622 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:03/04/30 02:58 ID:mc7jX50V
私の友達の話。
数年前、上京して大学に通う私んちに、その子が遊びに来た時のこと。
池袋のパルコで買い物して、そろそろ出ようかとエスカレーターに
向かうと、目が不自由な人が。
ただ邪魔にならないようにその場を空けた私だったけど、友達は
そっとその人に近づくと「お手伝いすることありますかー?」と、明るく声を掛けた。
「上に行きたい」とその人が言うと、彼女はまた明るい声で「じゃ、手をとりますね」
って言って杖持ってない腕のほうにそっと手を掛けた。
私達がいたのは、下りのエスカレーター前。だから、ぐるりと回って上りのほうへ
ゆっくりゆっくり歩いていった。
その間も、何かと「早いですか?」とか声かけながら。
上りのエスカレーターについて、その人と別れた。何度も「ありがとう」って言ってた。
「ごめんね、待たせて」って、彼女言ったけど、私は正直、びっくりしてた。
「すごいねー」って言う私に、「いや、なんとなく」ってちょっと照れたように言った彼女。
彼女と友達で、ほんとよかった。
私の友達の話。
数年前、上京して大学に通う私んちに、その子が遊びに来た時のこと。
池袋のパルコで買い物して、そろそろ出ようかとエスカレーターに
向かうと、目が不自由な人が。
ただ邪魔にならないようにその場を空けた私だったけど、友達は
そっとその人に近づくと「お手伝いすることありますかー?」と、明るく声を掛けた。
「上に行きたい」とその人が言うと、彼女はまた明るい声で「じゃ、手をとりますね」
って言って杖持ってない腕のほうにそっと手を掛けた。
私達がいたのは、下りのエスカレーター前。だから、ぐるりと回って上りのほうへ
ゆっくりゆっくり歩いていった。
その間も、何かと「早いですか?」とか声かけながら。
上りのエスカレーターについて、その人と別れた。何度も「ありがとう」って言ってた。
「ごめんね、待たせて」って、彼女言ったけど、私は正直、びっくりしてた。
「すごいねー」って言う私に、「いや、なんとなく」ってちょっと照れたように言った彼女。
彼女と友達で、ほんとよかった。