千早「アイドル辞めてラーメン屋になるわ」
千早「春香、実は話したいことがあるの」
春香「話したいことって??」
千早「実は・・・」
千早「私アイドル辞めてラーメン屋になりたいの‼」
春香「( ゚Д゚)ハァ?」
ガチャ
P「ハァハァ…春香…大変な事って何があったんだ?」
春香「プロデューサーさん。実は、千早ちゃんが・・・」
春香「アイドルやめてラーメン屋さんなりたいって言ってます」
P「( ゚Д゚)ハァ?」
千早「突然、ラーメンと聞いて驚いてるみたいですねプロデューサー」
P「おう、別にラーメンじゃなくても だが」
P「驚きが隠せねぇよ!!」
千早「フフ、やはり今をときめく大人気ラーメン店 PS 家」
P「千早⁉なぜそれを⁉」
千早「私が何も知らないとでも?」
千早「一週間前の日刊ラーメン新聞で PS 家オーナーが暴露していましたよ」
P「⁉」
千早「このラーメンを作ったのは自分の兄だとね!!!!!!!」
春香(話についていけない・・・)
P「俺が千早のラーメンを採点してやろう」
P「それで千早が俺の作った究極のラーメンを超えているなら」
P「俺は何も言わない」
千早「フフフ、望むところです!!」
春香(律子さんか社長を呼べばよかったな)
千早「⁉」
P「別に俺は差別をするわけではないが」
P「女の作ったラーメンが世間で評価されるかな?」
千早「イメージの問題ってことですね?」
P「ああ、そうだ」
P「正直、同じ食材同じ調理法をすれば男が作ろうが女が作ろうが味に変わりはない」
P「だが世間のイメージはどうだろう?」
P「頑固おやじと化粧をする女が作ったラーメンどちらが食べたいだろうか??」
千早「・・・くっ!」
P「そう千早が、どれだけ旨いラーメンを作ろうと」
P「決して評価されることはないのだよ!!!!」
P「 ははははははははは!!!!!!!」
春香(たしかに頑固おやじのラーメンのほうがおいしそう)
千早「フフフ、さすがはラーメン界の敏腕プロデューサー」
千早「絶対にそういうと思っていましたよ」
P「何!?」
千早「ラーメンを作るのは私ではないということです」
P「千早まさか!?」
千早「そう世間のイメージでは頑固おやじのラーメンこそが至高」
千早「それは変えられない事実」
千早「ならばそれを利用すればいいだけ!!!!」
P「後ろにいるのは誰だ!?」
千早「気づきましたか、私に代わってラーメンを作るのはこの人」
千早「見た目だけなら頑固おやじ!!」
千早「高橋さん52歳 (無職)!!」
P「なにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!?」
高橋「高橋です。こんにちは」ニッコリ
P「完璧だ世間が思う頑固おやじのイメージに」
P「何て逸材だこれが無職だなんて・・・」
P「うちのラーメン屋にスカウトしたいぐらいだぜ」
春香(むしろスカウトして欲しい、そして話を終わらせて欲しい)
P「だ、だが、いくらイメージが合ってたとしてもラーメンの味」
P「うまいラーメンでないと流行ることはない!!」
千早「うまさこそが正義!!」
千早「だからこそプロデューサーには本当の正義というものを味わってもらいましょう!!」
春香(千早ちゃん、熱いなー)
千早「まずはスープ!!」
千早「私のラーメンでは鳥を丸々一匹使う!!」
P「ふっ」
千早「もちろん内臓を取り除き、アクはこまめにとる」
P(チッ…初歩的なミスは犯さないか)
千早「さすが春香、そこに気づくとは」
千早「将来2号店の店長にしてあげてもいいわよ」
春香「ハハハ、考えとくね・・・」
P「まさか、その鳥は親鳥か!?」
千早「そうこの鳥は親鳥!世間で出回っている若鶏とは違い」
千早「出荷までの時間がかかり味が濃縮されている 」
P「世間では実が固いため人気がなく市場に出回りにくいが」
P「ここで親鳥を使うということは千早の狙いは・・・」
千早「そう油!!親鳥からでる旨味が凝縮された油こそ」
千早「このラーメンの肝よ!!!!」
千早「これらが合わさることで究極の旨味の効いた」
千早「黄金スープが出来上がるわ!!!!!」
春香「凄い、きれいな黄金色」
P「ここまでとは・・・」
高橋「私が作りました」ニッコリ
千早「そして麺!!」
千早「これには中太の縮れ麺を使用」
千早「プロデューサー何か気づくことはありませんか?」
P「ん?なに言ってるんだ、ただの!?」
P「麺の真ん中に切れ込みが入ってある!?」
P「これならば麺を作った時のスープの絡み方は普通の数倍」
千早「そうなのです」
千早「これは私のラーメンのためだけに特別に作ってもらった麺」
千早「だけど秘密はそれだけではありません」
春香「うん」モグモグ
春香「はっ!!」
P「どうした春香!?」
春香「この面、すごくモチモチしてます」
P「モチモチだと!?千早!!何をした!?」
千早「フフフ・・・知りたいですか」
P「その笑い、まさか」
千早「そう、麺を閉めたんですよ。とびきり冷たい冷水でね」
P「千早ああああああああああああ!!!!!」
千早「麺をしめるというのはうどんやそばでは一般的 」
千早「それなのにラーメンで、されないのはなぜなのでしょう?」
千早「それは博多とんこつを代表とする極細麺の存在」
千早「確かにあの麺ならしめる必要がないかもしれません」
千早「だが、中太麺以上の麺ならしめた方が触感的に正解だと」
千早「私は考えます!!」
千早「そしてこの方法ならまずいラーメン屋でありがちな」
千早「麺がぬるぬるしているという現象を防ぐことができます!!」
高橋 「私が考えました」ニッコリ
春香「あれですか?」
千早「そうです。塩味(えんみ)!!」
千早「だからここに用意していました」
P「それは!?」
春香「わぁ、大きい」
P「なんて巨大な干しシイタケなんだ!?」
千早「関西風の薄口しょうゆに巨大干しシイタケで旨味をきかせる」
千早「これこそが私のラーメンの味の決め手である究極の醤油」
千早「これを先ほどの黄金スープと混ぜ合わせることにより」
千早「究極のラーメンスープが完成する」
高橋「私が作りました」ニッコリ
17
千早「そして忘れちゃいけないのが温度」
千早「ここで気を付けなければいけないのは絶対に沸騰させないこと」
千早「沸騰させてしまうと風味が逃げてしまうのよ」
春香「すごいこだわりだねー(棒)」
P「おでんなどでは、よく言われているがラーメンにそれを持ち込むとは!?」
千早「それだけじゃありません!!」
P「なにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!?」
トッピングやら器の大切さ、店のレイアウトなどを語り続けました。
そのたびにプロデューサーさんは驚きの声を上げ 、
高橋さんは笑顔で頷いていました。
そしてついに、千早ちゃんのラーメンが完成したのでした。
春香(正直、長かった・・・)
高橋「私が作りました」ニッコリ
千早「では春香、実際に私のラーメンを食べて味を評価してちょうだい」
P「俺の前に春香ということか」
千早「ええ、ごく一般的な家庭に生まれ、ごく一般的な生活をして
ごく庶民的な舌の持ち主である春香を満足させられないのでは」
春香「あれ?なんか馬鹿にされてない?」
千早「プロデューサーを倒すことなどできない!!」
千早「さぁ、春香、私の究極のラーメンを食べてみて」
春香「う、うん」
高橋「どうぞ」ニッコリ
春香(こ、これは!?)
千早・P(春香が箸をとめた⁉)
P「春香、味はどうなんだ!?」
千早「味の感想をきかせて!!」
春香「うん・・・ええとね」
春香「ひと言でいうと・・・普通」
千早「」
P「」
高橋「」ガーン
千早「如月千早 アイドル一筋で頑張ります!!!」
P「おお、よく言ってくれた千早!!」
千早「はい、一緒にステラステージを成功させましょう!!」
春香「ええ・・・あ、うん」
高橋「」ガーン
春香(高橋さん・・・どうすればいいの?)
春香「あの千早ちゃん?」
千早「なにかしら春香?」
春香「ラーメンはどうするの?」
千早「フフフ・・・私はステラステージの重圧から逃げるために」
千早「ラーメンを利用していたのかもしれないわ」
春香(なんか、たそがれてる・・・汗)
千早「さあプロデューサー、レッスンにいきましょう」
P「おうよ!!今日のレッスンは厳しくなるぞ」
千早「のぞむところです!!」
春香(熱いなーー)
高橋「」ガーン
こうして千早ちゃんのラーメン騒動は幕を閉じた。
ここで気になるのは高橋さんの行方だが、最近公園でごみ箱をあさってるのを
みかけたので元気にやっているのだろ。
そう思いたい・・・ので、そう思うことにした。
千早「春香、私、アイドルやめてユーチューバーになろうと思うのだけど」
春香「」
春香「千早ちゃん」
千早「なに春香?」
春香「もう好きにすれば!!!」
千早「ええ!?」
終わり
そんなのおるんか?
知らんアイドルいっぱいおるからなー
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コメント一覧
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- 2018年06月17日 22:03
- 雪歩もラーメン屋やってるからな
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- 2018年06月17日 22:03
- まな板だから板前にでもなればいいんじゃねーの(辛辣)
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- 2018年06月17日 22:12
- (´・ω・`) 高橋さんカワイソス
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- 2018年06月17日 22:29
- 狭い厨房の中でも無駄な出っ張りがないから動きやすいだろうしな!
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- 2018年06月17日 22:55
- 高橋が高槻に見えてやよいの父親を連れてきたのかと思った
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- 2018年06月17日 23:05
- 萩原家は手首ラーメンとかありそうだもんな…
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- 2018年06月17日 23:09
- ※6
おうお前、後でそこの埠頭来いや
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- 2018年06月17日 23:28
- スープ作りや麺打ちまでしっかりやる本格的なラーメン作りをするアイドルなんているわけないだろ!
みんな疲れてるのか…?
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