【歴史/暗号技術】ナチスの暗号機「エニグマ」誕生から100年--解読までの道のり
2018年03月23日:16:07
- カテゴリ:サイエンス
ナチスドイツが第二次世界大戦中に使用した暗号機「Enigma(エニグマ)」はコンピュータ(計算機)ではなかったが、それで生成される暗号は非常に進んだものであったことから、暗号を解読するためには専用の解読機を開発する必要があった。
米CNETがその仕組みに迫った。
タイプライターのようにも見えるその黒い金属の機械は木製の箱に収まっていた。
それは古道具屋に並ぶへんてこな品のようにも見えた。しかし、木箱に彫り込まれた黒い楕円形のロゴが、それが単なる古道具ではないことを示していた。
「Enigma」とそのロゴには書かれていた。
この機械がナチスドイツの使っていた暗号機であることをそのロゴが示していた。
Enigmaは、第二次世界大戦中にドイツ軍が無線を使ってやり取りするメッセージを暗号化するために使われていた。
(以下略)
続きはURL先で
cnet_japan
https://japan.cnet.com/article/35115908/
画像:Mark Baldwin氏による暗号生成のデモ。文字が別の文字に置き換えられる。
画像:ある特定の暗号に対して、天文学的な数の解法が考えられる。
画像:米海軍が暗号解読に用いたBombe。
画像:英国のブレッチリーパークで、暗号解読の拠点となった施設。
引用元: ・【歴史/暗号技術】ナチスの暗号機「エニグマ」誕生から100年--解読までの道のり[03/21]
お前らのスマホの方が高性能
ドリーム って初期のマーキュリー計画の頃のNASAのお話を拾った映画があったけど、 既に当時、フォートランというコンピュータ言語で駆動するタイプの汎用機をNASAは所有していた。けど、当初はそこに物理計算式を入れて必要な計算を考える人が少なかった。
それでそれまでパートとして一部分の仕様しか渡していなかった有色人種の計算職を、NASAの常勤にしてそれでやっとロシアに追いつき、月まで行くまでの軌道や必要な機材のスペックを検討することができるようになったそうだ。
映画では、有色人種差別に焦点を当ててるけど、NASAが有色人種に限られた職権しか与えないまま、末端の作業を委ねてた体制から、ロシアに有人飛行を先んじられた経緯とかもあって、実際にモノ作ること、設計すること、テストすることなどの経緯が描いてあって、理系のお話としても面白かったよ。
という映画を観て
アラン・チューリングはコンピュータの元祖を作った――とおもってたが
そうではない――ということか
暗号解読のように、タネと方程式を与えれば順々に計算をしていく機械の構想を考えた。
ノイマンも順々の作業をしていくコンピュータを構想したけれど、実際にお仕事で毎日のように同じような文字の当てはめをやってたチューリングの方が具体的な構想を持っていたとされる。
ノイマンは計算機の構想と、既にあったオルゴールやパンチカード(ジャガード織機のような)の実装を組み合わせて順序計算のコンピュータを設計した。
戦争がなければ、チューリングの構想も早々に大々的に発表されて、これこそ元祖とかストレートに言われてたかもしれないね。
日本海軍の「暗号書D」は数ヶ月毎に更新されたが、数式パターンが同じだった為に、1度数式パターンを見破られると米軍に全て筒抜けだった。
一方で、日本陸軍の暗号は「ワンタイムパット方式」と呼ばれる使い捨ての暗号書を使用してランダムな数式暗号を常に更新していた。
その為、たびたび日本陸軍が撤退時に遺棄した暗号書が連合軍に捕獲されたときのみ解読され、暗号書が更新されると再び解読不能になり、終戦まで解読されることはなかった。
ランダムな数式パターンを使用し、常に更新されるという点ではエニグマ暗号も日本陸軍の暗号方式は同じだが、暗号書を更新するたびに配布していた日本陸軍よりは
エニグマ暗号機を使用したドイツ軍の方が効率的だし、部隊ごとに暗号パターンを変更していた点から見ても機密保持が有効だっだろうな。
陸軍の暗号は優秀
米軍の暗号解読に対抗できた
コードブックとワンタイムパッドの複合方式で、ランダムな文字列に変換する数学的手法では対抗できず、戦争末期にコードブックを奪うまで解読不能が続いた
日本が使ってた和文なんとか式暗号機は
エニグマの改良型で、ローター数とか増やしてるから
エニグマより解読大変
んでも、アメリカにはチューリングと並ぶ信号処理の大家、フォンノイマンがいて(ry
日本は大昔から、
他者の発明を延長線上で改良するのは得意だったってこと。
使ってる日本軍ですら解読が大変だったらしいね
堀栄三情報参謀の本によるとやたらと同音異義語が多いせいで
戦闘が先頭とか意味不明な解読文が頻繁に上がってきたらしい
そのせいで日本語では戦争はできんとかまで言っていたような
97式欧文印字機については
アメリカ軍も完全な形での接収が出来なかったと言われるしねぇ
ドイツのゲハイムシュライバー機(エニグマ改)同等以上らしいってのが断片的に解ってるだけ…
大和田通信所とか仁村海軍少将のトコとかで何やってたのかも
あまり公開されてないからなぁ
ま、そこら辺はイギリスだってコロッサス公開も最近っちゃ最近だし
あまり変わらないけど
陸軍じゃなくて海軍の話だけど山本長官が撃墜されて戦死した時に暗号がすっかり解読されてたのは有名な話だけど
坂井三郎元中尉の本アメリカ人相手にこの事件に話が及んだ時に
どうやったのかと質問したら指をクイッとカギのかたちに形に曲げて見せて
暗号機の設計図を戦争前に真昼間に海軍の制服を着たスパイが堂々と海軍省から盗み出したと暗示したそうな
このスレ見てエニグマ関連の本がうち何冊かあったなとあさってみたらこんなのがほこりをかぶっていた
暗号攻防史 ルドルフ キッペンハーン
暗号解読 サイモン シン
フェルマーの最終定理の著者
んでサスペンス小説だけど
暗号機エニグマへの挑戦 ロバート ハリス
チューリングもちゃんと出てきます
22で書いた 映画 エニグマの原作本 興味のある方参考までに
後、阿川弘之が戦争中に暗号関係の職についてたせいで作品中で暗号に言及してたりする
>これはブレッチリーパークでの取り組みに関与したほかのすべての人にも当てはまる。
>そして、解読者が作成した書類はすべて処分された。
> 英国と米国がEnigmaで暗号化されたメッセージを繰り返し解読していたことは、
>1970年代になるまであまり知られていなかった。
これはつまり、
戦後も他国に使わせ傍受して解読するために秘密にしておく必要があったってことさ。
しかしそれでは余りにチューリングが可哀そうじゃないか。
それで、事実を知るアメリカ人?がチューリングの名を冠する賞を創設したのさ。
チューリングのエニグマ解読の功績が知られたのは賞創設からだいぶ経ってのことだ。
現在一般的に使われているあらゆる暗号手法も
実はとっくに解読されているかもしれないよね。
戦略上、明らかにされていないだけで。
TrueCryptは俺も愛用していたが、
アメリカの当局が解読できずに、開発者に圧力がかかって更新が止まったらしい。
WikiLeaksのスノーデンも使ってたらしい。
逆に言うと、それ以外のメジャーな暗号ソフトは解けるってことかもしれない。
名誉を剥奪されたんだよね
ナチスよりも同性愛の方が悪とされた
時代の犠牲者だ
> 「Bombeは2+2の足し算さえできない」とBaldwin氏は答えた。
>
> そうだとしたら、そんなものがコンピュータである理由はない。
これが根拠ならその主張はおかしい。
ようにする方が重要だからな(解読したことが相手にバレると
暗号を変えられてしまい、また1からやり直しになる)
ある都市が爆撃されることが分かっていたが、暗号解読が
バレないよう、迎撃機を出さずに見殺しにしたとかある
日本もアイヌ語とかで乱数化してれば山本長官は撃墜されなかったかも知れん
それじゃ ウィンドト-カーズの日本版だけど
アメリカの場合飛行機のことをナバホ語で鳥に変えたりしてしてたはず
まぁイメージ的にだけど
アイヌ語で大砲やら弾薬なんかをどう伝えるんだか
だが凡人には理解されなかった
当時のイギリスではホモは犯罪だったわけだが
違う、戦時中の功績は軍事機密だったので公にされなかったが、機密が解除される前に同性愛が発覚して有罪になり、自殺してしまった
世間が彼の功績を知った時には既に故人となっていた
彼が最期に毒入りリンゴをかじったそうだが
かじられたリンゴに同性愛のレインボーカラー
といえば・・・
アメリカはナバホ族つかったコードトーカー、イギリスとかロシアってどうしてたんだろ?
結局機械式暗号は機械の性能があがれば説かれちゃうという時点でダメだよね。
アラン・チューリングの映画はとてもよくできてた
エニグマは、
二進法のコンピュータと同等かそれ以上だろ
2対のエニグマで暗号作成と解読とか
情報集積でパターンが出てきてしまう
嘘つくな
ていうかエニグマがその原型なんだろ
使ってるだろうな、西側でRSAが発案、発明され規格化された時点でロシアは存在しなかった。
ソ連崩壊後ロシアが成立した頃には使い始めてたろうね。
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コメント
米国のスパイの話で、
「横須賀線の2等車(だったかな?)に乗ると、当日の会議で
話された内容を全部聞く事が出来た」
とか言う話だった。
過去の世界にもレベルの違う天才は居るとつくづく思う。
何故に人間は脳をほぼ百パーセント使わずに居るのだろう?
使わないならば脳はもう少し小さくても事足りると言う感じだが。
津軽弁でもいけるな
なお日系アメリカ人「懐かしい響きだなぁ」
どんなに暗号が優秀でも、呉の華街で「次はミッドウェイてとこなんですって」って聞かれちゃった話があるくらいらしいからね。
今も変わらないよ情報流出防止に躍起になって対策講じてるように見えて、やってる事は大した情報でもないのを漏らした末端を処分してやってる気分になってるだけなんだから。
肝心な事は偉いさんの軽い口からダダ漏れだってのに。
「マズウチサアオクジョウアンダケド」(焼き払い焦土と化せ)
「サッー」(薬物で昏眠させよ)
「ハッキリワカンダネ」(非常に白くなっている)