男の娘(♀)「……あれ、どこに行くの。おはよう。待ってよ。」
男の娘「でもね、ボクは許してあげるよ。だってキミの親友だもんね。親友はね、なんだって許してあげるんだよ。知ってた?」
男の娘「でも、キミはボクのことを親友なんて思ってないのかな。……ねぇ、こっちを見てよ。いつまで逃げてるの?」
男の娘「ボク、もう親友じゃイヤだって言ったでしょ。ボクはキミと恋人になりたいんだ。前から何度も言ってるよね。」
男の娘「それなのにキミはいつも答えから逃げて、今日だってボクを避けようとしたのはそういうことだろ?」
男の娘「ねぇ、なんでボクじゃ駄目なの。こっち向いてよ。なんでボクは駄目なの?ボクが男だから?そんなの関係ないよね、だってそこら辺の女よりボクの方がずっと可愛いもん。」
男の娘「前に話さなかったっけ。ボクこの前街を歩いてたらスカウトされちゃったんだよ。大手の芸能事務所、絶対キミも聞いたことあるところ。」
男の娘「男のボクが、女としてスカウトされたの。女の子の服装していただけなのに。ね、笑っちゃうよね。でもそうなんだよ。ボクはそれだけ可愛いってこと。」
男の娘「それとも、アレなのかな。○○はボクのことを男だからって突き放すような差別主義者だったのかな。ふふ、駄目だよそういうの。
LGBTへの理解を示そうって言ってるじゃない。ボクは同性愛者なのか性同一性障害なのかは知らないけど、ボクがキミを愛してるってことに嘘偽りはないよ。本当だよ。」
男の娘「これだけ喋っているのにどうしてキミはボクを無視するの?ボクのこと邪魔?ボクに消えて欲しい?ボクを殺したい?
ねぇ、キミにとってボクってなんなの?ボクはどうすればキミに愛してもらえるの?ボクとキミが結ばれるために、ボクはいったい何をすればいいの?」
男の娘「どんなことだってやるよ。ボク、○○のためなら何だってする。試しに言ってみてよ。それでボクがキミのものになれるんなら、犯罪だってなんだって、たとえ放火だろうが殺人だろうが、キミが望むならなんだってしてあげる。」
男の娘「ねぇどうしてボクの方を向いてくれないの?ボクはこうしてずっと喋ってるんだよ?聞いてよ。ボクはこんなにキミのことが好きなのにどうしてキミはボクのことを認めてくれなきの?
ねえなんとか答えなよ。答えろよ。この差別主義者。ボクのこと馬鹿にしてるのか。ボクのこと、気持ち悪いとか思ってるんだろ。」
男の娘「…………遅刻?……ああ、そうだった。はやく行かなきゃね。あ、そうだ。どうせなら手繋いで行こっか。えへへ。」
男の娘「ちょっと、どこ行くの。待ってよ。逃げないで。ボクお弁当作ってきたんだよ。キミの好物ばっかりのやつ。早起きして作ったんだ。食べてよ。それで美味しいよって褒めて欲しいな。」
男の娘「いいの?今逃げたらもっと酷いよ。周り見てみてよ。みんなボクたちのこと見てる。こんななかでキミがボクから逃げたらどう思われるのかな。またからかわれるよ。ボクのことでまたキミに不利益が生まれる。いいのかな?」
男の娘「……ふふ。うん、どうぞ座って座ってっ。えへへ、もう少しくっついてもいいかな。授業中、キミに会えなくてとっても寂しかったんだ。キミのことずっと考えてた。」
男の娘「駄目だよね。キミと出会ってからボクはどんどん成績を落としていってる。キミに夢中になればなるほど、ボクはどんどんおかしくなってる。責任、取ってくれるよね?なーんてね、うふふっ。」
男の娘「そんな重いこと言わないよ。ボクはキミの親友だから、キミにとってイヤなことは絶対にしない。約束するよ。なんなら指切りしよっか。ボクはキミを絶対に裏切らないよってここに誓うよ?」
男の娘「……そう。ま、いいけど。それよりさ、ボクの作ってきたお弁当、はやく食べようよ。キミのことを考えながら一生懸命作ったんだ。全部手作りなんだよ。もっとキミにボクの気持ちを知って欲しくて頑張っちゃった。」
男の娘「料理は体を作るんだよ。だから、ボクの作った料理をキミが食べたら、キミの体はどんどんボクに染まっていく。ボクに染まり着れば、キミはきっとボクのものになる。」
男の娘「そう考えたら頑張るしかないよね。えへへ。……ん、なに照れてるの?みんなに見られてるから?もう、そんなこと気にしないでよ。今はキミとボクだけの時間なんだから。ボクのことだけ見ていてよ。親友でしょ?」
男の娘「それに、見せびらかしちゃえばいいじゃない。キミとボクがこんなに仲良しだってことをみんなが知れば、きっとボクらのこと応援してくれるよ。今は好機の目で見られていても、きっとそのうちボクらの味方になってくれるって。」
男の娘「だから○○はなにも気にしなくていいの。ボクのことだけ考えて。ボクのことにだけ集中して。ボクを見て。ボクのものになってよ。ねぇ。ねぇ。」
男の娘「……おっと、いけないいけない。はやくしないとお昼の時間が終わっちゃうよね。そうしたらまた離れ離れになっちゃう。そんなのイヤだけど、ルールだから仕方ないよね。ねぇ、来年は同じクラスになれるといいよね。○○もそう思うでしょ?」
男の娘「それじゃ、口開けて。あーんしてあげる。……ふふ、もう。まだ照れてるの?いいんだよ、気にしなくて。ボクらのラブラブしてるとこ、みんなに見せてあげようよ。ねぇ、はやく口開けてってば。怒るよ?」
男の娘「はい、あーん。……どう、かな?一応、レシピ通りに作ってみたんだけど…。お、美味しくなかったかなっ?どうしよう……すぐ吐き出してねっ!キミの口に合わないものだったら、ボク……ボクは……」
男の娘「……え…!ほ、ほんとっ?やったっ、えへへへっ。嬉しいなぁ。頑張って作ったかいがあったよ。えへへっ、うふふふふっ。あーっ、すっごく嬉しい…。」
男の娘「ねっ、こっちのコロッケも食べてみてよっ。○○、コロッケ好きだもんねっ。実はこれ結構自信作なんだぁ。ね、はやくはやくっ。はいっ、あーんっ。」
これくらい終わってた方がいいよねきっと
え、だって重いし怖いじゃん
表情ほとんど変わらなそうだし距離感めちゃくちゃ近そうだし
詰め寄るときなんてもう顔くっつくくらいしてきそうだし
汗も女の子の匂いがするといい
よくないんだ
それじゃあ駄目なんだよ
男の娘である以上きちんと“男”であってもらう
距離感近くてもいいだろいい匂いするんだから!
天才か?
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コメント一覧
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- 2018年03月20日 14:31
- ずいぶん勉強したな……
まるで男の娘博士だ
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- 2018年03月20日 14:50
- どうよの男の娘スレは2年ぶりくらいか
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- 2018年03月20日 14:55
- 正直、可愛ければ付いてても問題ないよね
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- 2018年03月20日 15:08
- ちん◯んがついている…………それでも、それでもと……!
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- 2018年03月20日 15:23
- 最高!この子の尻ガン掘りしたい
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- 2018年03月20日 15:34
- せいどういつせいしょうがいのホモ……?
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- 2018年03月20日 15:50
- いや、あのな。男の娘(♀)ってのは矛盾塊かなにかかい?
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- 2018年03月20日 16:11
- かわいいやん
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- 2018年03月20日 16:29
- ホモを気取る
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- 2018年03月20日 16:42
- 男の娘なのに♀ってこれもうわかんねぇな
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- 2018年03月20日 17:19
- 男の娘は概念なんだよなぁ
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- 2018年03月20日 17:21
- 俺、もうホモでいいや
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- 2018年03月20日 17:22
- ちん◯んがついているこの子の尻ガン掘りしたい
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- 2018年03月20日 17:30
- 可愛い男の娘に授乳手コキさせてもらいたい
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- 2018年03月20日 17:34
- ホモは人間じゃない。
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- 2018年03月20日 17:37
- どっちやねん
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- 2018年03月20日 17:44
- ムスメ
男の娘(♀)
日本語は奥が深いデース!
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- 2018年03月20日 18:01
- 男の娘(♂(♀))
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- 2018年03月20日 18:38
- 今回の♀はおかしいだろ
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- 2018年03月20日 18:49
- 男の娘ってもうその単語の中に(♀)要素入ってるのに更につけたらわけわかめになるだろうが
でも内容は良かった
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- 2018年03月20日 19:23
- 男の娘はホモではないしなぁ
田亀漫画と一緒くたにしたらそれこそ田亀漫画に対する侮辱な気が
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- 2018年03月20日 19:48
- >>5が読めないメクラだらけでワラタ
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- 2018年03月20日 19:56
- そんで続きは?
はーつっかえ
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- 2018年03月20日 20:10
- 女装ショタが好きな野郎はホモかもしれないけど
我々男の娘(♀)好きは決してホモじゃないんだよ
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- 2018年03月20日 20:34
- 髪型とかどんな感じなんだろう
ショート?ロング?
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