695 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:03/10/02 14:53 ID:T3Vji783
去年の秋ごろ、「いまどきの」と表現するのにピッタリの女子高生の3人組が
会社(小さな工務店)にやってきた。文化祭で部活の展示用に
余った角材やベニヤ板が欲しいんだと。

ルーズソックスとムッチリした生足に気を取られながらも
アホが集まる高校の制服だったのでものすごく適当に
しゃべってたんだけど、彼女らの熱心さが伝わってきて協力してあげた。
最初は「やばくねー?」みたいな言葉だったのが、しゃべってるうちに
けっこうちゃんとした敬語に変わり、
クギとか木ネジをわけてあげたら「お金払いますよ」という気遣いも見せてくれた。
おれは見下していた自分を恥じた。紙袋いっぱいに材料を入れて
本当に嬉しそうな表情で帰っていった。

それから1ヶ月ぐらいした頃、その3人がお菓子を持ってやってきた。
文化祭で作って近くの養護学校や老人ホームに配って
なんとお礼にうちにも持ってきてくれたのだった。将来は看護学校に進んで
老人や病気の人の世話をしたいんだと熱心にしゃべってった。
やっぱり見た目はいまどきの女子高生だったが、「今の若いの」も
馬鹿にしたもんでもないね。おじさん、応援してます。

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