9798887ある小学6年生の女子児童のケースを見てみよう。自分の誕生日をクラスメートが祝ってくれるという話が持ち上がり、彼女はその会場となった友人の家に、目いっぱいおしゃれをして向かった。実は彼女は・・



小6女子たちの"悪夢のいじめパーティー"


実は彼女は、この友人グループ内ではいわゆる「いじられキャラ」扱いをされており、貸した物を返してもらえなかったり、グループ内で自分だけ外された別のグループが作られていたりすることに苦痛を感じていた。

だからこそ、友人たちが誕生日を祝ってくれることがうれしかった。前日の日記には、祝ってもらうことの喜びや、普段は冷たい友人たちをほめたたえる言葉が踊っていた。

ところが、用意されたバースデーケーキのろうそくの火を吹き消したとたん、彼女は両脇にいた2人の女の子に後頭部を捕まれ、思い切りケーキに顔面を押し付けられた。顔はケーキまみれ、襟(えり)口なども生クリームなどでベトベトだ。何が起きたかわからずに顔を上げると、他の子たちはスマートフォンで何枚も彼女の写真を撮っていた。その場にいた全員が大爆笑しながら、写真をいろいろなLINEグループに送り始めた。


●給食に髪、靴に画びょう…2組で女児いじめ競う



「やめて!」。そう抗議する彼女を、他の子供たりはむしろ攻め立てた。せっかくあなたがウケを取れるよう、ケーキを1つダメにしてまでみんなでお膳立てして「あげた」のに、怒ったり泣いたりするのはおかしい、と。

とっさにうまく反論できなかったものの、それでもこの場にいることが何より苦痛だと感じた彼女は、そこから逃げるように駆け出した。走りながら、「良かったね」と優しく送り出してくれた母の顔を思い出し、このまま帰ったら母を悲しませると思った。自然と、その足は家路ではない方へ向かった。

公園のトイレで顔を洗い、そのまま向かった先は、小学校低学年まで住んでいた団地だった。このままあそこから飛び降りたら、自分がどんなに苦しかったか、あの子たちにわからせることができるかもしれない。そんな思いと、母の笑顔が、彼女の頭の中で交錯した・・

●詳細はソース


●小学校での“いじめ”過去最多 低学年で大幅増加















●小6女児自殺で審議会 いじめとの関連性認める