210 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:04/11/16 08:35:30 ID:9+zVMBP3
今から20年以上前、当時私は幼稚園児だった。大雪が降ったある日、母と私はとある駅にいた。
電車は雪の為動かなかった。
母は電話をかけたかったのか、10円玉がほしいと駅員さんに両替を頼んだが断られていた。
やむなく母はその駅にあったガムの自動販売機で当時60円の黄色いパッケージの
フルーツガムを買ってお金をくずしたんだ。
今思うと何て事ない話なんだけど、その時の私は両替を断られた母がとても可哀想に思えて、
そのフルーツガムを必要以上においしいね、おいしいねと言って食べた。
ほとんど雪が降らない地方だったので不安がっている母を励ましたつもりだったんだ。
あのガムがまだ売っているのかどうかは知らないけど、
あの味は忘れられないし、ふとその味を思い出すと何故だか切なくなる。
今から20年以上前、当時私は幼稚園児だった。大雪が降ったある日、母と私はとある駅にいた。
電車は雪の為動かなかった。
母は電話をかけたかったのか、10円玉がほしいと駅員さんに両替を頼んだが断られていた。
やむなく母はその駅にあったガムの自動販売機で当時60円の黄色いパッケージの
フルーツガムを買ってお金をくずしたんだ。
今思うと何て事ない話なんだけど、その時の私は両替を断られた母がとても可哀想に思えて、
そのフルーツガムを必要以上においしいね、おいしいねと言って食べた。
ほとんど雪が降らない地方だったので不安がっている母を励ましたつもりだったんだ。
あのガムがまだ売っているのかどうかは知らないけど、
あの味は忘れられないし、ふとその味を思い出すと何故だか切なくなる。
少年は、青あざや切り傷だらけで、当然母は警戒感を露にしますが、
少年は「その子…病気なんだろう? 電車押してやるよ」
と呟き、自身の学ランを線路と車輪の間に挟み、後ろから電車を押してくれたのです。