43 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:2001/05/06(日) 15:30
まだ純情だった10年前の想い出

愛犬信之助が病気で死んだ。
裏山に簡易に埋葬し、俺は悲しみにこらえつつTVゲームに興じていた。
その日の夕方、うたた寝から起きた親父が「信之助を抱いてスーパーに
行った夢を見た。そのとき信之助がチクワを指差したんだよな・・・」
とつぶやいた。
俺は号泣し、猛スピードで自転車でチクワを買いに出かけ信之助のお墓に埋めた。

その日の夜、友人からの電話があり、奴が奇妙な事を言った。
友人「犬の鳴き声が聞こえるぞ。近くにいるのか」
俺 「は?俺は聞こえないぞ。そもそもいないし」
友人「そうか?くーん、くーんって言ってるけど」

信之助がお礼を言ってくれたのだろうか・・・