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『ニンテンドースイッチにバーチャルコンソールが実現しないのは複合的な要因があるのではないか?としたコラム記事』が掲載中。 - [ゲーム]任天堂関連記事

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『ニンテンドースイッチにバーチャルコンソールが実現しないのは複合的な要因があるのではないか?としたコラム記事』が掲載中。



ニンテンドースイッチにバーチャルコンソールが実現しないのは複合的な要因があるのではないか?としたコラム記事が掲載中。まず、目先ではオンライン有料化の無料ファミコンゲームがあり、それ以外にも別の原因が考えられますね。


任天堂がバーチャルコンソールという概念を生みだして、そして展開を始めたのはwii時代に始まり、ファミコン、スーファミ、メガドライブ、PCエンジン、MSX、アーケードと多種多様に及び、着実に人気に結び付けていった中で、wiiUにも引き継がれて、展開され続けたものの、ニンテンドースイッチの時代に入ると、その流れが止まってしまいます。

発売されてから1年が経過しても動きは無く、その原因を探ると、まず、任天堂がいままで無料でプレイ出来ていたオンラインが9月に正式に有料化が決まったことによって、その毎月のプレゼントソフトというものが定められて、そこでファミコンソフト2本が提供されるとアナウンスがあったので、それがまず因果関係として浮上すると思います。

バーチャルコンソールは膨大なライブラリーになっていて、それを好きな作品だけ500円という価格設定で購入できたものが限定的ながら無料で手に入るということへの抵抗感と、そして、展開させてしまうと、無料ソフトのありがたみが薄れるといった要因が考えられます。第二に、海外で特に活発化しているインディーゲームの存在も無視出来ない動きといえそうで、これら作品の勢いと人気に水をさすのを防ぐ狙いがあると思います。

値段も安く、手ごろに購入出来るこうしたオリジナルインディーゲーを全面的にバックアップをしている任天堂にとっても、スイッチに対して、メリットとなるのはバーチャルコンソールの後押しか、インディーゲームの促進かと考えた場合、間違いなく後者に当たるものといえるので、それが足かせになって、展開できずにいるのではないかと考えます。

更に、バーチャルコンソールをスイッチで展開してしまったら、新作ソフトを遊ぶ時間を奪うことを意味しているので、それをスイッチでは防ぎたかったという狙いもありえそうで、どうしてもやりたい場合、聖剣伝説コレクションや、アーケードアーカイブスといった単体ソフトを買うという道しか現状は選択肢がないといった現実がありますね。

それも任天堂が主導に立っていない展開なので、そういう意味ではバーチャルコンソールが実現するのか?といった意味では、オンライン有料化によるファミコンゲーなどの無料ゲーム、インディーゲームのより一層の定着化と人気の継続、スイッチ作品の売れ行きが安定することなどが要因としてありそうで、ネットフリックスやニコニコ、カラオケなど、ゲーム以外の用途ではスイッチの展開も提携しているので、バーチャルコンソールだけが動きがないのは、複合的なそういう現実がスイッチにはあるからではないかと思います。そうなると、全ての意味で独り立ちしたときに初めて実現するかもしれず、それにはまだまだ時間と様子見が打開できないと難しいのではないかということなんでしょうね。



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