自動整形しているわけではなく、サイト内で使われている
canonicalタグの内容を取得しているようです。
このタグは重複ページなどがある場合に、正規のページを指示するために使うもので、そこには余分な情報は含まれていません。これを使うことでシンプルなURLの共有を行っているようです。
このため、canonicalタグを含まないサイトでは、「共有」を経由してもURLは変わりませんでした。
単純な内容ではありますが、無駄に長いURLを共有したくないと考える人には便利に使える機能かもしれません。ただ、サイトによってはURLの後ろに言語情報を追加することで、訪問者に正しい情報を見せるようにしているところもあります。そういった場合には、従来通り、アドレス欄からコピーして共有する必要があります。