http://famicoroti.blog81.fc2.com/blog-entry-2745.html幻のアニメ作品「スーパーマリオの消防隊」が流出!?
スーパーマリオのアニメ映画化決定で、過去のアニメ作品に注目が集まっているのかもしれない……
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『スーパーマリオ』の失われたアニメ作品がさいたまで発掘される!? 弊サイトでもお伝えしたことのある、あの幻のアニメ作品のひとつ「スーパーマリオの消防隊」がヤフオクに登場。高額で落札されていたことがわかった。
こちら↓
:■16ミリ 16mm フィルム スーパーマリオの消防隊 任天堂 東映/つ/1 これはいわゆる
「教材アニメ」というやつで、所有しているのは主に自治体であり、必要に応じてしかるべき団体へレンタルされていた。見たことあるというひともいるのではないだろうか。自治体の所有物は台帳という物体的メモリーによって何十年に渡りキッチリと管理されており、また手続きが鬼のように面倒(議会を通すとか)なことから廃棄も容易ではない。
さらに、おかしなことを言うようだが廃棄が決まったものは
「必ず廃棄されなければならない」のが鉄則だ。つまり、マニアにとってどんなに価値があるものであろうと、よっぽどの事情がない限りは流出することはまずありえない。(妙に詳しいな……)
したがって市場にまったく出て来ないため、幻のアニメ作品と呼ばれているのだ。
ただし、例外として、所有者が自治体じゃなかった場合はその限りではない。おそらく今回のフィルムもそのような代物だと考えられる。っていうかリンク先の画像を見ると、九州の映画会社の所有だったことがモロにわかるやないかいっ!(プライバシー大丈夫か)
※こちらは海外の紹介動画 この落札値から「教材アニメ」として普通に需要があったわけではなく、コレクターが争ったと見て間違いないだろう。当たり前の話だが「16mmフィルム」はそれを再生する機器がないと見ることすらできないのだが、16mm映写機は現在、製造されておらず、マニア専門店のようなところで高値で取引されているのが現状だ。
おそらく、自治体が所有している16mmフィルムの運命は明るくはない。もうひとつの幻アニメ「スーパーマリオの交通安全」は現在でも多くの自治体が所有していることがわかっているが……
※Google検索結果 現状を考えると、それらは
廃棄されるの待つのみの状態なのは明らかなのだ。なんなら、もう廃棄され始めているかもしれない。レトロゲーム界隈では保存運動が起こっているが、16mmフィルム界隈にもそのような動きはあるのだろうか……
何はともあれ、スーパーマリオマニアにせよ、16mmフィルムマニアにせよ、今回、コレクターに確保されたことはGood Job!だったと言えるだろう。
| | これを期に バンバン流出したりして(笑) |
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