66なぜマスメディアはネットを中心に“マスゴミ”と忌み嫌われるのか? 現代においてもっとも過激な批判の声を発信するである「ネトウヨ(ネット右翼)」の憎悪の源はどこにあるのか。橘玲が『朝日ぎらい~よりよい世界のためのリベラル進化論~』で明かした彼らの実像とは。



「リベラルな朝日」はなぜこれほど嫌われるのか?

その理由のひとつは、社会全体の高齢化とともに「リベラルの保守化」が顕著になったことだ。このひとたちの主張は「(自分たちの既得権にかかわることは)なにひとつ変えたくない」に要約できるが、これでは若者たちから見離されても仕方がない。

 しかしこれだけなら、「朝日ぎらい」に見られる底知れぬ憎悪は説明できない。たんなる政策論争や政治思想のちがいなら、論壇やアカデミズムで議論すればいいだけだ。

 しかし現実には、書店の店頭には「朝日ぎらい」の雑誌や書籍の煽情的なタイトルが並んでいる。特定のメディアへの批判がひとつのマーケットをつくりだすのは(おそらく)日本でしか見られない珍現象で、それだけ日本の戦後において朝日新聞の存在が大きかったということなのだろう。

「朝日ぎらい」の理由を訊けば、多くのひとが滔々と語るだろう。そのなかには正当なものもあると思うが、ここでその一つひとつを検証しようとは思わない(※1)。私の興味は、「朝日」についてなぜひとはこれほどまで感情的になるのか、ということだ。

 それを知るためには、現代においてもっとも過激な「朝日ぎらい」である「ネトウヨ(ネット右翼)」について考えてみる必要がある。


・東日本大震災 福島から真っ先に逃げたマスゴミへの福島県民の怒り



 日本におけるネトウヨの定義は難しい。「朝鮮人を殺せ」などの醜悪なヘイトスピーチを行なう団体がネットから生まれたことは間違いないが、最大のヘイト団体である在特会(在日特権を許さない市民の会)の会員を直接取材したものは、ジャーナリスト安田浩一氏の『ネットと愛国』(講談社+α文庫)、『ヘイトスピーチ―「愛国者」たちの憎悪と暴力』(文春新書)と社会学者樋口直人氏の『日本型排外主義―在特会・外国人参政権・東アジア地政学』(名古屋大学出版会)くらいしかない。

「定職をもたないか、非正規で低賃金労働に従事する貧しい若者」が社会に対する憎悪を韓国や中国、「在日」や「朝日」にぶつけているというのが一般的なネトウヨ像だろうが、樋口氏はこれは根拠のないステレオタイプで、排外主義運動の参加者には大学卒やホワイトカラーのサラリーマンも多いという。しかしこれにしても、直接ライフヒストリーの聞き取りができたのは34名で、この調査だけでは全体像はわからない(サンプル数が少ないのはそれだけ協力者を集めるのが難しいからだ)。そこでここではとりあえず、SNSやネットニュースのコメント欄にヘイト発言を繰り返し投稿するひとたちを考えてみよう。

 ポータルサイトの分析では、ニュースのコメント欄へのヘイト発言は主に1週間に100回以上のコメントをする“コア層”によってなされており、1%の投稿者がコメント全体の20%を形成している。

 こんなことをしていてはまともな社会生活は送れないと思うのだが、ネトウヨについてのいくつかの調査は、彼らの中心が40代であることを示している。これは奇しくも、20代で日本と世界の激変を体験し、「右」と「左」の価値観が逆転した世代だ・・

・詳細は(source: AERA dot. - 「ネトウヨ」とは誰のことなのか? 彼らが“マスゴミ”と呼ぶ理由


・マスゴミに正論を突きつけ完全勝利した橋下市長UC



・単に今までは情報発信手段が限られていたのが自由になり今までマスコミが報道してなかったこと(良くも悪くも)が世に出回り不信感が募った結果では?
特に政治のあたりはマスコミが応援する政党や記者の好き嫌いで内容を180度変えてるのを見てるとそうなるよ・・・

・身内擁護のプロパガンダ。これは恥ずかしい。

・朝日本位のご都合で一部を切り取っただけに過ぎない
国民は保守が増えた
緩やかな保守も含み自由闊達にというのは時代的なもので、短期では特に激変は考えにくい

・そもそも「嫌韓」になった原因は、「慰安婦問題」というあなたたち朝日新聞に原因があるのに、そこには一切触れず??
一見客観的に分析したような記事ですが、こういった分析の記事を出している時点で、朝日は全く反省の色が見えないと思う。
政治関係以外の記事では、稀に良い記事もあるけどさ。。

・>「リベラルな朝日」はなぜこれほど嫌われるのか?

自分のことをリベラルだと思っているの?
増長も極まるよ。
リベラルってのは日経新聞みたいなのを言うんだよ。
朝日新聞はテロリストの新聞。リベラルに失礼だよ。

・この記事はギャグなんでしょうか?

・筆者の差別主義がにじみ出た記事ですね

・ネトウヨとは、リベラルに意見に水差す人に対するレッテル貼りなんで、誰かと問えば、非リベラルが答えになる。

ネット無き時代は、個々に個人が疑問に思ってもマスコミが取り上げなければなかったことにされてた見解が、個人で表明できてしまう時代になっただけのこと。

朝日は自己の瑕疵を、弱者排除に組み込みたいみたいだけど、戦時中の戦争煽りを逃げおおせたみたいにはいかないから。残念ながら環境が違いすぎる。

・まだ、反省してないんだ。

・メディアは情報をどのようにも変えることができるよ。
印象操作に始まって、報道の選択等駆使する。情報を握るものが世の中を操る。
メディア各社の平均年収から見ればよく分る。そして絶対に経営破綻しない。まぁ国民には必要なものであり、また敵でもある。


・我が国最大の「癌」マスゴミ