モバP「うちの事務所で風邪が流行っている」
どう考えてもn番煎じだけどゆるして...
P「...」ピピピ
P「...37.8℃か、完全に風邪だな」
P「参ったなあ、どこで貰って来ちゃったんだろ...ゲホッゲホッ!」
P「...こりゃ事務所には行けんわ、電話電話」ピポパ
千川ちひろ「はい、というわけでPさんは風邪でお休みです!」
ザワザワ...
ちひろ「みんなも体調管理には気をつけてね!暑いからってアイス食べすぎたりしちゃダメよ?」
「お見舞い行けばいいんじゃない?」
「あっ、わたし行きたい!」「私も!」「いえ、ここは私が!」
「...公平にいこっか?」
「「「.........」」」
「「「じゃーんけーん...」」」
P宅
ピンポーン
P(うわっ誰だよこんな時に...)ゲホゲホ
P「宗教勧誘とかだったら思いっきり咳して伝染してやるからな!」フラフラ
P「はーい」ガチャ
高森藍子「おはようございます、体調はどうですか?」ニコッ
P「...はい?」
P「...見舞いにでも来てくれたのか?」
藍子「はいっ♪」
P「気持ちは嬉しいんだけどな~、お前はアイドルなんだからこんなところに来ちゃ...」
藍子「...私だって、そのくらいわかってますっ」
P「えっ」
藍子「だけど、どうしてもPさんが心配で...」
P「あ、藍子...」
藍子「もちろん、絶対にダメだって言われたら帰りますけど...」ショボン
P「うっ...」
藍子「お邪魔します♪」パタパタ
P「頼むから伝染らないでくれよ…」
P(入れてしまった...)
藍子(い、入れてもらえた...)ドキドキ
P(すげぇ、藍子が来ただけでむさ苦しい部屋がいいにおいに!)
P「...まあせっかく来てもらったけどさ、特にやることなんてないだろうし早めに帰っ
グゥゥゥゥ
て...」
藍子「...」
P「あっ...」
藍子「...Pさん、今日は今までに何を食べましたか?」
P「...ナニモタベテナイデス」
藍子「...来て正解でした」グッ
P「でもね?栄養満点(千川曰く)の怪しいドリンクなら飲んだしたぶん大丈夫...ゲホッゲホッ!」
藍子「ダメに決まってます!キッチンお借りしますね、Pさんは大人しく寝ててくださいっ!」グイグイ
P「あ~、力が入らない~...」グイグイ
藍子「~♪」トントントントン
P(俺の家にまともな食材がないこともお見通しだったらしい、ちゃんと買ってきてくれた)
藍子「~♪~♪」グツグツ
P(...しかし、エプロンをしてキッチンに立つ藍子。とても絵になるな、かわいい)
藍子(視線が気になる...)
P「...おっ、いい匂いがしてきた」ゲホゲホ
藍子「もうすぐできますよ♪」カチャカチャ
P(...にしてもなんかアレだな、まるで藍子がお嫁さんみたいに見えるな」
バッターン!
P「!?どうした藍子、大丈夫か!?」バタバタ
藍子「...大丈夫です、ちょっとつまづいただけですから」
P「怪我はしてないな、よかった...」
藍子「...」ポスン
P「えっ、なに?」
藍子「...もうっ!もうっ!急にあんなこと言って!もうっ!!」ポカポカポカポカ
P「痛...くは全然ないけど、もしかしてさっきの声に出てた?」
藍子「出てましたよ!!もぉ~~~!!!」ポカポカ
P「牛さんかな?(かわいい)」
藍子「さて、気を取り直して...」コホン
藍子「できました、たまご粥です♪」
P「おおー、うまそう...じゃあ早速」スッ
藍子「」スッ
P「!?」スッ
藍子「」スッ
P「えっ、くれないの!?」
藍子「もちろん食べてもらいますけど...ちょっと待っててくださいね」カチャカチャ
藍子「ふー、ふー...」
P「!?」
藍子「はい、あーん?」
P「いやいやいや、1人で食べられるから!」
藍子「...食べて、くれないんですか?」ショボン
P「ぐっ...藍子のそれ、ずるいよなぁ...」
P「...わかったよ、あーん」パクッ
藍子「!!!」
P「...うん、おいしいよ」モグモグ
藍子「よかったあ...」ホッ
P「でも、やっぱ自分で食べちゃダメか?いや、藍子に食べさせてもらえるのは嬉しいんだけどさ、ほら、ね?」
藍子「そ、そうですね...」テレテレ
P(実は一口目は味なんてわかってなかったよ、藍子がふーふーしてくれたお粥なんて味わう余裕ないわ...あっうめえ)パクパク
藍子(思った以上に恥ずかしかったな...)///
数日後、事務所
P「その後藍子はちゃんと家に帰りました。何もなかったですよ、ええ何も、神に誓って!」
ちひろ「誰に何を言ってるんですか?」
P「いや、ただの独り言です...そんなことより」
ちひろ「ええ、困りましたね…」
P・ちひろ「まさか今度は藍子(ちゃん)が風邪とは」
ちひろ「藍子ちゃんは自己管理はできてそうなイメージがあったんですけど...Pさんなにか心当たりありませんか?」
P「サァ、オレニハケントウツモカナイデスネ」
ちひろ(怪しいなあ...)
P「さーて、お返しにお見舞いに行ってやりたいけど俺がアイドルの家に行ってもいいものか...」
?「お困りのようだねP!」
P「おっ、お前は...」
?「あーちゃんのお見舞いなら私に任せて!行ってきまーす!」スタコラサッサ
P「お前まで伝染されないようになー!」
P「まああいつなら適任だな、今回は任せるか...」
ちひろ「...」チョイチョイ
P「おっ、どうしました?」
ちひろ「『お返しに』ってなんですか?」ゴゴゴゴ
P「やべえ、やっちまった!ごめんなさい許しtギャアアアアアアアア!!!!!!!!!!」
おわり
とりあえず完結です。
高森さんちには誰がお見舞いに行ったのかなあ(バレバレ)、続きは気が向いたら書くかもしれません。
いらっしゃるかどうかわかりませんが読んでくださった皆さんありがとうございました。
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コメント一覧
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- 2018年06月26日 23:27
- アイドルが病人に近づくとか意識低すぎんか?
-
- 2018年06月26日 23:30
- >>藍子「出てましたよ!!もぉ~~~!!!」 ポカポカ
>>P「牛さんかな?(かわいい)」
胸は牛のようにはならないのにね(無慈悲)
-
- 2018年06月26日 23:48
- やっぱり添い遂げたいアイドルNo.1の称号は伊達じゃないね
-
- 2018年06月26日 23:55
- 胸以外は強敵
-
- 2018年06月26日 23:55
- ※1
モバマスアイドル達は下半身で物を考えてるから仕方ない。
でもそこが良い。
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