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血まみれの老婆 続・妄想的日常

続・妄想的日常

おかえり。 
96 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2018/06/09(土) 01:18:16.74 ID:I3xmwI5F.net
夜中まで友達の家で遊んでいてバイクで自宅に帰る途中、前の信号が赤だったので
減速すると信号の手前の歩道に血まみれの老婆が立っているのを横目に入った
「うわぁ…絶対オバケやん…」と思いつつミラーで確認してみると
頭から血をだらだらと流してる老婆がいた
いやいや、そんなわけないやろとミラーではなく振り返って見るとバッチリ老婆と目が合った
「こ、こんばんは」と挨拶をしたもののめっちゃだらだらと頭から血が出てるので
「だ、大丈夫ですか?血が凄く出てますけど…?」と尋ねると
「そうやねん!!こけてん!!」と満面の笑みで返されて
「と、とりあえず救急車呼びましょか!!?」と救急車を呼ぶことに。
そのまま流れで救急車に付き添うことになって病院まで連れていかれた
どうやら認知症の人だったようで服に連絡先が縫いつけられていたので病院側と家族と
連絡が繋がり家族がやってきて入院することになって一件落着したのだが、
オレは救急車に乗ってきたので元の場所まで帰るのに歩いて40分かかったのが
なんか腑に落ちなかった
でも、老婆の家族から名前と連絡先を訊かれた時に、
一度は言ってみたかった「名乗るほどの者ではありません」を言えたのでいい経験にはなった


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この記事へのコメント
ドライバーの間でまことしやかに囁かれてた髪の長い女の幽霊の正体が
風呂上がりに髪下ろしたまま浴衣で散歩してた近所のおばあちゃんだった、て話思い出した
2018/06/09(土) 23:33 | URL | #-[ 編集]
救急車は現場には戻らないからねえ。
名乗っていれば老婆の家族に送ってもらえたかもしれないが…
2018/06/09(土) 23:44 | URL | #-[ 編集]
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