ニンテンドースイッチで今後オリジナルのモンスターハンターは出る事はあるのか？と題したコラム記事が掲載中。カプコンの辻本氏はモンハンワールドは移植しないと言及しているだけに、スイッチ独自の作品が出るか？ ニンテンドースイッチで昨年8月に発売された『モンスターハンターダブルクロス』が3DS版のHD移植となった中で、wiiUでも同じ戦略を取ったモンスターハンター3GHDエディションよりも売れ行きが好調で25万本程度売れていますが、本命作品でもある、PS4版モンスターハンターワールドはDL版も含めると200万本、そして、PS4本体の販売に貢献して、圧倒的な支持を得られたものになっています。PDの辻本氏には、一部メディアからニンテンドースイッチに移植しないのか？という問いがあって、その際、移植は出来ないとした上で、ハードごとに展開していくものになる見通しを示し、それはどういうものかというのは言及せずというものになっていました。
念願の世界デビューを果たし、600万本という売り上げを伸ばした功績は大きく、開発期間3年の超大作はそれに報われた数字になっていて、ようやく世界戦略で開花したものになって、かつてはwiiで3を出してチャレンジしたものの不発で、その後3DSに移行して継続するもハード性能の限界と海外市場での伸び悩み、マンネリ化もあって、モンスターハンタークロスは最近のモンハンの中でも国内売り上げが低い作品となってしまっていました。そういうモロモロの現実があり、据え置き機でしかもPSにカムバックした高性能なPS4で１から作り直した作品でモンハンファンの心をがっちりと掴んだ1作となりました。
そんな中でも、市場的価値を考えると、持ち寄って遊べる、ハードが低年齢層からゲーマーまで幅広く、海外でも同様の売れ行きを示し、先行きが明るいニンテンドースイッチ路線は止めてしまうのかというものがあり、スイッチ独自のオリジナルモンスターハンターは出す気はあるか？というものであって、特に3DSからニンテンドースイッチに移行してきた人は、PS4を買ってプレイするかどうかという部分があり、先ほども上げた辻本氏のモンハンにはそれぞれのハードで展開していく見通しはあると指摘されていたので、完全に出ないという可能性はないかもしれず、スイッチ独自のモンハンを作るというプランは完全になくなっていないのではないかと思います。
3DSでクロスを作っていたとき、PS4版も同時進行していたことを意味していて、3DSチームがスイッチでダブルクロスを作り、数年後にはスイッチオリジナルモンハンを作るというパターンもありえて、あれだけスイッチには消極的だったカプコンがバイオハザードリベレーションズ1＆2あたりから、ロックマンクラシックコレクション、ロックマン11、逆転裁判リマスターと力を入れ始めているのは明白なので、何か方針が変わったのかもしれません。
PS4＆XBOXOne向けタイトルだけで終わってしまうかという作品も場合によっては出す可能性もあって、その辺は今後も注目していきたいです。そういう意味でも、ある意味3DSのパイを受け継ぐハードと認識されて、それを踏襲する可能性が高くなってきたニンテンドースイッチの存在感があり、カプコンの3DSタイトルは余り多くは無いですが、それらも最新作はスイッチでという流れになってきそうで、独占では逆転裁判や訴訟でもめてストップしていた戦国BASARAなどもマルチプラットで出す可能性もありますね。そういう作品に混じってモンスターハンター最新作が2機種で展開される（実際には海外でXBOXOneで出ているので3機種）で出していく計画になっているのであれば、完全マルチプラットフォーム作品として支持が続くものになるので、今後の動向に注目したいです。
