3月10日は「さどの日」。日付の語呂合わせから、佐渡観光協会が制定しました。観光キャンペーンも開催されているようです。
過去のできごとで気になったのは、カシオ計算機の「QV-10」発売(1995年)。それまで一部業務用としてのみ使われていたデジタルカメラに液晶画面を搭載し、一般向けの製品として初めて発売しました。撮影したその場で写真が確認できることや、回転式のレンズ部による自由なアングルでの撮影が可能なこと、そして6万円台という価格の安さから人気となりました。今あるデジカメ、とくにコンデジの元祖となる製品です。センサーはCCDで25万画素、2MBのフラッシュメモリーを内蔵していました。ちなみに、国立科学博物館が認定する重要科学技術史資料(未来技術遺産)として認定されています。
もうひとつ気になったのは、NECの「LifeTouch NOTE」発売(2011年)。キーボード搭載のクラムシェル型Android端末で、7インチ液晶を搭載し、SoCにはTegra 250を採用していました。外見から「モバイルギア」を連想した人も多かったのでは。この頃はソフトキーボード、とくにフリック入力が定番となっていたこともあって物理キーボードの魅力は減少していましたが、普段PCを使っている人であればキーボードの方が使いやすく感じるのも事実。ガジェット好きの間で最近話題の「Gemini PDA」の例もありますし、モバイルギアとかLifeTouch NOTEとかの復活にも期待したいところです。
去年の今日から気になる記事をピックアップ
・
3か月未使用な「死蔵アプリ」率は6割、駆動時間にも悪影響――調査企業がアンケート結果を報告インストールはしてあるものの使っていないアプリは6割もある、という話題です。スマホには平均して約75個のアプリがされており、そのうち3ヶ月以上利用がないアプリが約60%という、驚きのアンケート調査結果が発表されました。同じ用途のアプリを複数インストールし、どれが使いやすいか試したけど、その後アンインストールしていない......なんてこともありますよね。電池のもちが悪くなったり、空き容量を食いつぶしていたりしますので、不要なものはアンインストールするよう心がけましょう。一番不要なのは、最初から入っている消せないアプリだったりもしますが。