『週刊少年ジャンプ』連載、「ぼくたちは勉強ができない」の問55
あしゅみー先輩から「後輩 愛してる」と言われて照れる唯我。実はこれ、高校生で人気らしい「愛してるゲーム」をしてるところ。本当にそんなのあるの？　と思って調べたら事実でした。どうやら去年の春あたりから人気になってたようですよ。
メイド喫茶ではこれを導入して先輩は常勝無敗で丸儲け。参加費2000円とはいえ好きなメイドから「愛してる」と言われりゃ悔いはないよねー。

これが一ノ瀬学園にも飛び火して唯我と緒方さんがやることに。そもそもゲームに勝ちたいから文系を目指す緒方さん、ゲームとあらば黙っておけないようだ。大丈夫、ただ言語を言い合えばいいゲームだと頭ではわかってます。わかってますけど…

いざ、唯我を目の前にして「愛してる」と言えないんだなぁ。これがこのゲームのキモでしょう。次なるは古橋さん。この子は唯我に対し恋愛感情を抱いてないので緒方さんのようにはなりません。

ならないけれど、この二人を前にして唯我のことを「愛してる」と言えるわけがないじゃないですか！
不戦敗というかギブアップの格好で、唯我の連勝となりました。連勝したので今度は唯我が「愛してる」言う側。更に負けたら罰ゲームとの条件付きで挑むのは うるか！　唯我から「愛してる」と合法的に言われるのだから挑まない理由が無い。その嬉しさからすれば罰ゲームなど怖くないというわけだ。
さぁ私に「愛してる」と期待する うるかですが──

このヘタレ野郎！　恥ずかしくて言い出せないでやんの。これには うるかも不満にならずにいられないようだ。こうして罰ゲームは唯我に科せられ、次に教室に入って来た人に「愛してるゲーム」をやってもらうことに。ではいったい誰が入って来るんだと期待して待っていたら…桐須先生！
真面目な唯我は素直に実行し、放課後の生徒指導室行きを宣告されるのでした…

「愛してるゲーム」を実行したとの説明受け、納得の先生。でも教師と生徒という間柄である以上、そのような言葉はありえないと説明するのでした。でもさ、実際のところ教師と生徒との結婚はあるわけで、必ずしもソレは当てはまらないと思うな。

では今後、先生の部屋の掃除はしなくてもいいよね？　とする唯我に先生は「別の話よ」と話をはぐらかすのでありましたー。えーと、これを「逆境ナイン」風に端的に説明すると
それはそれ!! これはこれ!!　ってことですね。

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