33──これまで、院長は大きな災害があると自らヘリコプターなどで被災地に物資を届けるなどの支援活動を行っていますが、今回はなさらなかったんですよね・・



高須:こちらもすぐに動ける状況ではなかったからね。ひとまず、日赤を通じて支援金を贈らせてもらったよ。そして、いざ動けるようになった時点では、すでに自衛隊や消防隊が現地で活動を始めていて、僕が出ていくと逆に邪魔になってしまう状況だったからね。ヘリコプターを飛ばすよりも、お金を差し出すほうが、正しい支援になると思ったんだよ。

──現場での支援は専門家に任せたほうがいいということですね。

高須:そう。僕は現場で医師としてできることはあるかもしれないけど、実際の救助のプロではないからね。“寄付をするプロ”ではあるけどね(笑い)。

──たしかに、被災地ではボランティアが逆に自衛隊などの活動の邪魔になってしまうケースもあると聞きます。


・記録的豪雨 被災地の今~農業被害も深刻



高須:ボランティアならまだマシ。いちばんよくないのは、現地で大きな顔をしてカメラを回しているマスコミだよ。SNSでは、被災地でマスコミが飛ばしているヘリコプターの音がうるさいという苦情の投稿も多いらしいじゃないか。
東日本大震災のときは、支援のためにヘリコプターを飛ばそうと思ったら、マスコミがすべてのヘリをチャーターしてしまい、バスで支援物資を運んだこともあった。もちろん報道することも重要だけど、現地に行くメディアの数を減らしたり、ヘリではなくドローンを使ったり、いろいろ方法はあるはずだよ。

報道するなとは言わないけど、何よりも被災地のことを第一に考えるべき。各局がこぞっていろいろな映像を流す必要性はそこまで感じない。少なくとも、救助の邪魔にならないように、被災地の迷惑にならないようにする必要がある。

そして、人命第一であることだけは絶対に忘れてはいけない。ボランティアすることよりも報じることよりも、命を救うことが優先される。これだけは間違いないからね。現地でマスコミの人間が人命救助をしたっていう話がいくつか出てきてもいいとは思うんだけど、そうならないのはなぜなのか…って考えてしまうよ・・

・詳細は(source: NEWS ポストセブン - 「僕は寄付するプロ」高須院長が豪雨被害で現地行かない理由






・この人って、何だかんだあるけど、めっちゃ良い人なんだよなー。

・しっかりと現状を見極めて、今何が必要なのか、きちんと判断出来る人ですよね。
本人にはその気はサラサラ無いだろうけど、本当は政治家に一番必要な事なのかも。

・いやほんま、ヘリコプターじゃなくてドローンでいいと思う。

・マスコミのくだりは高須さんの言うとおり。

必死になって取材することが正義だと思ってる。それよりもまず出来ることがあるでしょ。

あんなにたくさん報道のヘリはいらない。

・めっちゃまともな事をはっきり言ってくれる人。その通りですよね。マスコミは特に異常

・物品もお金も大切な支援です。お金があって、こんな時こそ惜しみなく出す。この人は使い方がかっこいい。

・この感覚が政治家に必要だと思う。
政治家が視察に行くくらいなら、それにかかる費用を復旧にまわすべきだと思う。

・おっしゃることすべて同感です。
尊敬します。

被災地支援はマスコミが
飽きた頃からが出番と
心得ます。

息の長い支援が必要。


・高須克弥院長