ゴリラと言えば、長い両腕を地面に突きながら、ノッシノッシと歩くイメージがある。

だが、米国フィラデルフィア動物園にいる雄ゴリラ、ルイス君の場合は違う。彼（？）の颯爽とした歩きを映した動画が最近公開され、海外メディアで話題になっている。

■動物園がFacebookとツイッターで公開

その動画は、2週間ほど前にフィラデルフィア動物園がFacebookとツイッターで公開したもの。

体重200キロを超える18歳の雄ゴリラ・ルイス君が、背筋を伸ばし、両腕を振ってシャキシャキ歩いている。

きれい好きで地面に手を突けないらしい

こんな歩き方をするゴリラは、専門家が見ても珍しいらしい。

フィラデルフィア動物園でゴリラを管理しているキュレーターのMichael Sternさんは、メディアの取材を受けて「極めて稀なこと」と言っている。

ルイス君はニシローランドゴリラという種類で、野生では主に低地の湿地に生息している。沼地などに入るときには動画に写っているような歩き方をするが、乾燥した平地でこのような歩きをするのは珍しいそうだ。

動物園のスタッフたちは、ルイス君は「潔癖症だから地面に手を突きたくないのでは」と言っている。

動物園にはニシローランドゴリラの仲間が他にもいる。仲間たちは、人工の沼に入って遊ぶが、ルイス君は汚れるのを嫌って入らないそうだ。また、食べ物を持っている時や、地面が濡れてぬかるみになっている時も、ルイス君は両手に泥がつかないように2本足で歩くという。

Facebookに公開された動画はこれまでに150,000回、ツイッターに公開されたものは18万回視聴されている。

2018年3月21日 13時0分 IRORIO
http://news.livedoor.com/article/detail/14466149/

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