新しいEVハイパーカーがスペック上のターゲットにするのは、やはりテスラの新型Roadsterでしょう。テスラRoadsterの0-100km/h加速は1.9秒、最高速度は約402km/hであり、Concept Twoがこれを上回るように設計されたことは間違いなさそうです。
さらに出力で言えば、最高速番長ブガッティのシロンが8リッターW型16気筒エンジンから捻り出す1479hpを400hp以上も上回ります。
Concept Twoの車体は軽さと剛性を兼ね備えるカーボンファイバー製で、少しでも軽量化するためにバッテリーその他が一体化されています。それでも、主にバッテリーの重量によって車重は約1950kgもあります。ただ、Rimacによると4輪個別に回転数制御するトルクステアリングによって、オン・ザ・レールなコーナリングが可能とのこと。
また、自分でマシンを振り回したいという人には"ドリフトモード"も用意。容易にドリフトを引き起こせるようにしつつ、周到なトラクションコントロールによってドライバーの制御できる範囲を維持します。