冷静になればいいアイデアではないと分かりそうなもんだが、自身のひらめきを情熱のままに実行してしまった泥棒がいるようだ。
5月初旬、ロシア南部の都市・クラスノダールでのこと。
ある男性(23歳)は、なるべく顔を目撃されずにさりげなく盗みを働く方法を思い付き、実際にやってみることにした。
その方法とは、自分の顔面を緑色の塗料でペイントするというものだった。
これならきっと周りの人は、犯人がどんな顔をしているのかはっきりと認識できないだろう、と考えたのだ。
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犯人のたった一つにして最大の特徴とは!?
Инопланетянин попался на краже в Краснодаре!
そんなわけで男性は地元の鉄道駅に行き、電車を待っていた女性の財布を盗んだ。
そのまま誰にも見咎められることなく、こっそりと逃げられるはずだったのだが・・・?
財布を盗まれた女性はソッコーでそれに気付いて、警察に通報。
警察が現場に駆け付けて聞き込みをしたところ、すぐさま犯人像を割り出すことに成功した。
服装や体型など取り立てて特徴はなかったが、ひとつだけ大きな特徴があることが分かったのだ。
緑色の顔面が目立ちすぎてすぐに逮捕された泥棒
たった一つにして最大の特徴、それはめちゃめちゃ目立つ緑色の顔面だ。
そんなわけで警察が操作を開始してすぐ、犯人は逮捕されることとなった。
クラスノダールは人口75万人ほどのけっこう大きな街らしいが、それでも顔面が緑色の人間なんてそうそういなかったんだ。
あまりにもすぐに逮捕されたたため泥棒は盗んだ財布からお金を取り出す暇もなく、被害者の女性は盗まれたものすべてを取り戻すことができたそうだよ。
もんのすごい画期的なことをひらめいた気になっても勢いだけでやっちゃあダメな場合もあるってことだね、まあ泥棒はどっちにしろやっちゃあダメだけどもね。
References:ロシア内務省 / Oddity centralなど / written by usagi / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
おそロシア
2. 匿名処理班
はっきりとした記憶しやすい特徴を作ることで、その他の部分を覚えられないようにするっていうのは変装のテクニックで間違ってはいないと思う。
最大の敗因は、たぶんあまりにも非常識な特徴を作ったせいで、犯行の際にも注視されていて速攻で発覚したことだろうな。人気の無い場所に行ってペイントを落とす暇もなく捕まったんだろうなあ。
3. 匿名処理班
マスクじゃダメだったのかな……?
4. 匿名処理班
ブルーマンとマスクのハイブリッド
5. 匿名処理班
近くの公衆トイレとかで洗わなかったの?
凍っちゃうからロシアに公衆トイレはないのかな?
6. 匿名処理班
ナメック星ならワンチャンある…かな?
7. 匿名処理班
ロシアと中国はたまにぶっとんだ人が現れるよな