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大炎上 | 真!!男塾 塾歌を作ってもらうため、鬼ヒゲは命を捨てる覚悟の座り込み
 

真!!男塾 塾歌を作ってもらうため、鬼ヒゲは命を捨てる覚悟の座り込み

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『週刊漫画ゴラク』連載、「真!!男塾」の第34話
時は昭和45年?の春。選抜高校野球で優勝チームが校歌を歌ってるのを見た鬼ヒゲは、思い出したかのように塾長のもとに駆け込んだ。常々何か足りないと思っていたけれど、我が塾には歌が無い。塾歌を作るべきとの提案をする。そこで名前を挙げたのが古賀彗星。日本のベートーベンと言われる大作曲家なので、誰もが一度は耳にしたハズ。
けれどかなり気難しい人物らしいし、最近では全く耳にしない。引退したかもしれないが、鬼ヒゲは命を賭けても退かない気持ちで本人に会いに行った。

が、古賀は気難しいを通り越して乱暴者だった! 玄関ブザーを鳴らしただけで蹴り飛ばすのだから。
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もちろん作曲を依頼したところで聞く耳を全く持ちません。もう作曲はしないと怒鳴りつけて引っ込んでしまいます。でもそれは承知の上の鬼ヒゲ。曲をいただくまではこの場を一歩も動かないと、座り込みを始めました。
そしてソレは三日三晩続きます。もちろんこの間は飲まず食わず。ドシャ降りの雨になってもそのままのものだから、古賀は根負けして作曲しなくなった理由を語り始めた。
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戦時中、自分の歌を唄いながら多くの人々が死んでいった。唱歌までが戦意高揚の軍歌として利用されたことを気に留めており、それを理由に作曲を止めたそうだ。
うーん、気持ちはわかりますが歌そのものに罪はありません。余談ですが童謡「汽車ポッポ」も元は兵隊を戦地に送る「兵隊さんの汽車」というタイトルで、歌詞も違ってたんだよねー。

そこに地響きが渡り、土砂崩れが家を襲う。ドシャ降りの雨によって地盤が緩んだのでしょう。って、この「漫画ゴラク」の発売時期が大分の土砂崩れとほぼ同じだったから驚いたよ。それでも作曲してくれるまで動こうとしない鬼ヒゲ。この頑固ぶりは"さすが教官"と言うべきだな。
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それを救ったのが男塾塾生たち! 素手で土砂崩れを止めるとは人間技じゃねーよ! これというのも先ほどまで「トゲ棒倒し」をしていた訓練の成果だとか。江田島は土の中から作曲に必要なオルガンを掘り出して「アンタにとって命だろ…!!」とニクイ一言。
ここまでされてしまっては断るのはもはや失礼というもの。自分の負けを認めて日本一の塾歌を作ると鬼ヒゲに告げるのでありました。
そして出来上がったのがあの校歌。そう、大威震八連制覇にて死んだ(と思われた)田沢と松尾への手向けとして唄われたアレです。
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