世界は思ったより広くないと思うこともあるが、1人の人間が経験できることは限られている。ほとんど知ったような気になっていても、まだまだ「はじめて」は満ち溢れている。
実はこれまでに見たことがあっても、日常に紛れ込んでしまい気が付かなかったり、素通りしてしまうこともある。
だが、インターネットの荒波は、我々の浜辺に様々なものを運び込んでくれる。特に話題になったものは、興味があろうがなかろうが、その姿をさらけ出すのだ。
これまで多くの海外ネットユーザーをざわつかせた驚くべき写真を見ていこう。
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1. 手の跡がついたレシート
image credit:reddit
レシートにも使われる感熱紙は、アルコールなどを含んでいる手の消毒薬にも反応して跡がつくそうだ。
2. 打ち上げ花火の中身
image credit:reddit
夜空に美しい花を咲かせるため、色々な種類の火薬がびっしり詰まっている。
3. 草の氷
image credit:reddit
条件がそろえば、細い草にもこんな形の氷ができたりする。
4. 自由の女神はブロンズ色だった (アメリカ)
image credit:imgur
1886年、アメリカ合衆国に設置されたばかりの自由の女神の写真。
にしては色が変だって?
実はこれ、当時の色を復元したもので、銅製の女神像が最初は10円硬貨と同じ色をしていたのがわかる。現在は酸化で緑色になっているのだ。
5. 映画会社のロゴのモデル (アメリカ)
image credit:imgur
アメリカのコロンビア映画に使われているオープニングロゴのモデル(通称ロゴレディ)の写真。
同社のオープニングロゴは1924年の創業から5回も変わっている。上の写真は1992年の変更時にモデルとなったジェニー・ジョセフで、これをベースしたロゴが今も使われている。
コロンビア映画のオープニングロゴ(左)と見比べるとよくわかる
image credit:9gag
6. やべ!猫と和解しないと…
猫がプラズマボールに触れると大いなる肉球パワーが発動!
…したりしなかったりするらしい。
image credit:reddituploads
7. 多彩な樹皮を持つレインボーユーカリ
image credit:redd.it
北半球に自生するユーカリの仲間で、古くなった樹皮が剥がれ落ちると、その下に鮮やかな緑色の樹皮が現れる。その部分の色も徐々に変化して青みがかったり赤っぽくなったりするそうだ。
この木は以前に何度か取り上げているので知っている人も多いかもしれない。
●神々しいほどの美しさ、世界の偉大にて壮大なる16の樹木:カラパイア
フィリピンのレインボーユーカリの動画
Rainbow tree from the Philippines
8. ストロックル間欠泉 (アイスランド)
image credit:reddit
アイスランドの観光スポットで、沸騰した地下水が勢いよく噴き出す。現在はおよそ5 〜10分ごとに20m〜30ほどの高さまで熱湯が噴出するという。
上の写真は噴出寸前の瞬間をとらえたものだが、現地では他にも見事な光景が見られるぞ。
2017年の様子。80〜100℃の地下水が一気に噴き出す
Iceland's 1,000-year-old Strokkur Geysir
9. アスペラトゥス波状雲
image credit:redd.it
アスペラトゥス波状雲は2009年に新たに認定された波状雲の一種で、空が荒れた海のように見える。ホラー映画にうってつけの眺めだな。
(関連記事)●意志を持ったような畏怖のウネリ、米ネブラスカ州に発生したアスペラトゥス波状雲の映像:カラパイア
10. 原子の1粒 (イギリス)
image credit:David Nadlinger - University of Oxford
中央のとても小さな白っぽい点。実はこれ、荷電粒子の捕捉装置につかまったストロンチウム原子1個だという。
この写真はイギリスのオックスフォード大学の研究者デビッド・ナドリンガー氏が撮影したもので、同国の工学・物理科学研究評議会EPSRCの写真コンテストで総合1位を獲得した作品でもある。
11. ツートンカラーのロブスター
image credit:reddit
体の中心から茶色と青の2色になってるツートンロブスター。5000万分の1で見つかるというレアな個体。
一部の海外ユーザーは雌雄モザイクのロブスターだとコメントしていた。
●半分オスで半分メス。「雌雄モザイク」の8種の生き物(昆虫あり):カラパイア
珍しい色のロブスターといえば最近パステルカラーの個体もニュースになってたね。
●綿菓子みたいなふんわりパステルカラー。1億匹に1匹という希少な「コットンキャンディ・ロブスター」が発見される(カナダ):カラパイア
12. 微生物手形 (アメリカ)
image credit:Tasha Sturm
アメリカの検査技師が、遊んで帰ってきた8歳の息子の手にあった菌を寒天培地で育ててみたら、こんなにすくすく成長しちゃったそうな。
●外遊びから帰ってきた息子の手をペトリ皿に押し付けた微生物手形(※閲覧注意):カラパイア
とはいえ、正常な人間の皮膚にはお肌を保護してくれる常在菌も共生しているため、極端な殺菌・消毒が健康な肌に欠かせない免疫力を下げてしまうこともあるそうだ。何事もほどほどがいいさのう。
13. 仏像の中に高僧のミイラ (オランダ)
image credit:M. Elsevier Stokmans
2015年にオランダの博物館にあった銅像(左)をスキャンしたら、内部にミイラ化した僧侶(右)が見つかったというニュースがネットを席巻した。以前こちらでもお伝えしている。
●仏像をCTスキャンしたところ、1100年前に死亡した高僧のミイラが発見される:カラパイア
てか、当の博物館スタッフもかなり度肝を抜かれたに違いない。
14. 世界最大級のオタマジャクシ (アメリカ)
image credit:twitter@Afro_Herper
今年3月に米アリゾナ州で生きたまま捕獲されたウシガエルの幼生。このオタマジャクシはゴリアテと名づけられ今も飼育研究されているようだ。
●私の知ってるヤツじゃない!世界最大級のオタマジャクシが発見される(アメリカ):カラパイア
15. 人口が密集した貧困層の住宅 (インド)
image credit:reddit
コンクリートでも写したのかと思いきや、インフラが整わないまま爆発的に人口過密化が進んだデリーのスラム街をクローズアップしたNASAの衛星画像らしい。
灰色の家がすき間なくびっしりと立ち並んでいるが、そのほとんどの家庭が困窮状態にあるという。
(関連記事)●溶ける氷河から人口爆発まで、NASAが公開した地球の変動がよく分かるビフォア・アフター衛星画像:カラパイア
16. 放置されたウォーターパーク (ブラジル)
image credit:LA DO ALTO via twistedsifter
ブラジルのゴイアス州アナポリスに建てられたまま廃墟化したウォーターパーク。ブラジルの空中写真家がドローンで撮影したものだ。
17. デコボコに見える錯視の床 (フランス)
image credit:imgur
フランスのパリにあるゲーム店にて。平らなのに錯視的な柄がついているせいで思わずつまづいてしまいそうな床。
(関連記事)●歩くことに躊躇しそう?世界のクールで面白い10の床:カラパイア
18. 火山の噴火みたいな景色 (フィンランド)
image credit:imgur
フィンランドに位置するラップランド地域の光景。噴煙っぽく見えるのは、雪や氷をまとった針葉樹だ。
あまりに寒いためまばらにしか生えない樹木。それがすっかり氷雪に覆われ、一部が溶けて再び凍ったりを繰り返したり、雪の重みで曲がったりして煙や亡霊にも似た白いオブジェになるらしい。
●無数に出現した真っ白な亡霊たち。雪で覆われた樹木が立ち並ぶラップランドの「スノウ・モンスター」の圧倒的な光景(フィンランド):カラパイア
References:twentytwowords / epsrc / wikipediaなど /written by D/ edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
なんだ息子スティックじゃないのか
どれがとは言わないが。
2. 匿名処理班
15のインドのスラム住宅地はわりとどこでも見つけられそう
3. 匿名処理班
17みたいな床はほんと勘弁して…
理屈では平らなのわかっていても絶対こける人がいる
4. 匿名処理班
※3
この床の模様、確か店内を走り回るガ…お子様対策じゃなかったかな
なので床を見ずに商品棚を見ながらゆっくり歩けば問題は無い、らしい
5. 匿名処理班
6のプラズマボール秋月のキットでも作れるし
夏の宿題にも最高
6. 匿名処理班
息子スティック・・・いや何でもない
7. 匿名処理班
>6
暗黒面?
ニャン黒面?
8. 匿名処理班
画像18、銀魂の神楽ちゃんが生まれた星のモンスター?にそっくり!\(^o^)/
9. 匿名処理班
5.ロゴレディ
ランプに電線が繋がってるのが、間抜けっちゃ間抜け。
舞台裏なんてそんなものかもだが。
10. 匿名処理班
3は、真冬のナイアガラ行くと、湖畔に面した街路樹がまること
氷漬けになっている似たような光景が見られます。
春には解凍されてもとに戻るらしいですが、枯れないのかなぁ。
11. 匿名処理班
なるほど!シャイニャングフィンガーとはこういうものか!
12. 匿名処理班
17の床歩いてると足がグキってなりそう