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最近の車にはもう普通に搭載されている衝突被害軽減ブレーキ。皆さんご存知の通り、緊急時に運転者への警告やブレーキの補助操作などを行うシステムです。アメリカやヨーロッパなどでは衝突被害軽減ブレーキを全車に装備しようという流れになっていますね。そんな衝突被害軽減ブレーキの効果と正しい認識を今一度確認してみようということで、国土交通省自動車局審査・リコール課が啓発ビデオを制作し公開しています。
【国土交通省】衝突被害軽減ブレーキは万能ではありません!


過信は禁物!

様々な条件下でブレーキアシストがどのように動作するのか、実際に各種車両をつかって検証しています。これは勉強になりますねー。

動画解説欄には、
近年、衝突被害軽減ブレーキの普及が進んでいますが、同装置が正常に作動していても、走行時の周囲の環境によっては障害物を正しく認識できないことや、衝突を回避できないことがあります。
このため国土交通省では、衝突被害軽減ブレーキにより衝突回避が難しい状況について、不動作状況時の車両挙動等を実車の走行試験により確認し、衝突被害軽減ブレーキの使用上の注意点を解説した
啓発ビデオをホームページに公開しましたので、是非、御覧いただき、事故防止にお役立てください。 

衝突被害軽減ブレーキを正しく使用するための注意事項
1.衝突被害軽減ブレーキは完全に事故を防ぐことができません。
 運転者はシステムを決して過信せず細心の注意をはらって運転してください。
2.衝突被害軽減ブレーキの作動する条件は、自動車の取扱説明書に記載してありますので、車種毎に異なる作動条件を把握してください。
とありました。

慶応義塾大学の大前教授が語っている通り、車種ごとに異なる作動条件を把握すること、これが重要です。

[引用]
国土交通省自動車局審査・リコール課youtube公式アカウント