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「弟の卒業式をYoutubeに上げたけど…ブロックされてしまった」その理由が議論となる:らばQ
2018年06月17日 14:56

「弟の卒業式をYoutubeに上げたけど…ブロックされてしまった」その理由が議論となる

 

弟の卒業式が見られない理由00
欧米の多くは6月が卒業式のシーズン。

弟の卒業式の様子をYoutubeに上げた人が、ある理由のためにブロックされてしまったと嘆いていました。

I can't watch my brother's Graduation Ceremony because the organist decided to play the Star Wars song

弟の卒業式が見られない理由01
「この動画にはUMGさんのコンテンツが含まれているため、お住まいの地域では著作権上の問題で権利所有者によりブロックされています」

卒業式でオルガン奏者がスターウォーズの楽曲を弾いたことにより、動画のすべてが見られなくなってしまったとのことです。

卒業式を見たかった家族・友人にとっては、とても残念な結果に……。

海外掲示板ではさまざまな意見が交わされていました。コメントをご紹介します。

●UMG(ユニバーサル・ミュージック・グループ)が、文字通りクレームできるものは何でもクレームしてくる。トランペットで演奏したちょっとしたフレーズとか、もう何でもだ。何とかすべきと思う(例:訴えるとか)。このばかばかしいことにストップが掛かればいいが。おかげで友人の動画とかも、すぐに削除されているよ。

↑自分はオーケストラの指揮者だが、定期的に自分のパフォーマンスの動画をアップロードしている。するといろいろな出版社から毎回のように文句を付けられる。自分のモーツァルトのレコーディングを彼らのもののように言ってくる。しかも自分のものだと主張すると、4割くらいはそれを却下してくるんだ。
長いやり取りを繰り返すことになる。パブリックドメインの自前のパフォーマンスであること、200年以上経つパブリックドメインの楽曲であることを主張して、自分のコンサートプログラムのリンクも含める。そこまでして、ようやく解放されることが多い。

↑そのページのリンクが欲しい。見てみたいな。

↑もちろんどうぞ。これは指揮をしている動画で、過去に2度も主張しなおしてブロックを解除してもらわなければいけなかった。

Beethoven Symphony No. 4 Complete - YouTube

●過去にNASAの放映したものが、どこかのテレビ局が著作権を訴えてブロックしたこともあったことを忘れずに。
(※NASAはさまざまな素材を著作権フリーで公開している)

●おそらく訴訟できる。主張して裁判にかけてもらおう。裁判所で、何らかの法律上の価値がある反訴をしよう。

↑Youtubeの著作権の主張で、訴訟の提起がどんなに困難か知っているかい?
自分は単に動画を削除するとかその部分を編集して音源を抜いたりしている。自分の動画はユーモアのある内容にサウンドを1つだけ加えただけだが、それに6個も著作権のクレームを受けたよ。Youtubeで反論するのはとても面倒なんだ。それも毎回だ。

↑まって、何だって? 1つのサウンド? たった1つのサウンドに6個の著作権クレーム? いったいどうやったらそれが可能なんだ? それは争えば勝てるものなのかい?

●Youtubeは「3ストライクで退場」と言うルールを使うべきだね。もし著作権の主張に3つのエラーがあれば、将来的に主張する権利を失うようにね。そうすればもっと慎重になるし、少なくとも彼らにとって価値のあるものだけになるだろう。誰かの卒業式が対象になったりしなくなる。

●Youtubeのアルゴリズムが、曲の一部分の不完全なカバーを見つけられることに感心だ。
ちょっと前にホームムービーをプライベートアカウントでアップロードしたのだが、後ろで古い童話が流れていて、Youtubeはすぐに著作権のことを言ってきたよ。

●とても腹立たしい。最近どれだけ自分がYoutubeを嫌っているか言い表せないほどだ。

●非営利イベントのカバー曲は著作権の侵害に当たらない。それは不当な要求で異議を唱えるべき。裁判で悪意を持って知的所有権法を乱用していることの責任を取らせるべきだ。

↑自分が知る限り(間違っているかもしれないが)、誰も要求はしていないと思う。Youtubeは、著作権に引っかかるものを見つけると自動的にクレームする仕組みなんだ。

●これには激怒する。そこだけ音をミュートにして流すとかできないのかな?


音声を消すと、話し声なども消えてしまうのがつらいところ。

映像として残すことを考慮すると、著作権フリーのBGMばかりを使う時代がくるのかもしれません。

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