チケット転売対策で厳しい本人確認が行われている安室奈美恵さんのライブで、正規の身分証と正規の電子チケットを持参したのに入場拒否された、というツイートが話題となっています。
入場ゲートで拒否され、何人ものスタッフに確認するも認められず帰宅したものの、その後やはり納得できず抗議に向かったというツイ主。
偉い人を呼んでもらってやっと正規の身分証であることが認められたものの、今度は入場時、ゲートでその身分証を見せたという証拠がないといわれ、現時点でチケット代の返金もないとか。→ Geinou Ranking

【外付けポスター特典無し】namie amuro 5 Major Domes Tour 2012 ～20th Anniversary Best～ [ 安室奈美恵 ]

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厳しい身分証確認

2018年9月16日をもって引退することが発表されている安室さん。
そのラストライブツアーのチケットは、超プラチナチケットと化していました。

→ 安室奈美恵のラストライブチケットが超プラチナ化！本人の意向でファン優先、関係者でも手に入らない！

こうなると暗躍するのが“転売屋”。
正規の値段で手に入れたチケットを、ヤフオクなどで数倍、数十倍の値段で転売することを生業にしている方々です。

アーティストもファンも、この“転売屋”の存在には頭を悩ませるところなのですが、今回の安室さんのライブはこの転売対策として、かなり厳しい身分確認が導入されました。
チケット購入の際に同行者も指定することが義務付けられ、ライブ当日には入場者全員に対する身分証確認を実施、事前登録情報と違っていた場合は、たとえ正規のチケットを持っていても入場できないという厳格なルールでした。
実際に、当日身分証明に失敗して入場できなかったという悲鳴がネットにもあふれる事態となりました。

→ 安室奈美恵　ドームライブで全来場者に本人確認が波紋

正規の身分証を持って行ったのに…

そんな中、5月2日に行われたライブで、正規の身分証と正規のチケットをきちんと持って行ったのに、入場を拒否されたというツイートが話題となっています。

５月2日の安室ちゃんのライブにて、身分証として精神障害者保健福祉手帳（写真あり）を持参した。
正規のルートでチケットが取れてきちんと身分証と電子チケット持参したのに入場拒否された。
理由は国のではないからと。障害者手帳は国が認めてるもので各自治体が発行してるものである。#安室奈美恵

— さくらさく (@saku123sa) 2018年5月4日

中身も良く確認しないまま、何人か違う人に聞くもやはり同じで、国がのものじゃないと入場拒否。
その後再度持参するものをネットで確認した。一旦地元駅まで帰宅したが抗議に行きました。
色んな偉い方々が来て確かめるが同じダメだと言われた。その後さらに偉いは人が来た。

— さくらさく (@saku123sa) 2018年5月4日

その人にはこれはちゃんとした身分証なので使えます。と言われた
でも実際拒否されてる。すると、チケット会社の偉い人が来て、私が入るべきゲートで精神障害者保健福祉手帳の入場を断った記録がない。私は手帳を見せたのに、見せた証拠がありませんとウソついてるかの様な対応をされた。#安室ライブ

— さくらさく (@saku123sa) 2018年5月4日

更に、どうしてこの緑の精神障害者保健福祉手帳で入場出来ると思ったんですか？と意味のわからない質問。そんなの、前から注意事項としてメールやサイトに書かれていたから持って来たに決まってる。
結局、返金も振り替え席の用意も一切しません。とのこと。#安室奈美恵東京ドームツアー＃安室ちゃん

— さくらさく (@saku123sa) 2018年5月4日

ちなみに、この“精神障害者保健福祉手帳”というのは、今回チケットを取り扱ったチケットボードのHPに身分証として認められると明記されています。

こんにちは
安室奈美恵のチケットを扱っている会社のHPには
指定身分証明書として
(6)障がい者手帳
と、書かれてますね。 pic.twitter.com/YzBmaqfeRs

— マルコリーニ (@NeTw8rUGXQ65o8W) 2018年5月5日

→ 「namie amuro Final Tour 2018 ～Finally～」指定身分証

この方は現在、消費者センターを通じてトラブル解決に向けて動かれているようです。

ネットの反応は…

（以下引用）
「感じ悪いよねー」
「偏見という差別
お金を返さないとは 詐欺じゃないのか？」
「可哀想
せめて代金は返金しようよ
取るだけとって腹立つ」
「何のための身分証明書だよ。転売も禁止でこのライブのチケット応募するのもめんどくさい工程沢山あったのに。
予定もあけてお金も払ったのに入れないとか最悪過ぎるわ」
「返金だけじゃ済まないよね
楽しみにして来てこんな仕打ち…
慰謝料か代わりのチケットくらいは必要だと思う」
「運営スタッフの知識不足
開催しといてその程度の知識もないのはいかがなものかと」
「安室ちゃんのライブすごく良かった！！！
せっかく当たって、運営からも身分証明書持って来いってメールまで来てしっかり持って行ったのに、この対応は酷すぎる。
楽しみだったろうなぁ…可哀想に。。」
「スタッフはムノーなのか
こういう件はアーティストも気の毒」
「スタッフの認識不足から起こった完全に主催者側のミスだね
不手際の謝罪もチケット返金も当然
でもこれも元はといえばチケットの転売屋防止策の余波であって転売屋が一番悪い 」
（以上引用　ガールズちゃんねる）

ちなみに、当日同じようなことを言われた方がほかにもいたそうで、その方はたまたま別の身分証を持っていたため入場することができたとか。

5月2日33ｹﾞｰﾄで全く同じことを女性のスタッフに言われました。私が提示したのは身体障害者手帳。発行は東京都で国じゃないから、免許証とか別の身分証ないかと言われ、たまたま財布の奥に免許証入ってたからそれで入場できました。

— うさちゃん (@usachan203) 2018年5月5日

しかし、チケットボードの身分証の説明ページには、表紙に「東京都」と書かれた障害者手帳が写真入りで紹介されているんですよね。
これは明らかにスタッフへの周知不足による運営側のミスでしょう。
今回、ツイッターで明らかになりましたけど、これ、ほかにも涙をのんだ方が多数いらっしゃるんじゃないでしょうか。

今回の件は、身分証が正しいものだと確認したあとの対応もひどいですよね。
なんとか、消費者センターを通じて解決できるといいんですけど…。
今後のライブでは悲しい思いをする人が出ないよう、運営側には周知を徹底していただきたいものです。

※どのアーティストも転売には悩まされてはいますが…

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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