724 名前:大人の名無しさん[sage] 投稿日:04/05/31 01:16 ID:jRdiHc6c
子供の時はすごく厳しくて怖かった祖母。
成績のいい姉には優しく、わたしにばかり厳しい祖母を憎んだ。
とにかく甘えられる相手ではなかったし、あまり好きではなかった。

そんな祖母が85歳になって転んで足を悪くして、寝たきりになった。

ある日わたしは生理痛がつらくて苦しくて、誰かに助けてほしくて、
他に誰もいなく、寝たきりの祖母のところへ行った。
「生理でお腹が痛い。」と訴えると、祖母は寝たきりなのに
必死でベッドの周りに痛みどめのくすりがないか探してくれた。

ひどい雷で怖かったとき祖母の所へ行くと、
笑って「これぐらい大丈夫だ」と言ってくれた。
それだけでわたしはすごく安心したんだ。

その後祖母は88歳で亡くなった。
子供のころの厳しさは優しさだったということに、後から気が付きました。
祖母のことを思い出すと、今でも涙が出そうになります。