9833252アメフトの社会人リーグ「Xリーグ」でプレーする前田眞郷(しんご)選手はJ-CASTニュースの取材に、現段階で真相は不明だと断りつつも、「1プレーヤーの見解としては、あのレベルの反則を、選手が個人の判断でやることは100%ありえないと思う」と話す・・



アメフト「危険タックル」はチームの指示か 日大は否定も現役選手は「違和感」


日大の内田正人監督は問題のプレーについて、「選手も必死。あれぐらいやっていかないと勝てない。やらせている私の責任」と話したという。

関学の鳥内秀晃監督らは12日に記者会見を開き、正式な謝罪を求める抗議文を日大側に送ったことを明らかに。16日を期限とした日大からの返答が誠意のあるものだと判断できなかった場合は、翌年以降の定期戦は行わないとした。

また、12日に関学アメフト部の公式ウェブサイトに掲載した文書では、問題のプレーについて、

「競技プレーとはまったく関係なく当該選手を傷つけることだけを目的とした意図的で極めて危険かつ悪質な行為でした(中略)生命にかかわる重篤な事故につながる可能性がある行為だったと考えます」
と厳しく批判。その上で、タックルを受けて負傷したQBの状態について、「試合後に医師から全治3週間との診断を受けましたが、現在足に痺れが出ており、改めて精密検査を受ける予定です」とした。


・話題となっている 日大アメフト選手の危険プレー





関学アメフト部の広報担当者は14日昼、J-CASTニュースの取材に対し、「現時点では日大からの返答はない」と説明。また、負傷したQBの家族が、今回の件を警察に相談していることも明らかにした。

このように、大きな波紋を広げている日大選手のプレーをめぐっては、現役選手らアメフト関係者からも様々な意見が出ている。

日本代表への選出経験もある現役ワイドレシーバー(WR)の栗原嵩(たかし)選手は7日のツイッターで、内田監督の試合後の談話を引き合いに、

「この子の勝手な暴走なのか、チームの指示なのか。このインタビューだけ見ると色々心配になる。危険なラフプレーと激しいプレーは全く違う」との疑問を呟いた。

また、元アメフト選手で現在はスポーツキャスターとして活躍する近藤祐司さんは12日、問題のプレーについて「完全アウトです。アメフトファンとしても本当に残念な出来事でした・・」との持論をツイートしている




関西大学アメフト部OBで、現在は「Xリーグ」で活躍している前田眞郷選手は14日、J-CASTニュースの取材に対し、まだ現時点では「(問題のプレーは)選手個人の判断によるものか、またはチームからの指示であったものかは明らかになっていない段階で、真相は不明」だと強調しつつも、

「1プレーヤーの見解としては、選手はルールを理解して、その範囲を守ってプレーをしています。ですので、あのレベルの反則を、選手が個人の判断でやることは100%ありえないと思えます」と話す。

一方、日大の広報担当者は14日の取材に対し、「当然ですけれども、監督やコーチがああいったプレーを指示した事実はありませんし、それはありえません」と断言。その上で、該当の選手が故意に悪質なタックルをした事実もないとして、

「あくまでプレーは瞬間的なものですので、こちらとしては、今回の件は偶発的なアクシデントだったと認識しております」と話した・・


・日大アメフト部員の危険タックル、その一部始終















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