2018年05月20日 16:35
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1526262926/
何を書いても構いませんので@生活板61
- 214 :名無しさん@おーぷん : 2018/05/19(土)03:50:51 ID:8oF
- ダレンシャンとかデルトラ・クエストとかモンテ・クリスト伯とかネシャンサーガとか
海外の作品で日本の児童書向けに翻訳された本が、子供の頃からどうしても受け付けない
内容はとても面白いんだけど、細かく動作主が書かれていたり、
まるで幼子に言い含めるように噛み砕いてるような文書があったり、
それがまどろっこしくてイライラして、流れるように文章が入ってこない
上記に上げた本は全部小・中の頃に読んだことのある本なんだけど
対象年齢が中学生以上と書いてある本でも、小学生向けの文章に思えてならない
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- 大学生の頃に他の人にこの話をして、
いろんな国の物語を読みたいのにできなかった、クドくない訳の本ないかな?と相談したら
話をした先輩の一人がその頃にダレンシャンを読み始めて、絶賛してツイッターで宣伝してた人で
とてつもない怒りをかってしまい、それから誰にも相談できずにいる
かつて読んでから10年、モンテ・クリスト伯がドラマ化したので
もう一度読もうと岩波少年文庫を開いたけど、最初のダンテスとモレルの会話で挫折してしまった
幼少期の記憶からどうしても洋書に抵抗があってなかなか読めないんだけど、
大人向けの本ならば違和感なく読めるのかな
そもそも私と同じように翻訳された文章が違和感あって読めないって人が
他にいるのか気になる - 216 :名無しさん@おーぷん : 2018/05/19(土)07:12:01 ID:bmK
- >>214
私も翻訳苦手で、幼稚園の頃「何これ変な言い方!」と気持ち悪く思ったのが始まり
小学校の図書館ではあふれかえる海外文学をなるべく避けて国内ものに行ってた
高校以降は気に入った訳者を見つけて、訳者軸で読むようになってる
児童向けの良訳は全く研究してないので判らないけど
一般向けなら、モンテ・クリスト伯は定番の山内訳はじめ色々選べるよ - 218 :名無しさん@おーぷん : 2018/05/19(土)10:38:11 ID:ttR
- >>214
いるいる、私もだw
とはいえ指輪物語とハリポタだけど、どちらも姉に勧められて読めなかった
まあ学生じゃなくて20代の時だからそれもあるのかもしれん
一般小説の翻訳はハヤカワミステリから創元推理文庫(FT・SF含む)などなら読めてるから
ジュブナイル系レーベルを避ければなんとかなるんじゃないかね
ちなみにパトリシア・A・マキリップが好きなんだけど、
ルルル文庫の1冊だけはどうしても無理だった - 220 :名無しさん@おーぷん : 2018/05/19(土)11:24:19 ID:D6U
- 指輪物語、買ったけど読んでないな
TOEIC 300点で英語版はハードルが高かった orz - 222 :名無しさん@おーぷん : 2018/05/19(土)11:52:34 ID:JdT
- >>214
私も、ハリポタやダレンシャンは1巻の途中で挫折しました。
ル・グインは全部読めたんですけどねー!
コメント
ハリポタの訳はクソだよ。日本語からして間違ってるところもあるし、原作にはない表現を付け足している部分もある。
翻訳者と出版社を変えて出版してくれないかなぁ。
あの会社自体好きになれない。
※1
わたしもちゃんとした人の翻訳で読みたい
無理に読まんでもいいでしょ
翻訳された児童書は苦手な人はトコトン苦手だし
訳者や出版社によって当たり外れの差も大きいよね
苦手だけどどうしても海外児童文学が読みたいなら
翻訳じゃなくて抄訳してあるものを選ぶといいと思う
ストーリーのながれを自然な日本語でまるっと書き直したようなのを
でももっといいのは手を出さないこと
海外のへんな翻訳を鳥肌立てながら読まずとも
日本の文学作品でそれより面白いものは山のようにある
無理せず日本の作品を読めばいいと思う
ほならね理論くるか?
熱愛してるようなのは原書読んでるからな
言葉が違うと思想や概念・世界が全く違うから、表現の違いが個性の違いじゃなくて翻訳文!なんだよなあ
自分も苦手
翻訳の硬質な文章が割と好きって人いたし、人それぞれで無理に読まなくてもいいじゃない
「彼のその言葉はまるで鋭利に研ぎ澄まされたナイフのように私の心をずたずたに切り裂いて、私は驚き、そして、深い悲しみを覚えた。」みたいなやつなw
子供向けに限らず翻訳物は苦手
バカみたいな言い回しが多すぎる
翻訳はホント人によって内容が変わって読めちゃうからなー
私はあのセリフなのにやけに説明くさくなってたりする
あの変な文章が「翻訳」って感じがして好きだけどなー
翻訳が気に入らなければ原文読めば良いのに
気に入ったのが出るまで待つより辞書片手に原書読む方が早いんじゃないの?
児童向け海外図書は翻訳家のクセが強いのあるよ
ハリポタ、ネシャン、デルトラ、ダレンシャンあたり
金原さんの初期作も読みづらかったりする
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ女史は原作の良さを生かす翻訳家に恵まれててテンポよく読めるかも
翻訳者によるだけやん
児童文学の本当に最高の部分は
やっぱゲド戦記の一巻と
サトクリフの運命の騎士とかともしびをかかげてやし
それで食わず嫌いしてはもったいないで
子供の頃ハリーポッター挫折したんだけど原作ではもっとスマートな言い回しなのかな?
まどろっこしいというかどうにも癖が強くて読みにくかった覚えがある
リンドグレーンと大草原の小さな家シリーズは好きだったなぁ
原文で読めるようになればいいんじゃないの。
児童向けの翻訳本は
児童にわかりやすいように言葉を選ぶことが多い気がする
まあ昔から翻訳された児童書とか似たような文調が多いよ
あと映像系の翻訳は大変だよな「No!」とか10人が訳したら10通りの訳文ができそうなくらいにめんどくさそう
そんな嫌な気持ちになりながらなぜ大人になった今も児童書を読む…?
はりぽたとだれんしゃんがアレなのは同感だけど
※1
ハリポタはよく言われてるよね。翻訳が最悪だと。
一文に主語が3回出てきたりとか、主語述語もおかしかったり。
翻訳者が海外で見つけて惚れ込んで、翻訳にこぎ着けたし、あの出版社のドル箱だから手離さないだろうね。買い切りは、返品で出版社が潰れるからしないんだと。ブーム去ったら返品だもんね。書店も売れるのみ込んで注文してるだろうし。
原作者も1冊を同じ長さで書ききれない所が、小説家としてもどうなのかなって思う部分もあるけど。
最近では「おおきな木」かな。昔の翻訳の方が好きだったのに、村上春樹さんの訳は駄目だった。
ゲド戦記の翻訳はそもそもフロイトとかチベット仏教とか知らないとできないイメージ
訳としてはハヤカワの方が好きだけど文句はないな
プロの翻訳者でない人の翻訳といえば井伏鱒二のドリトル先生
いや感覚としては分かるけど
嫌なものをわざわざ読みに行く神経が全く理解出来んわ
めっちゃ頭悪そう
モンテクリスト伯は講談社の文庫版が好きだったのに絶版になったままなんだよな
あと説明がまどろっこしいのは伝統的キリスト教の背景や
ギリシャローマ系古典、みたいな欧米なら知ってて当然の言い回しなんかを
そういう知識がゼロの日本人に向けて訳してる、という意識が強いからじゃね
児童文学じゃないが
「裏切者め」というニュアンスで「このイスカリオテめ 何枚の銀貨で売った」
みたいなセリフが出てきたら元ネタは聖書の注釈をいれてくれんと
わからん人も多いとおもう
超翻訳のシドニーシェルダンとかはどっち?
児童書ではないけど
アゴタクリストフの悪童日記シリーズの訳本は一文が短くて
文体もあっさりしているからくどさは薄いかも。
ここまで「おじぎをするのだポッター」が出てなくて驚き
※21
きみ男でしょ?
馬鹿だもん
ハリーポッターは子供のころ読んでたときは普通に読んでたけど、大人になって評判悪いの聞いて納得したなぁ……
確かにん?って感じの表現が多かった
大人向けは複数の会社や人で翻訳してるのが多いから好みの翻訳者を探せるけど
児童文学はハリーポッターのように色んな人の翻訳がないよね
ルビ訳本オススメ〜
原語の文章に単語や熟語単位でルビで訳がついてるから英語力低くても読み解ける
ホントに単語の意味が書いてあるだけだから好きなように文章を組み立てられる
ダレンシャンみたいに有名な作品ならだいたいルビ訳本って出てると思うよ
マチルダは小さな大天才って翻訳作品ははさっぱりしつつ、言葉のセンスが皮肉きいてて読みやすかったな。
ハリポタは、なんかちがうんだよなーって感じで読めんかった。
読まなくても良いけど貶めるような言い方をしなくても良いと思う
正直好きだからいらっとくる
ハリーポッターは誰かに翻訳しなおしてほしいと切に願う
指輪物語・ゲド戦記・ダレンシャンは自分は読みずらいとは思わなかったな
あの変な言い回しが夜中のインフォマーシャル見てるみたいでクセになる
自分は逆に日本人作家の文章にその不自然なくどさを感じて読めない
リアルでこんな言葉遣いしないでしょ、リアルでこんな芝居掛かったこと言動とらないでしょ、って気になっちゃって疲れるから読まなくなった
翻訳小説ならあー海外はそうなんだろうねで納得できる(事実かどうかは別としてw)
なんで日本人作家でも時代小説なんかはあーその時代はryで読める
昔流行った超訳(だっけ?)は良かったよね
私は村上春樹の翻訳ものは読めても村上春樹の作品が読めない……
翻訳物は翻訳もの独特の癖があるからね
でも10年たって大人になってるなら普通に大人向けのを読めばいいじゃん
何故子供向けを読もうとしたのか
わたしは中国の武侠ものの翻訳がわかりにくすぎて無理だった、原文からしてくどいことは想像するけど
※26
あんたほどはくちには見えんけどなw
ハリポタは後半がハリーきれまくりキャラ過ぎて読めなくなった
ダレンシャンは中学生の頃は読めたけど、数年前読み直そうと思ったら読めなかったなぁ
なんか文章頭に入ってこなくて
訳者で選ぶのも良いけど、私は原作(英語に限る)で読む。
イエス「シュワッキマセリ♪」
あれは結構好きだった
ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち
ハヤカワのノンフィクションも翻訳の当たり外れが大きすぎる
なんつーか、翻訳者の自己顕示欲が強すぎて二次創作の同人誌みたいになっとる
女だけどなんで絡んできたの?
頭おかしいの?
※44は※26宛ね
※44
人を叩くときになんでも男認定する頭悪そうな人に見えるから、
自分にはわからない事をすぐに頭悪そうで片付けるのを止めなさいってことでしょ
翻訳より日本語テキストの方が苦手だわw
村岡花子の赤毛のアンは趣があって好き。マシュウのそうさな、とか
原文のリズムや読感をなるべく再現しようとした結果慣れない人には
かえって違和感や拒否感を引き起こして受け付けない結果をひきおこしてること多いみたいね
指輪は三日で読んだし、ゲド戦記もまったく問題なかった。
ナルニアのハードカバーが買えなくて、ペーパーバックの原書を読もうとしたけど
英語が苦手で挫折した高校時代w
ハリー・ポッターは、ちゃんとした出版社の編集さんが惚れこんで
翻訳権取りに行ったら、タッチの差で今の人に取られてたという裏話。
逆に国内児童書の方にそういう感覚を覚えるわ
子供を必要以上に知識のないものとして扱ってる大人目線の児童書が多い
ダレンシャンは好き
あの不思議な世界にあった文章だと思うわ
ダレンシャンは小学生のときすごくハマったけど、ハリーポッターは最初の1ページも読めなかったなあ
日本人作者でも文のリズムが合う合わないがあるのに、海外文学はそれに加えて翻訳者の相性もあるから、自分に合うものを探すのは苦労するよなあ。
最近読みやすかったのはどちらも児童文学だけど「ワンダー」と「ガフールの勇者たち」
なら自分で良い感じに翻訳しながら読めばいいんじゃねぇかなぁ
子供の頃じゃ無理だろうけど今いい大人でしょ
自分じゃ原書読む語学力も無いけど翻訳が気に入りませんってかなり頭悪い主張だと思うんだけど
指輪物語は1Pで拒否反応起こしてそれから読めてない
10年たったし、もう一回チャレンジしようかな
学生の頃、ルブランのアルセーヌ・ルパンにはまってた事思い出したわ
違和感はたしかにする。とくにダレンシャンは一巻で挫折した
でも国内本だってちょっと年代下がれば言い回しや言葉遣いが現代的じゃなくて
違和感すごいし、もっと言うなら作者の文章のクセで合う合わないがある
子供の頃は児童文学も読むけど何より漫画が好きだったので
脳内で漫画に変換しながら読んでいたせいか文体は気にしていなかった
そのせいか大人向けの本の情景描写が浮かび辛い作風の方がイライラする
読書は嫌いじゃないけど本当は文章の本読むの向いていないんだろうな
翻訳文学って日本の作品よりも頭に入りにくい
何故か分からんけど
合う翻訳に未だ出会えていないのは同情するけど、大人になってまで誰かにやってもらおうと執着するとかちょっとね
指輪とハリポタが一緒って頭大丈夫か?
原書が比較的マイナーな言語ならともかく
列挙してるのは英語で原書読めるやつだし
原書よんだらいいんじゃないかな
大人になった今に海外の児童向けファンタジー読みたくなるって
なんだかんだ言って日本語版でも楽しめてたんじゃないか?
読まないか原語で読めば良いのに
英語覚えて原本読めばいいじゃん
洋書翻訳が良くないとか、洋画戸田奈津子ローカル星人はもっとひどいみたいな議論はあるけど、最近の洋ゲーはさらにひどいカオス状態だからな。
そもそも日本語になってない。フリーの機械翻訳にブチ込んで出力したテキストに特有の文体と、あとこういう言い方はアレだけど、大陸や半島方面の人が書く特有の文体が混ざった感じ。
>>63
翻訳の話なので。
ゲドは間が空いて出たヤツ以外は好きだな
はてしない物語は何度チャレンジしても駄目だった
児童文学なら英語くらいは辞書片手に読めないかね
指輪物語は序章でつまずく人が多いけど、面白いのはその後なんだ。
序章は教科書みたいで、いきなり読むと苦行だと思う。
一周目は序章すっとばして二周目で読み直すのおススメしたい。
>>33
外人も俺たちハリウッドの映画見たいな小洒落た会話してると思われたらたまらんわー
とか言ってるぞ
※61みたいになんでもかんでも「一緒」ってくくる奴ほど頭悪いと思うわ
※46
分からないってのを言葉通りに受け取ってるんだw
本当に頭悪いんだね
アンとかドイルとかの子供向け版を愛読してたし今もSF好きなので基本的に翻訳物に抵抗ない
でも昔チャレンジした指輪物語は「馳夫」って名前でなんか駄目だったわ…
なんか頭の中で尻っぱしょりねじり鉢巻のおっさんのビジュアルで固定されちゃって
ミステリーで米国舞台になったら、べらんめぇ調の警官刑事警部ばかりで萎える
スコットランドヤードがスコットランドに行ったら現地の人も警官も田舎弁で苦笑する
このパターンって昭和後期くらいからはじまった翻訳流れじゃないかな
翻訳者になりたい人向けの翻訳ガイド読んだけど、その国の歴史や古典文学、季節感や風習、宗教、ことわざや独特の言い回しまで知らないと難しんだなと思った
例としてD.H.ロレンスの短編の、「私はみんなに狐と呼ばれてるの」と言う赤毛の少女に主人公が“Would I were your dog”と言う部分が出てくるんだけど、これを「僕は君の犬になりたかった」と訳すのは間違い、女の子を口説いている場面で狐の天敵である犬を引き合いに出すのはおかしい、このdogはイヌ科の動物の雄という意味でdog foxの略、つまり「(君が狐なら)僕は君の(番の)雄狐になりたかった」が正解だそうだ
あと英語の俗語でNo 1=小●、No2=大●で(日本と逆)、犬のワンツートレーニングはそういう意味と知った
幼児向けだけど、ねこのピートシリーズは超いいわ
3歳の娘が全部暗記してしまった
翻訳を結構自分流に味付けしてるものが多いから……ドイツ文学の翻訳者が引用に使うために
ラブクラフトの作品さっと訳したら、あっさりさっぱりして読みやすいうえ、ものすごい知的な
雰囲気でびっくりした。国内の全集はとにかくクドくて日本語の文章としてひどかった
翻訳は難しいからなー。
少女向けの昔の児童文学系のまわりくどい感じはわかる。
でもそれも味があっていいなと思う。異国情緒を感じるし訳者が苦労しながら頑張っているのが頼もしいというか。
ハリポタは読んだこと無いけど評判悪いね。
好きな本を同じく好きな人と翻訳して比較してみたいなー。
ミヒャエル・エンデは?
はてしない物語とかモモとか。特にはてしない物語は装丁から原書に忠実でいいよ。
テレビの街頭インタビューなんかで外国人の声や言葉遣いに違和感みたいなことかな
あれは嫌いだけど翻訳の文章やせりふ回し独特だとは思うけどハマる時はハマる
すごい芝居がかっててわざとらしいんだけど妙にクセになるというか
ハリポタはだめだった
何でこれが売れてんの??って謎で「ハリポタ 作られたブーム」とかで検索してしまった
自分の納得できるように翻訳すればええんやで
原書で読めば?
というか、ないなら自分で作ればいい
自分好みに出来るぞ
コメントで1ページで無理だったって書いてる人何人かいるけど、
それは元々読む気無いやろ……
「原書でよめばいいじゃん」ってやつがわくだろうなぁと思ったら、案の定だったわw
私は辞書片手に自分で好きなように訳して纏めてたよ
自分の読みやすい分かりやすい文章にできるし、暇潰しにもオススメ
だからといって英語力は身に付かなかったけど
辞書片手に読もうと思ったけど無理だったな…
受験英語じゃ使わないような単語がいっぱいっていうのもあるし、文章のニュアンス読みとれないし解読に必死で物語を楽しむどころじゃなかった
ハリポタはネットで訳が酷いって知るまで不満じゃなかったから普通に楽しんで読んでたけど、複雑だけど別の人の訳でも読んでみたい
おじぎをするのだ!!
いっそ昭和30年代の翻訳で読むと面白いけどね
ポーの短編集とか小学生の時でも楽しかった
チャペックの「長い長いお医者さんの話」(中野好夫訳)は読みやすかった。
アンの村岡花子訳もそうなんだけど、使っている言葉は古めでも平易でわかりやすい。
※79
ハードカバーの「はてしない物語」の装丁、私も好きです。物語の肝ですもの。出版社よくやった。
惜しむらくは図書館のフィルムコーティングがせっかくの表紙を損なっていること。図書館によっては返却された本を消毒液で拭いたりしているからフィルムコーティングはしょうがないけど。
英語を日本語に置き換えることができるのと本を翻訳できるのは違う。ハリポタの訳者は同時通訳が本業だったから、通訳のプロかもしれないけど美しい日本語を書ける人ではなかった。
石井桃子、村岡花子、瀬田貞二、中村妙子は声に出して読んでも美しい日本語だと思う。
ナルニアの1巻にでてくる「ターキッシュデライト」の正体を、大人になってから知った時は衝撃だった。本の中の箱一杯のプリンのなんと魅力的だったことか。当時の日本の子供に馴染みのない食べ物を、いかにわかりやすく見せるかが翻訳家の腕だったのだろう。
モンテ・クリスト伯の翻訳なら山内義雄さんがいいけど
もう巌窟王読んどきゃいいんじゃないのかな
逆に翻訳したちょっと違和感ある日本語が好きなんだよなぁ
分かってくれる人いないよねー
※77
ラヴクラフトは、今、研究家の森瀬繚さんがより現代的に翻訳する全集シリーズを出してるよ。
「何もない食料を持っていた」
とかいう訳のファンタジー小説があると聞いた。
「食料を持っていなかった」じゃダメなのかと。
ゲド戦記の翻訳は名翻訳だと思う。
児童文学の翻訳者関係の講演会では彼女のだけは参加した。
瀬田貞二さんの翻訳も上品で好きだ。
翻訳者によって主人公の性格なんかちょっとづつ変わるみたいなと感じたのは
児童文学じゃないけどE・ピータースの「カドフェル」シリーズ。
シリーズを3人の翻訳者が手分けして訳したものだから本文中の会話文からして、それぞればらばら。監修訳必要って出版社は思いつかんのかとがっかりした記憶があるな。
あえて「やらない夫が巌窟王になるようです」をおすすめしてみる
エピソードを削ってないし注釈を入れてくれてるから、AAキャラに抵抗無い人ならおすすめ
やる夫の源氏物語もおすすめしたいが途中で終わっているのが残念
逆にあの持って回った言い回しが好きだな
あちこちの本を読み散らかしていると、時代よりもジャンルによって文体の特徴があって「海外ミステリー構文キターーーん〜〜これだよこれw」みたいな妙な快感を得てしまう
子供の頃からリンドグレーンが大好きだったけど、偕成社版の「長靴下のピッピ」を読んだとき仰天した。これはピッピであってピッピでない!。
そのときはじめて同じ作品でも翻訳者が違うとまったく別物になってしまうんだということを知った。
これからリンドグレーンを読む方は岩波の大塚勇三訳から読んでくださーい。
モンテ・クリスト伯って児童文学なのか?
アルセーヌ・ルパンのシリーズは子供向けじゃない翻訳出てるけど、普通の文庫本はだめなのか?
「モモ」「はてしない物語」のミヒャエルエンデは、日本人翻訳者の佐藤真理子さんと結婚してたんだっけ?
結婚前なのか後の仕事なのかはわからないけど、波長は合ってたんだろうなあ
個人的に好きな翻訳者はさくまゆみこと中井はるのと佐藤真理子
ハリーポッターは「もちのロンだよ!」「おったまげー」「驚き桃の木」とかいう翻訳のセンスのなさが面白かった
※101さん
「もちのロンだよ!」まじなの?
サービスのつもりですべりまくってる感が悲しい。
カミーユ・クローデルの伝記的な小説で、只だぜっていうのをロハだぜって表現されている場面があって最初意味がわからなかった。
よっぽど作者に寄り添わないと伝わらない部分が多くて翻訳って疲れるんだろうな。
昔は翻訳もの苦手だったけど慣れたら平気になった
確かに訳にもよるけど
深町真理子さんが好きかな
※92
わかるぞ。
若干ぎこちない感じの日本語が、海外作品を読んでいるって実感を持たせてくれるね。
※50
あれは「母子家庭で頑張っている翻訳者」を応援する気持ちで選んだ。
それより前に日本語訳を申し出ていた人は何人もいたらしいよ。
だから申し出が遅かったからダメだったということではない。
でも、その後に原作者が後悔しているといっていたらしいけどな、翻訳がひどすぎて。
ハリポタの訳者には子供いないよ。難病の夫はいたが
あの訳者に決まったのは翻訳権の代金の提示の桁が違ってたからと聞いた
児童文学の翻訳の権利料は少ないからね
そして※92わかる
翻訳調の日本語好き
村岡花子の訳、確かに綺麗だけどさすがに時代的に無理のある言葉もあったな
「おっつかっつ」「荷物をチッキにして」とか
マイナーだけど「おちゃめな双子」シリーズのエニッド・ブライトン作品が好き。佐伯さんの訳が良くて、違う人の訳は苦手だった。
そんなあなたに福音館古典童話シリーズ。めっちゃでかくて分厚いけど読み応えはありまっせ。大人向けの文庫より色々ざっくばらんとぶった切っているところも多いし色々挿絵も付いてるし子供でも読めるよう気持ちひらがな多めにしてあるけど、文章自体は間違いなく大人向け。
あとは赤毛のアン等、新潮文庫とか講談社文庫といった一般向けで出ている訳本ならそっちで読んだ方が良い。自分も昔ポプラ社の児童本を読んだ後新潮文庫版の同作品を読んで、編集と翻訳の違いでこうまで分量も濃さも読み応えが変わるものなのかと驚いたもんです。
ちなみに日本の名作作品や古典の現代語訳でも、子供向けに簡易編集されているものだと一般向けや原本と全然変わっているって物も多い。逆にだからこそ、児童向けと大人向けと同じ作品同士で読み比べをすると結構楽しかったりする。
原書のニュアンスをニュアンス通り読み取れるくらい読める人なら、もっと楽しいんだろうなとは思う。
※92
わかるぞ、私も。
欧文小説の和訳にありがちな構文が妙にハマって、自分が書く日本文でもやってしまう時がある。
例)
「そうさな」とマシューは言った、「それでいいと思うよ、アン」
みたいなやつ。現代の翻訳の常識では
例)
「そうさな。それでいいと思うよ、アン」とマシューは言った。
とやっていいんだけど、この分かち書きが妙に癖になると言うか、染みついてる。
フランス語から和訳する人の文体は、「ヘビ、長すぎる」的な名詞をぽんと先に置く文体をそのまま訳すのが多く、
ドイツ語和訳の人は、二語一想(「怒り、憤った」みたいな似た意味をふたつ重ねて強調する用法)をそのまま和訳しがちで、自分の日本語文体でも用いがち。
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