131 名前:>[] 投稿日:2001/05/21(月) 04:34
就職活動で合同セミナーに参加するために友人とスーツで出かけた。
地下鉄を降りて階段を上ると外は土砂降りの雨。
友人は傘を持っていたけど折りたたみで2人はどうしても入れなさそう。
スーツだからぬれまくって行くわけにもいかず(会場も遠かった)困っていたら
見知らぬおじさんが「これから電車乗るしおじちゃんもう使わんからあげるわ」
と言って、なんと自分が今までさしてた傘をくれた。
私はそんな見ず知らずの人から親切を受けるのが慣れてないせいもあって
最初は「悪いですからいいです」と遠慮してたんだけどおじさんは一向に引かない。
するとそのおじさんはそのまま傘を置いて階段を下りようとするし
パニックになってしまって友人と顔を見合わせて「悪いよねえ」と言いあっていると
これまた見知らぬおばさんが「いいやん、もらっとき」と…
仕方ないので悪いとは思いつつ、もう階段を下りているおじさんに向かって
「ありがとうございましたー!」と叫んだところ
「おじちゃんもその傘拾ったんや。誰かが忘れてたみたいや、ハッハッハ!」
という答えが返ってきた。
その時はその言葉を信じたけど、もしかしたらそれすらも私に対する親切だったのかも。
あの時のおじちゃんありがとう!今でもあの傘使わせてもらってるよ!
長文になってしまった。ごめんなさい。