9807754まぎれもない大病院である順天堂医院、正確には順天堂大学医学部附属順天堂医院の関係者は、こうささやく。 「実はいまから半世紀ほど前、順天堂医院でも赤ちゃんの取り違え事故が起きていて、病院側はその事実を隠しているんです」・・



隠された「順天堂」新生児取り違え 父母は“生まれるはずのない血液型”めぐり離婚


「その方は東京都内にお住いの男性です。DNA検査の結果、育てられた親との間には親子の可能性が0%だと判定されて、たしか一昨年の初めだと思いましたが、順天堂医院に確認を求めてきたんです。調査の結果、病院側も取り違えがあったことを認めています」

病院側が認めたのに、一切公表されていないのはなぜなのか。そこに疑問が向かわざるをえないが、まずは、なぜいまごろになって取り違えの事実がわかったのか、という謎を、わかる範囲で解いておきたい。

「なんでもその男性は、生まれて半世紀近くも経ってから、おかあさんに“血がつながっていないかもしれない”と告げられたという話で、急いでDNA検査をしたところ、その通りの結果が出たんだそうです。ただ、以前から思い当たるフシはあったようです」(同)


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「男性と母親は顔も似ていなければ、性格も違っていて、ご両親の離婚も男性の血液型のせいだと、だれかに告げられたこともあったんだそうです。

男性のご両親は男性が小学生だか中学生のころに離婚しているのですが、原因は血液検査の結果、男性の血液型がご両親から生まれるはずのないものだとわかり、父親が母親の浮気を疑ったためだったという話でした。それ以後、母親の再婚相手や親戚から冷たくされるなど、男性はずいぶん苦労されたということでした」

「生まれた直後に、順天堂医院で取り違えられたことは間違いありませんが、では本当の親はだれで、本当の家族はいまどこで暮らしていて、それがどういう家なのか、一切知ることができていません」・・

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・50年前に新生児取り違えか 順天堂医院が謝罪(18/04/07)