83 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:04/03/13 15:49 ID:T23CpAZ0
小さい頃、じいちゃんに育てられた。じいちゃんは料理がすごく上手で、あの時代のじいさんにしては
珍しく、お菓子まで作ってくれた(もちろんケーキとまではいかなかったけど...)。

大人になって故郷を離れて暮らすようになり、実家のじいちゃんは70歳を超えた。この前、久しぶりに
実家に戻ったら、じいちゃんが腕をふるって俺の好きな料理を作ってくれた。明らかに腕が落ちていた。
じいちゃんもそれに気付いているようだった。俺を喜ばせようと思って何年ぶりかで台所に立ったのに
(最近は同居してる兄ちゃんの嫁さんが作ってる)、本人が一番がっかりしているようだった。

俺は「旨い旨い」と食ったが、何だかせつなくなった。

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