【とある】佐天「シャワーの温度を60度に上げる能力、か~」
- 2018年06月06日 22:10
- SS、とある魔術の禁書目録
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初春「す、凄い! おめでとうございます! いったいどんな能力なんですか!?」
佐天「うん、シャワーの温度を60度まで上げることができる能力なんだ」
初春「…………?」
佐天「まあ、使わな損損ってことで! ほーいっ! 能力発動~」ピカー
上条「さて、流しますかねっ……」キュッ
ジャァァァァァ
上条「あ、あづぅぅぅぅぅぅぅ!?」ビクン
上条「アチィアチィ!! アッチィィィ!!!」ジタバタ
イカ娘「とうま!! どうしたんだゲソ!! って……!」
上条「ふー、ふー……や、火傷した……くっそぉ……」マッパマッパ
イカ娘「と、とうまのエッチッ!!」ボゴォォォォ
上条「えっ、ちょっ! ま、待って!? これは不可抗……ふ、不幸だぁぁあぁぁぁぁ!!!!」
上条「ふ、不幸だ……不幸すぎる……こんなのあんまりだ……」トボトボ
上条「はぁぁ……まさかうちのシャワーが壊れてたとは……くそぉ……シャワー浴びてえなあ……」トボトボ
アレイスター「お、カミヤンではないか!」プルプル
上条「おー……アレイスターか……相変わらず見事な逆立ちだな」
アレイスター「どうもありがとう……それで? どうしてそんなに落ち込んでいるのかな?」
上条「実は……」
上条「ほ、本当か!? 助かるよ!」
―アレイスターのいえ―
アレイスター「さ、自由に使ってくれ」
上条「これがシャワーだったのか……あの液体全部抜いたの?」
アレイスター「ああ、流石に逆さ全身浴も飽きてね」
上条「ふーん……まあっ! ありがたく使わせてもらうよ! ありがとう!」
アレイスター「ゆっくり疲れを取るといい」
上条「さて、流しますかね……」キュッ
ジャァァァァァ
上条「ほぎゃぁぁぁぉっ!?!? あっっっづぅぅぅぅぅ!?!?」ビクン
上条「あづい!! あづい!! あづい!! ひいぃぃぃぃぃ!!!」ジタバタ
アレイスター「ど、どうしたんだ!?」
上条「て、テメエ……アレイスター……! 俺を……! 騙したのか……!?」ハアハア
アレイスター「は? 何を言って……」
上条「許さんッ!! そげぶっ!」ドゴォッ
アレイスター「理不尽ッ!!!」ドサッ
上条「はぁ……不幸だ……」
ビリビリ「あんた……こんな夜中に何してんのよ? 先に言っておくと私は寮を抜け出して夜中限定ゲコタを買いに行くところだから」
上条「ビリビリ……」
御坂「ビリビリ言うな! で? どうしたのよ」
上条「じつはな……」
上条「ほっとけ……もう上条さんの体と心はボロボロのグチャグチャ、ヒリヒリのグダングダンですことよ」フラー
御坂(……ゲコタは諦めるか)
御坂「……仕方ないわね、ちょっとついてきなさい!」
上条「えっ? ど、何処に?」
御坂「いいから! さっさと来る!」グイッ
上条「ひゃぃっ」
上条「いやー、あのー、これって……」
御坂「そっ、私の寮……見つからなきゃ大丈夫大丈夫! さっ、行くわよ!」グイッ
上条「いや! あの! 女子高!! 女子高!! ヤバイって!」
上条「か、上条さんは! この年で前科はちょっと! あ、ああっ!」
上条「不幸だぁぁぁぁぁぁ!!」
黒子「オゲェェェェッ!?!?」ドサッ
御坂「これでよしっ! さっ、自由に使っていいわよ! 小さいけど体を洗うくらいなら充分でしょ!」
上条「いや、あの……ホントにいいんですう?」
御坂「いいって言ってんでしょ……! 入るなら早くして!もし見つかったら私もヤバイから!」ヒソヒソ
上条「わ、分かった……じゃあ、ありがたく借りるからな」
御坂「はいはい、どーぞっ」
上条「それじゃ、流しますか……」
上条「ね……………………」
上条「……………………」
上条「……………………」
上条「み、御坂! ちょっと来てくれ!」
「は、はぁっ!? あんた何言ってんの!? 私は今見張りで忙し……!」
上条「いいからっ! 来てくれっ!」
「は、はひゅ!」
上条「いや、そんな赤くならなくても……ちゃんとタオル巻いてるだろ?」
御坂「いいから! 早く用件を言う!!」カァァァ
上条「シャワー捻ってくれ」
御坂「……は?」
上条「いや、だから……シャワー捻ってくれ、お湯を出してくれ」
御坂「え……? あ、そういうこと! えっと……シャワーはそこの栓を……」
上条「お前が、シャワーの栓を、捻ってくれ」
上条「御坂、俺の目を見ろ」グイッ
御坂「は、はひゅ」
上条「御坂、俺に隠してることはないか?」
御坂「な、ない……わよ……」カァァァ
上条「なら捻れるはずだ、さあ捻ってくれ、お前が、俺に、暖かいお湯をお届けしてくれ、頼むよ」
御坂「わ、分かった! 分かったわよ! でも……ちょっと待ってて、この格好だと制服濡れちゃうから……」
上条「おう」
上条「た、タオル一枚ってお前な……誰かが見たら勘違い……」
御坂「しょ、しょうがないでしょ! 水着は奥に閉まっちゃったんだもん! だ、大体あんたがそうやって急かすからこうして……!」
上条「わ、分かった分かった……俺が悪かったよ……さぁ、黒子が起きないうちに……早いとこシャワーの栓を捻ってくれ」
御坂「わ、分かった……わよ……」スタスタ
御坂「ったく……何で私がこんな格好で……こんなことを……」グッ
上条「……」ズイッ
御坂「わっ!? ちょっ!? 近いッ!!」
上条「そ、そう言われてもな……シャワーと栓の位置関係上こうなるのは仕方ないわけでして……いや! 上条さん的には決してやましい気持ちはなく、早くお湯を浴びたいという気持ちしか……」
御坂「ぁぁぁぁぁぁぁ///! もうっ///!!! お湯出すわよ!! お湯!!!」キュッ
上条(あー、状況が謎過ぎるが……やっと……やっと……シャワーが浴びれる……)
御坂「ぁぁぁぁぁぁぁっつうううううう!!!!!????」ビクン
上条「あぢぃぃぃぃぃぃぃ!!!!????」ビクン
御坂「あづい!! あづい!! あづい!! あづい!!」ジタバタ
上条「アチチチチ!! アッチィ!! ヒー! アッツイ!! アッツイ!!」ジタバタ
黒子「いつぅっ……もう……お姉さま……こんな夜中に何を騒いで……」ガラッ
裸上条「あづいあづいあづい!! あづ……い……?」
裸御坂「アチチチチ……あ……チィ……?」
黒子「……………………」
黒子「私、死にますの」ダッダッダッダッ
裸御坂「ちょっ! 黒子! ご、誤解いいいいいいいいいい!!」
裸上条「ぁぁぁぁぁぁぁ! 不幸だぁぁぁぁぁぁぁ!!」
佐天「佐天♪ 佐天♪ 佐天さんカワイイ♪ 佐天♪ 三期~♪」シャカシャカ
佐天「さーて、流しますか」キュッ
ジャァァァァァ
佐天「の〝う〝り〝ょ〝く〝わ〝す〝れ〝て〝た〝ぁぁぁぁぁぁぁ!」ジタバタ
おわり
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コメント一覧
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- 2018年06月06日 22:24
- へー、アレイスター今こんな感じなんだ
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- 2018年06月06日 22:25
- なんか物凄いスピードで駆け抜けたな……
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- 2018年06月06日 22:28
- お風呂で掛け湯すればいいじゃん
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- 2018年06月06日 22:49
- 安定の佐天SS
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- 2018年06月06日 22:57
- なんで全身火傷してんのに再三にわたってシャワーを浴びようとするんですかね
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- 2018年06月06日 23:09
- 勢いだけで笑ってしまった
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