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猫缶 続・妄想的日常

続・妄想的日常

おかえり。 
655 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2018/06/23(土) 15:58:13.71 ID:iv4WQHHx.net
私は家族でマンションに住んでいて先日の地震の時は被害はなかったけど
その時に家にいた父と私で、地震が収まった後に車のトランクに積んである
卓上コンロとボンベ、猫缶を取って来る事にして父は足を傷めていたので、私が駐車場に
降りてトランクから荷物を降ろしていた。
すると、同じマンションに住んでいるらしい女性が幼児を連れて声を掛けてきた。
女性は「その缶詰もらえませんか?」と挨拶もなく、私の手から猫缶をもぎ取った。
女性は「子供がお腹を空かしてるんですけど、コンビニに何もなくて」と言った。
普通の身なりで本当に困った声だったので警戒もせず
「あ、それ猫の餌なんです」と、ホラ、と私が猫缶のラベルを見せようとすると
女性は私からさらに猫缶をもぎ取り、幼児に手渡しながら
「ライカちゃん(仮名)良かったね!このおねえさんくれるって♪!」とニッコリした。
私が「ダメです、それ猫の…」と言い掛けると、女性はいきなり豹変し
「だからあ!子供がお腹空かしてるんですけど!!わっかんないかなあ!もうぅぅ!」
と恫喝っぽくなった。
「でもそれは猫用なんです」
「猫にまぐろ100%とか贅沢なもんやる必要ないでしょ?!
猫なんか10日は食べなくて大丈夫だから!」
私が何とか「とりあえずあげません!どうしても欲しいならお金下さい!」
と叫ぶと「この子の前でお金の話なんかしないで!この古事記!」と叫び返され
女性は幼児を抱っこして逃げて行った。
仕方なく自宅に戻って父にその話をし、父がマンションの組合に相談して
警察にも届けた。
初めてこんな目に遭ったのが衝撃的だったのと
幼児は連れ回された挙げ句、猫缶食べさせられたのかと思うと気の毒だ。
皆さんも被災した時には気を付けてほしい。



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