自分はその日帰宅してすぐに鏡を見て前髪をあげてみた
確かにデコが広いと感じたが、元からだろうと納得させて一年放置していた

デコからくるハゲはまだマシ　
甘ったれるなクソハゲ

>>15
お前とは仲良くなれそうだ

どこからきてもハゲはハゲなんだ
マシもクソもねぇ

そして一年後、高２の秋、明らかに簾になった前髪
二回目の体育祭のリレーでは全力ダッシュもしなくなった
以前のように伸ばしていると地肌が見える
しかしその時も床屋に行って短くしてもらえば髪型で何とかごまかせたんだ
俺は気づいてなかった頭頂部のドーナツ化現象に

おいやめろ

ミスドがいると聞いて

高２の時の俺は成績もいい方で体育も得意だった
体育祭では応援団やリレー選手もやっていた
チアリーダーに告白されたこともあったが、他に好きな娘がいて断った

高三の春、その好きだった娘に言われたんだ
「頭のてっぺん少し薄いね」と

キャッチで80万の育毛機まんまと買わされた俺が通りますよ

俺は散った桜を自転車で撒き散らしながら帰った
前髪があがるのも気にせず全速力でペダルを漕いだ

帰宅した俺は母親の手鏡を探し出した
そして合わせ鏡で頭頂部を確認
そこにあったのは広大な不毛地帯だった

「まだ大丈夫」
そう信じていた過去の俺をぶん殴ってやりたかった

それからは毎日前と後ろからの視線を気にする日々
「ハゲ」の言葉に対する過剰反応
勉強に集中できずに成績も悪くなっていった
体育も全力でやることができずに皆から邪魔者扱いされた
夏のﾌﾟｰﾙ授業は地獄だった
正課では適当な理由をつけてサボり、放課後に補講という形で先生とマンツーマンで泳ぎ、泳ぎ終わるとすぐに帰宅した

先生も分かっててなにも言わなかったろうな…

これがお前らの未来だよく見ろ

秋になり皆が本格的な受験モードに入った中、俺だけは髪を気にしていた
急降下する成績
しかし誰にも相談などできない
我ながら孤独な受験シーズンだったと思う

そんな時俺は学校掲示板の存在を友人から教えてもらった
どうやら受験勉強の鬱憤を書きなぐる為に誰かが作ったらしいのだ
クラス別に分けられたチャット部屋
その中の会話で「Ｋさ、禿げてね？」という書き込みを見つけた

うわあああああああああああああああああ

これはきつい

原因は病気ということにして「ハゲたからカツラにした」と
まわりに先に言っておく紳助方式で行けばいいんじゃね？

まあ俺がハゲてないから言えることだけどな

きにすんな
むしろネタにしようぜ！
俺の親父はいつも自分で言ってガハハって笑ってんぞー

>>50
遺伝乙…

「Ｋ」は俺のイニシャル
その後も続くチャット
>　俺も思った
>　あれやばいよねｗｗｗｗｗｗ
>　髪型でごまかしきれてないな
>　温水までもうすぐか
>　誰かハゲましてやれよ

こんな書き込みだったと思う
やはりバレてたかと思う冷静な自分とまだ誤魔化したいと思う自分が心の中で葛藤していた
そしてこの掲示板を教えた友人への怒りが時間と共に膨らんでいったのだ

同じハゲとしてみてられなくなったわ。

禿げしい生き様だな

今日はハゲスレによく会うな

翌日学校に行った俺はその友人に文句を言った

「どうして俺にあの掲示板を教えたんだ！」

普段そんなに怒ったことのない俺が息巻いている姿を見て友人は目を丸くした

「いや別に…　ただお前知らなそうだったし…」

バツの悪そうな顔をする友人

「お前俺がハゲてるって言いたかっただけだろ」

まだ怒りは収まらない　

「はあ！？何だそれ！？」

友人も心外そうに叫んだ
その後も押し問答が続いて結局掴み合いになった
クラスの目がこっちに集まり男子数人に引き離された
思えばこの時の俺はどうかしていた
友人は本当に善意だったのかもしれない

とにかく俺はその日からそいつと口を利かなくなり、友人を一人なくした

まぁ俺も前髪ベジータだから人のことは言えんな

なんか読んでて悲しくなってきた

掴み合いのあった夜　再びその掲示板にて
>　ＫとＡ（友人）なんで喧嘩してたの
>　なんかＫが喧嘩売ったらしい
>　ハゲがどうこう言ってたぜ
>　やっぱりハゲかよｗｗｗｗ
>　ハゲて頭おかしくなったか
>　ハゲはエロいからなるんだよ　あいつよく嫌らしい目で女見てるし

これが10月の出来事
それから一ヶ月引きこもることにした
何かどうでもよくなったんだ

親と教師の説得を受けて再登校し始めたのが11月
髪の後退はやまない　この時から坊主にしてみた

そして再登校の日のチャットが気になった
怖いもの見たさってやつだったのだろう
>　坊主だったな
>　ハゲ隠し（笑）
>　まあ散らかすよりはいいんじゃね
>　でも惨めだな　あいつもてたのに
>　でも彼女いなかったけど
>　もうできんだろｗｗｗｗｗｗ

畜生と思ったがまだ無気力の方が勝った
とにかくボーッとして学校に通った月

高校三年の12月、返ってきた模試の結果は散々だった
一応宮廷志望だったのに偏差値は50もいってなかった
この時からさすがにまずいと思って勉強を始めたんだ

一月のセンター前の模試は少し成績が伸びていた
センターも受けた
結果が満足いくものではなかったけど、以前の落ちっぷりから見れば大分伸びた
それでもハゲを気にしない日々はなかった

二月
第一志望の試験を受けていた時、答案用紙に前髪がはらりと落ちた
この時悟った　
「俺はここに受からない」と

>>86
ちょｗｗｗｗｗｗｗ最後ﾜﾛﾀｗｗｗｗｗｗｗ

何さりげなくオチ作ってやがる

読んでるよ。辛いと思うが頑張って書いてくれ

結果から言えば第一志望には受かってなかった
だが滑り止めの私大には受かっていたのであまり気にならなかった

いや今思えばそれは違う

第一志望不合格以上に傷つく出来事が合格発表の前、高校卒業式のその日に起こっていたからだ

俺もはげてきた　闘町歩が薄い　今２４だけどやばい
まあそれとは別件で円形脱毛症もあるんだけどさ

俺なんて髪の量が多くて困ってるぐらいなのに
本気で分けてあげたい

高校時代俺には好きな娘がいた
春に「頭のてっぺん少し薄いね」と言った娘だ
明るい娘だった
男女問わず人気があった

昔の俺だったら自信をもって告白しただろう
しかしその時の俺はハゲ野郎だ

しかし高校最後
この日を境にもう会えなくなるかもしれない、と思った俺は勇気を出してその娘に告白することにした

坊主もだいぶ伸びてきて見苦しく薄毛が目立っていたので、卒業式前日に再び丸めた
今度は以前より短く刈った

卒業式が終わり、教室に戻る
最後のホームルームが終わる
皆が涙まじりに持ってきたカメラで写真撮影を始めた

俺も一応仲の良かった友人達と写真を撮っていた
すると俺の頭の上からカメラのフラッシュがたかれた
撮ったのは隣のクラスのＤＱＮ
「お前の髪がまだ少しでもあるうちに撮っといてやるよ」だそうだ

悲しくなったし、頭にもきたが怒りを飲み込んで「ありがとよ！」とその時は気丈に振舞った

泣いた

心だけは多毛でありたい

その後に好きだった娘（以下Ｂさん）をこっそり呼び出した
場所は人の通らない三階渡り廊下

待っているとＢさんがやってきた
「前から好きでした」
告白した
「Ｋ君はやっぱり友達だよ」
優しく断られた

結果は残念だったが、すっきりしていた
ちゃんと告白できたことに満足していたんだ

卒業んときでよかったな
後に引かないし

優しすぎ泣いた

全体禿げてる俺（大学生）からしたら小さな悩み事

>>113
ハゲにデカイも小さいもねえよ。
残念なのは頭だけにして、もうちっと気い使えや。
同じハゲ同士笑うしかねぇべ。

その日はすっきりしたし帰ろうと思った
すると後ろから呼び止められた

さっき俺の頭の写真を撮ったＤＱＮとそいつと仲の良い同じクラスの奴三人
「お前Ｂに告白したんだろｗｗｗ」
ニヤニヤしながらＤＱＮは言った
どうやら告白を後ろで見ていたようだ

続けてＤＱＮは言い放った
「Ｂは彼氏いるから。俺だけど」

DQNは確かにもてた
でもＢさんと付き合ってたなんて全然知らなかった
話を聞くと俺が引きこもっていた10月に付き合い始めたらしい

そしてそいつの取り巻きが俺が一番言われたくないことを言った
「“ハゲのくせに”Ｂさんは無謀すぎるだろｗｗｗｗｗｗｗ」
掲示板とは違ったリアルな人の悪意に初めて触れた気がした

>>126
壁殴り決定だな

もう苦笑いするしかなかった
キレることすらできない自分が情けなかった

帰宅して部屋に入ると膝を抱え、声を殺し泣いた
卒業祝いに家族が外食に連れて行ってくれたけど涙で目が腫れぼったかった
それを見た母親が「よっぽど感動的やったんやね」と言ったけど、本当の理由は感動なんかじゃないと言うこともできずにまた作り笑いでごまかした

切ねえ…

なぁ、禿げるか否かは何で決まるんだよ？
結局、遺伝か？

>>137
やはり不摂生も大きいようだ
肉中心の食生活になりがちな内陸国はハゲ多いよ

若ハゲはわかんない

そういや卒業アルバム渡された日は裏の白紙のページにハゲって書かれないように即早退したなあ

後日合否の結果を報告しに学校の職員室に行った
そこにはＢさんとその友達数人がいた

俺は先生に第一志望に落ちたこと、私大に進むことを告げて足早に去ろうとしたらＢさんが後を追ってきた
彼女は一言「ごめんなさい」と言って頭を下げた
俺がどうして謝るのかと聞くと、ＤＱＮが俺を馬鹿にしたのを知って謝ってくれたらしい

俺は「そんなの気にして無いよ」と言って帰った
その時の俺は、好きな人に頭を下げさせる自分自身とハゲが憎くてしょうがなかった

とにかく高校生活はこれで終わったんだ

四月　
大学生になった俺はとりあえず髪を丸めて帽子を被っていた
サークルにも入った
この時の髪の状態はＭ字が深くなっていて、頭頂部もさらに薄くなっていた

そして本格的に治療をしてみようと考えた

とりあえず医者に行ったらプロペシアを処方された
もうすがる思いで一日一錠を飲んでいた
すると三ヶ月くらいで頭頂部の抜け毛が減った気がした
しかし一方でこの時から股間の元気が明らかになくなっていた
性欲もなくてどうしてこれを飲んでいるのかよく分からなくなっていた

母方の親戚全員20代でハゲたらしい
つまり俺も…

母方のじいちゃんも叔父もどっちもハゲ。完全にエリートの血だわ…

「どうも性欲が減ったみたいです」と医者に正直に言った
「勃起はする？」と聞かれた
「一応しますが勃つまで時間もかかるし、柔らかいです」と答えた
「服用を一日おきに変えてみようか」と言われたので指示に従ってそうしてみるとまた抜け毛が増えてきた

抜け毛は嫌だ
でも男性機能の低下も嫌だ
そう思った俺は個人輸入のミノキシジルタブレットに手を出していた

大学一年の夏のことだった

とりあえず5ｍｇから始めた
二ヶ月すると確かに生えてきた
心の底からすごいと思った　
でもまた二ヶ月経った頃には効果も打ち止めなのか満足いくほど生えなかった

そして俺はミノタブの量を10ｍｇに増やした

この判断が間違いだった
10ｍｇ服用を始めてから体調を崩した　
目眩と貧血とむくみがひどかった
病院に行き、事情を説明し検査をすると血圧、肝臓の値の結果がよろしくなくプロペシア含む一切の薬の服用を禁じられた

KOEEEEEEEEEEEEEEEEEE

http://育毛剤.net/import/minoxidil_tablet.php
副作用やべぇなｗ

大学には一応通える程度の体調だったのでちゃんと出席した
辛かったけど授業中に帽子もちゃんと取った
しかしサークルには春先からろくに顔出ししていなかった
サークルの人達は基本的に明るいが、どうも俺の頭で笑いをとる先輩が多くて行きづらかったのだ

とりあえず久しぶりに秋の飲み会に参加した
しかし飲み会に参加しても肝臓の値の悪さから酒を飲むことも躊躇われる
「病気なんで」と適当にごまかしても「なら何で来たの？」と言われノリの悪い奴扱い、相変わらずのハゲ弄り
冬にはサークルを抜けていた

>>1は何のサークルはいったんだ？

>>174
バレーボール　八割遊びと飲み会



その時の俺の髪の状態はミノタブとプロペシアを止めた反動からかかなりの勢いで薄くなっていた

後期試験が終わり春休みに入ると俺は思い切ってスキンヘッドにしてみた

キター

スキンヘッドの大学生とか怖すぎて近寄りたくねえよｗｗｗｗ

ハゲばかにしてるヤツも薄くなったと感じたら、素直に認めてはやく対応しろよ
まさかね・・・・とか、俺にかぎって・・・とか思ってるとあっという間だぜ

大学の友達が禿げてから皆に冷たくなってしまった
普通に接してるんだが…

とりあえずスキンヘッドは解放された気分にはなった
もう悩まなくていいのかな、と

大学二年生
春休み明けてから学校に行くと誰も寄ってこなくなった
そもそも大学には高校時代から仲のよかった奴もいないし、サークルの人達と授業が被れば一緒の席に座らせてもらっていただけだった

しかしサークルを辞めたとなるとそいつらとも会いづらくなり、一緒に授業を取れなかったのだ
完全に孤立したスキンヘッドは学内でも異質な存在になった

中3ぐらいのときからつむじ周辺が薄くなり始めて
割と進行してしまったんだが
病院行ってみようかな…

ハゲてるお陰で外を堂々と歩けないんだ…

>>189
くよくよ悩むくらいなら行ったほうが良い
ストレス溜めるのは良くない
同じ悩みをもつから言っとくけど、とにかく速い対応が命

>>193
そうか
やっぱ速いほうがいいんだな…

ついでに言うとスキンヘッドは弥生系の顔にはおそろしく似合ってなかった

梅雨のある日俺は学校の図書館で勉強していた
前期試験も少しずつ近づいてきていて、人はそれなりに多かった

うちの大学はけっこう美男美女が多いと評判で、その日もたくさんの若い男女たちがグループを作り勉強していた
そんななかとある男女グループが「梅雨の髪の手入れ」について話していた
その会話の中で俺が出てきた　正直嫌な予感はしていたから落ち着いて耳をたてた
図書館は比較的静かで小声もよく聞こえた
「でもスキンヘッドの人は気にしなくていいよね」
「坊主はいいけどスキンヘッドまでなると引くよ～」
「うちにいるよね、スキンヘッドの人」
「ああ～、きも～いよねっ！」
「スキンヘッドに眼鏡とかお洒落の勘違いやんｗｗｗ」

どうやらその日は俺が帽子を被っていて、コンタクトだったから彼らは俺の存在に気づかなかったようだ
もう陰口には慣れていたから特に何も思わなかったが俺の逃げ道はどこにもないんだなとだけ感じた

そして前期試験
孤立していて過去問もゲットできなかった俺は初めて単位を落とし、取れた科目も軒並み最低評価だった

後期試験こそは挽回しようと思いながらも淡々と日々を過ごしていた

スキンヘッドもやめてまた坊主に戻した
夏休みも短期でバイトだけして日銭を稼ぎ、残りは家でひたすら読書していた
特に人と関わらないから禿を馬鹿にされることもないが、これでいいのか気になってしょうがなかった
周りには楽しそうな大学生がいっぱいいてどうしようもなく憂鬱だった

夏休みが明けて鬱屈を抱えたまま学校に通いだした時、爺ちゃんが急死した　

父方の祖父だった
見事な波平スタイル
昔から俺はお爺ちゃんっ子で、祖父が亡くなった時は本当に悲しかった
しかし心の隅で思ってしまった
「今の俺はこの人からの遺伝のせいなんじゃないか…」と
本当に自分が容姿内面とも醜悪になってしまったと思って絶望した

思ってた以上にスレタイに偽りがなかった・・

ハゲなのに良い友達が多い俺は勝ち組

勇気ある>>1がいると聞いて

当然葬儀なので親戚一同、そして教師だった祖父の死にたくさんの人が集まって泣いていた

通夜が終わって参列者に挨拶をする自分だったが、久しぶりに会う人達は俺の頭を見ていたような気がする
髪がフサフサ黒々な父とハゲの俺を兄弟だと思った人さえいた
そしてある叔父さんは「爺ちゃんに似たな」と言ってきた
喜びたいような悲しいようなﾎﾝﾄに複雑な気持ちだった

とりあえずそんな祖父の死で自分がさらに嫌いになった俺はまた楽しくもない大学に通いだした
冬休みに入った十二月、俺はある重大なイベントがあることに気づいた
そう成人式だ

中学校の時から会ってない奴もいる
中学の時はまだ髪があったから今の俺を見せるのは怖すぎる
よって、俺は行かないことにした

正解だな
俺もいかなかった

そう心に決めてから数日後、俺の携帯にメールがきた
家族とメルマガ以外のメールは久しぶりだった

どうやら同窓会の連絡メールだったようだ
幹事はあのＢさん
俺は欠席する、と書いて返信した

すると再びメールがきた
一斉送信ではなく俺宛にだけＢさんが送ってきたのだ
「絶対楽しいから来なって」とデコメ付きで送られてきた
とりあえず返信しないで無視することにした

Bさん惚れた

Bさんになら掘られてもいい

Bがフッタ男に気をつかってる私エライでしょって言う風に見える俺はおかしいのかな？
とにかく>>1が気の毒すぎる

その翌日母親が成人式に出るのか聞いてきた
俺は行く意味が無いとか訳の分からないことを言って逃げようとした
すると母親が言った
「死んだお爺ちゃんがあんたの写真撮りたいって言ってたけど残念ねえ」
心の底からずるいと思った
祖父はカメラが趣味で俺の祝い事の度に写真を撮ってくれていた
葬式の時にあんなことを思ってしまった手前、ここで成人式に出なかったら一生墓参りもできない気がした

その夜俺はＢさんに出席すると返信した

行っちゃだめだあああああ

嫌な予感しかしない

けどBのためにも行ってやってよかったな

とりあえず大学の入学式で着たスーツを着まわして成人式に行った
髪型は相変わらず坊主

久しぶりに会った奴らはすごくふさふさした髪を金色や茶色に染め上げていて羨ましく思った
俺がハゲる過程を知らない奴が多いからか、中学以来会っていなかった奴らは俺のハゲのことについて案外普通に接してきた

「お前早くからきたな～」
「早すぎたけどな。まあ女にはもてないよ」
「あと十年もすれば何とかなるだろ。渋くなる。太らないように気をつけとけよ」
「そんなことよりあっちに先生きてるぜ～」

このくらいあっけらかんと接してくれる彼らに、久しぶりに引け目を感じずに人と話せて嬉しいと思った

ハゲ怖いな
ハゲないことを祈るばかりだ

>>「あと十年もすれば何とかなるだろ。渋くなる。太らないように気をつけとけよ」
ええヤツやで

持つべきものは友達
これ実感するよね

この深夜帯が一番髪の毛が成長するらしい
ハゲをきにするならこの時間はしっかり寝とくべき
おれはもう寝る

こういう風に軽く接してくれると嬉しいよな

女に笑い取ろうとしていじりだすヤツがいたら終わる

成人式も乱入する奴もおらず、無事に終わった
その後同窓会に行った

俺はまだ肝臓が何となく怖くてお酒は控えめに飲んだ
そのうち皆に酒が回り始めて色んな奴が俺に絡んできたが不思議と嫌な気持ちはしなかった

しかしそんな時にＤＱＮ（こいつは別地域）の取り巻きだったあいつが現れた

俺は身構えた
また何か言ってきたらぶん殴ってやろうと思った
そして案の定「よお>>1、お前彼女できた？」とちょっと酔った調子で聞いてきた
いないよ、と俺は答えた
「だよねえ、その頭じゃできんわｗｗｗハゲ童貞かよｗｗｗｗｗ」
そして近くにいた女子を捕まえて「あいつ童貞だってｗｗｗ」とか言い出した
女子は何か気まずそうに苦笑いしていただけだったが、始めから殴るつもりだった俺はそいつの顔面に酔ったふりをして拳を入れた

やりやがった！

鉄拳制裁キター

やるねえ

よくやった

ﾋｭｰ！>>1やるじゃん

取り巻き（以下Ｃ）は痛がってこっちに掴みかかろうとしたが牽制に前蹴りを入れたら倒れた
「ハゲに喧嘩負けるのかよ。馬鹿にするなら勝てば？」
こんな感じのことを酔ったふりをして俺は言った
Ｃが立ち上がろうとしたのでもう一度蹴ろうと思ったとき、さっきの中学以来の友人達が俺を止めた
そして「あれはＣが悪いわ。まあ>>１も落ち着けよ」と言ってくれたので俺は落ち着い
Ｃも無言でどっかに行った
幸いあちこちでじゃれあいが起こってたので大した騒ぎにもならなかった





俺は

勇者だな

ケンカ慣れしてる？

ともかく良くやった

できるハゲだな

俺は友人達に礼を言うとまた話しこんだ
今何をしてるかや今後どうするかなど
久しぶりに長々と人と話した
そんな時ほろ酔いのＢさんがこっちに来て俺を呼んだ

Ｂさんは「ごめんなさい」と言うと頭を下げてきた
「何が」と俺が聞くと「告白の時に彼氏をその場に呼んだのは自分だ」と言ってきた
どうやら俺に告白されそうだ、とあの時ＤＱＮに相談したらしくＤＱＮは面白がって着いてきたそうだ
それが原因で俺を傷つけたことと俺の頭のてっぺんが薄いと言ったことも悪かったと思っていたらしい
本当にいい人なんだな、と思った
好きになって間違いはなかったと少し自分に自信がもてた

ＤＱＮとは高校卒業したらすぐ別れたそうだ
今はフリーか俺が聞くと、新しい彼氏がいると言っていたので、少しがっかりしたと俺が笑って言うとＢさんも笑っていた

とりあえず成人式自体は満足するものだった

まぁ>>1がBさんがいいひとだとおもってるならいいんじゃないそれは

思ったよりひどくなくて安心した

後期試験も無事に乗り越えた俺は春休みに一人で旅行することにした
京都と大阪を回ってみた
誰も俺のことを知らないから頭を出していても問題ない、と思っていたら小さな子に、ハゲや～と言われて少し傷ついた

とにかくこいつを個性にするしかないと思った

>>282
子供に言われるとストレート過ぎて気づ付くよね

こんなに釣りであって欲しいと願うスレは久しぶりだ
俺はヅラに逃げて貯金まで薄くなった

しかし淡々と進む>>1ですね

ついに時は１年前、今年度に突入か

そして春休みが明けて三年生になった
相変わらず孤独な大学生活だったが、中学の友人達と成人式以来連絡をとるようになったので気は楽になった

そして大学に友達ができないなら余所で作ろうと思い、俺はmixiに入会してみた

その中からカラオケオフを見つけた
よくヒトカラはしてたが、いい加減誰かと一緒に楽しみたいと思っていたのだ

そこは大所帯のコミュニティで、緊張しながら行ってみると大体30前後の人達が多く、俺と同じ学生もけっこういた
20後半でハゲてる人も何人もいた
でも皆気にせず楽しそうに歌って、飲んで、騒いでいるのを見て社会に出れば何とかなると思った

しかし社会に出るというのが実に難しいと感じた
三年秋くらいから一斉に就活が始まったのだ
エントリーシートも書いてみるがなかなか追いつかない
ストレスは髪にも悪かったのかまた薄くなった気がした

そして合同企業説明会に行ってもやはり皆若々しい
若ハゲなんていやしない
説明する社員も俺を見て何人かは驚いていた
こんな容姿の俺が就活を生き抜けるのか不安でしかたなかった

そして学校の面接練習で講師に言われた
「君はいっそカツラを被れば印象がぐっと変わるのに」と

ｼｮｯｸだった
個性もくそもないのだと思った
ただハゲは醜いと言われたのと同義で、少しくらい変わってきたと思っていた気持ちがまた塞ぎこんだ

むごいな

一気に欝展開ｷﾀｰｰ

俺の知り合いはカツラで就活してたよ

そして今、この間も春休みに入ってすぐに説明会があった
とりあえずカツラは高くて手が出ないので初めてウィッグを被ってみた

電車の中で同じ学校の奴がいると顔を伏せた
「ヅラｗｗｗｗｗ」と笑われるのがまた「ハゲｗｗｗｗｗ」とは違った形で辛かったのだ

(T_T)

友達に相談すれば「今のままでいけ！」
社会にしてみれば「ヅラ被れ！」
恋愛においては「ハゲだろうがヅラだろうが論外」
とにかく社会に出るまで葛藤は続きそうだ

ここまで読んでくれた人はありがとう
全部実話
悪いけどうｐをするつもりはない
今は写真でも頭を見たくないから
ただ、本当に苦しんでいる人もいるからハゲだって馬鹿にしないで欲しい
ＶＩＰで言うことじゃないかもだけど

おい。せめて、ｗはつけるべきだと思うんだ。
心中お察しします。としか言いようがない。

今じゃあ就活の一番忙しいときか

まぁ頑張れ
就活、坊主でも駄目だし、世知辛いよな

ここでハゲの俺が参上
25過ぎたら周りにハゲもちらほらでてくるから安心しろ。ハゲ仲間ができるからｗ
卑屈にならず、ハゲを突っ込まれてもネタで返せるようになればおｋ

カツラとかは精神的に悪影響なだけだからやめとけ。植毛はいいだろうが費用がかかる
俺も禿げる前はモテてたから、禿げた後の落差は激しかったが、内面さえちゃんとしてればいい女は寄ってくる。
結婚もできる。相手の父親より禿げてたけど、育毛剤とか詳しく教えてあげたりしできる。

俺には頑張れとしか言えない

ちなみに眉から生え際までは7.5かな

このスレまぶしい

不毛な愚痴の言い合いはやめて育毛にハゲもうや

>>1
ミノがダメなら、ノコギリ椰子はどうだ？

天然成分でフィンぺに近い。

以前テレビで「アミノ酸を摂ると髪が生える」ってゆってたから
米麹の甘酒(ノンアルコール、ノンシュガー)を勧める。

>>341
ノコヤシか
今気になってるのはスカルプＤからでてる「５α‐Ｒ」っていうサプリだな
ノコヤシ他の成分が入ってる　ただ高い
アミノ酸と亜鉛とビタミンＣは取ってる

コラーゲンは関係するけど食品から摂取できるものでは無い、ときいた
副作用は出ない人は出ない
俺はたまたま合わなかった

ノコギリヤシ飲んでた時は頭痛がひどかったな

コラーゲンも育毛に関係するって聞いたような

>>343
コラーゲン=良質なたんぱく質だからだろ。
突き詰めればアミノ酸も然り。

しかし副作用はやっぱりつき物なのかね
無いのとかは無いか

つか禿げたくないならさっさと寝ろよ

まあ、今日はもう寝るよ
久しぶりにこんなに夜更かしした
明日からまた11時には寝るようにする
皆ありがとう

がんばれ

イケメンが落ちるのとではまたダメージが全然違うな
もし自分だったら元からブサだった方が良かった

今日びのカツラっつーかヘアコンタクト？シール？っぽいやつすごいな
TVでみたけど高いんかあれ

むかしの　ともだちに　つむじ　ふとくなったねって　いわれた

30にもなると結構みんな薄くなってるし、女性も殆ど気にしないんだけどな。
若いうちに来ちゃうと明らかに周りから浮くし、キツイよね。
今笑ってる奴らも10年もすれば笑えなくなるかもしれないのに。

まぁ、何にせよ気にしすぎるのは良くないよ
「小綺麗にしとけばインテリに見える」って聞いたこともあるし

明日は我が身