【モバマス】佐城雪美「お花見……しよーよ……」白菊ほたる「はい」
雪美「雨……にも、負けず……」
ほたる「ごめんね……私が折り畳み傘を通りすがりのラマに持ってかれたばっかりに、雨降っちゃって……」
雪美「ほたるのせいじゃ、ない……よしよし……」
ほたる「うん……不幸にも負けずに頑張るね……」
雪美「それはそれとして……お花見……」
ほたる「どうしてもやりたいんだね……あっそうだ」
雪美「……なにこれ」
ほたる「私が毎日頑張ってお水あげてる、幸運の木だよ。えへへ、そこそこ大きくなったし……これをテーブルの中心に置いて……」
雪美「……………………」
ほたる「私達はソファーに座ろう。おいでー」
雪美「…………」とことことこぼふっ
雪美「……悪くない……なかなか……」
ほたる「雪美ちゃんも、抱っこしてて暖かい……」
雪美「…………」
ほたる「…………」
ほたる「…………」
雪美「…………ストイッククラブ……?」
ほたる「えっ……何それ?」
雪美「違う……こんなのお花見じゃない……」
ほたる「お花見てるよ……?」
雪美「お花見には……お団子……お団子が必要……」
ほたる「あっ、そっかぁ。お団子かぁ……冷蔵庫見てくるね」
雪美「違う……それじゃあ……飲み会…………、お団子……お団子……」
ほたる「燻製たまごもあったから……これでなんとか……」
雪美「……お団子じゃない……」
ほたる「そっかぁ……コンビニ行こうにも傘がないし……」
ほたる「あっ、みちるさん。おはようございます」
雪美「みちる……今日もいい匂い……」
みちる「いやぁーお二人は運がいいですよ! なんとこんなところに!! 私が雨から死守してきたパンがあります!!」
ほたる「わぁー……美味しそう……!」
みちる「そんなこともあろうかと!! 笹団子パンとか三色団子パンとか! たまたま入ってます!!!」
雪美「みちる……最高……ブラボー……、エクセレント…………」
ほたる「へー、そんなパンもあるんですね……」
みちる「信玄餅入れたパンだってありますよ! パンって奥が深いですね!! フゴフゴ」
雪美「みちる……超クール……、よって、これ…………あげる」
みちる「なんですかこれ? ”お花見招待状”?」
ほたる「よかったら、みちるさんも一緒にお花見しませんか?」
みちる「お花見ですか! いいですね! パンが進みます!」
雪美「……」
ほたる「…………」
みちる「フゴフゴ」
雪美「………………」
ほたる「…………………………」
みちる「フゴフゴ」
ほたる「葬式だなんて、縁起の悪い……」
みちる「見事な幸運の木だと思いますよ!! パンを思わせる肌が特に健康的でイイ!」
ほたる「うーん、それもそうだね。ちょっと殺風景だね……」
みちる「クリスマス飾りでもぶら下げます?」
ほたる「そういえば、プロデューサーさんがルーム片付けないから、まだクリスマスツリーあるんですよね……もうすぐ春なのに」
輝子「ちょっと……いいかい……」
ほたる「わっ……乃々さんに輝子さん、机の下にいたんですね。おはようございます」
みちる「駆け付け一パンどうぞ!」
乃々「あ、ごちそうさまです……あの、もしよかったら、キノコさんの……」
輝子「むごむご……あ、美味しいな、これ……」
輝子「ありがと……え、えっと、ね……もし、もしだよ……よければ……この……スエヒロタケくんも……お、お花見に加えてやって……くれない……かな……」
雪美「キノコ……」
ほたる「わぁー、立派なキノコですね……いいんですか? 机の下から出しちゃって……」
輝子「し、食用じゃ……ない、から、ね……観葉植物みたいな、アレだから……フヒ」
ほたる「ありがとうございます。あ、そっち持ちます……ゆっくりテーブルに……」
雪美「……」
乃々「…………」
輝子「………………」
ほたる「……………………」
ほたる「盛り上がり……? 歌とか?」
輝子「う、歌うのか……? 何を……?」
乃々「お花見といえば……演歌……?」
みちる「村上巴ちゃんのソロ曲楽しみですね!! 4月4日の発売ですよ!!」
ほたる「踊りましょうか? 何か曲でも……」
輝子「い、いいね……これも何かの縁ってことで……フヒ」
みちる「インド映画リスペクトでキノコと幸運の木背後に踊っちゃいましょう!」
雪美「いいアイデア……机、退かすね……」
乃々「アイドルっぽいことするんですね……センターはお任せします……」
みちる「いやぁーお腹空きました! いい運動でした!」
乃々「あうぅ……へとへとですけど……」
輝子「ヒャッハァー! ありがとう幸運の木ィ! スエヒロタケくゥん!」
雪美「……………………楽しかった……やっぱりお花見は、良い……」
おしまい
夕美「この時期はねっ、杏ちゃんが開花する時期なんだよっ」
杏「この名前のせいでやたらと絡まされてわりといい思い出ないんだよねーアプリコット」
夕美「プロデューサーさんは花言葉の”誘惑”とか”慎み深さ”に『確かに慎み深い誘惑ボディしてるぜ』ってコメントを」
杏「奴がロリコンだったと思い出してすごく貞操の危機感じてる」
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