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【検索してはいけない言葉】まる子の母「夏休みだし、まる子には水だけ与えて生活させましょう」 | 不思議.net

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【検索してはいけない言葉】まる子の母「夏休みだし、まる子には水だけ与えて生活させましょう」

2018年07月27日:23:00

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コメント( 12 )

s


1: んん… ◆Miwikigs4M 2009/01/22(木) 19:53:47.31 ID:sBghB901O
二週間後

まる子「…ぉかぁざ…」

まる子「……ぅぁ…」

まる子「…」
管理人です!
このスレは『検索してはいけない言葉』として扱われていたスレです。

検索してはいけないワードとしては「まるこ コップ お水」だそうです。

『検索してはいけない言葉』ときくと、身構えてしましますが私は読んでみました。
私が読んでみたところ、そこまで気にならなかったです。

まぁ、ですが一応閲覧注意でお願いします。

まるこ コップ 水
※↑このサイトのURLは記事下に貼っています(スレの中身が書かれているため)
【闇深いサザエさん】サザエ「急に雨が降ってきたから駅まで傘を持って行ってあげて」
http://world-fusigi.net/archives/9194948.html




4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/01/22(木) 19:55:39.05 ID:RRVjuPJOO
ちょwww

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/01/22(木) 19:57:38.93 ID:zRp2iJFhO
期待

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/01/22(木) 20:03:27.12 ID:ViV0aQLyO
wktkせざるを得ないwww

14: んん… ◆Miwikigs4M 2009/01/22(木) 20:01:33.02 ID:sBghB901O
まる子の母「あら、生ゴミが減ってるわねえ」

18: んん… ◆Miwikigs4M 2009/01/22(木) 20:03:28.98 ID:sBghB901O
友蔵「まる子や、大丈夫か…水を持ってきたぞ」



23: んん… ◆Miwikigs4M 2009/01/22(木) 20:06:22.88 ID:sBghB901O
まる子「…ぉねぇぢゃ…」

お姉ちゃん「まる子…お腹空いたの?」

お姉ちゃん「待ってて…はいお水」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/01/22(木) 20:05:12.05 ID:uskew7LUO
wktk(゚▽゚)

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/01/22(木) 20:05:40.08 ID:GhnKNg6oO
これは良スレwww

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/01/22(木) 20:07:15.77 ID:13F5JO0vO
早く

33: んん… ◆Miwikigs4M 2009/01/22(木) 20:09:09.94 ID:sBghB901O
おばあちゃん「何日も食べてないと食べ物を受け付けなくなるらしいからねえ」

おばあちゃん「まる子が食べやすいようにお粥を作ろうかね」

おばあちゃん「もっと食べやすいように米は入れないでおこうね」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/01/22(木) 20:09:58.42 ID:x6OASggI0
米入れないwww

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/01/22(木) 20:09:59.11 ID:jHq8NglZO
このコテは期待できる

んん… ◆Miwikigs4M

んん…は、ニュース速報VIP板で活動していた2008年のコテハン。

ネタレス的なショートストーリー(SS)スレを多数立て、好評を博していた。
https://2ch.me/vikipedia/ん…

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/01/22(木) 20:10:26.34 ID:ViV0aQLyO
おばあちゃん確信的クソワロタwwwwww

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/01/22(木) 20:13:04.97 ID:13F5JO0vO
米なしでどうするんだよww

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/01/22(木) 20:10:41.89 ID:BOl7lszsO
いいぞ もっとやれ

43: んん… ◆Miwikigs4M 2009/01/22(木) 20:12:56.04 ID:sBghB901O
まる子の母「早くお風呂にはいんなさい。あんただけよ、まだ入ってないの」

まる子「…ぁ…」

まる子の姉「ほら、浴槽に入れてあげるから。お湯変えてないけどいいわよね」

バシャン

まる子「…」

まる子「…ゴク…ゴク…」

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/01/22(木) 20:14:56.41 ID:GhnKNg6oO
飲むなwwwwww

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/01/22(木) 20:15:31.18 ID:vI5rU35g0
まる子wwwwwwwww

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/01/22(木) 20:15:48.90 ID:ViV0aQLyO
飲んだwwwwwwwww

50: んん… ◆Miwikigs4M 2009/01/22(木) 20:17:12.14 ID:sBghB901O
花輪くん『こないだ家で立食パーティーを開いたんだけど』

花輪くん『予定は20人だったのに見栄を張りたくて40人分料理を作ってしまったのさ』

花輪くん『結局あまりは捨てちゃったんだけどねベイビー』

まる子「…」

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/01/22(木) 20:28:50.54 ID:TJY541/1O
>>50
花輪君ちはそんなことしないと思ってた

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/01/22(木) 20:20:05.67 ID:YgEuLg6i0
支援

74: んん… ◆Miwikigs4M 2009/01/22(木) 20:32:54.41 ID:sBghB901O
まる子の母「なんか臭くない?」

まる子の姉「ちょ、まる子がお漏らししてる!」

まる子「…」

まる子の母「大も小も…まる子!あんたって子は!」

まる子「…ぉぇ…んなざぃ…」

まる子の姉「きゃー!まる子が自分のウンコを口に!」

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/01/22(木) 20:33:34.90 ID:vI5rU35g0
これは・・・www

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/01/22(木) 20:34:03.60 ID:H44oTgC10
まる子くせぇwww

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/01/22(木) 20:34:17.61 ID:rvTdh4XtO
軽く病気

90: んん… ◆Miwikigs4M 2009/01/22(木) 20:44:09.75 ID:sBghB901O
まる子の母「まさか生きてるとは思わなかった」

89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/01/22(木) 20:43:23.92 ID:BPxM1TPzO
案の定んん…だったことに安心した

ここまでで話は終わっていた。
後日スレが立てられ、リメイクされた話が投下された。

以下、後日立てれられたスレ
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 07:28:46.48 ID:v4OWLnxD0
二週間後

まる子「…ぉかぁざ…」

まる子「……ぅぁ…」

まる子「…」


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 07:42:24.72 ID:v4OWLnxD0
おばあちゃん「何日も食べてないと食べ物を受け付けなくなるらしいからねえ」

おばあちゃん「まる子が食べやすいようにお粥を作ろうかね」

おばあちゃん「もっと食べやすいように米は入れないでおこうね」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 07:54:36.19 ID:sTCVclQ/O
>>11
フイタwwwwww

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 07:45:52.77 ID:v4OWLnxD0
家族が狂った

「まる子あなたのご飯は今日から水だけだから」

最初は冗談だと思った
差し出されたのはたった一杯のコップ

「ちょっとお母さん何言ってるの?」

私は聞く
しかし誰も答えない
まるで私がそこに存在しないみたいにみんな振舞う
お母さんお父さんおじいちゃんおばあちゃんおねえちゃん
みんな無言でご飯を食べ続ける
その態度に何か私悪いことをしたのかと少し震えながら水を飲む
味気ない味だ

「ごちそうさま」

ご飯を食べたおじいちゃんが私が水しか飲んでいない姿を見ても無表情だ
ボーンボーン
時間がずれた時計が部屋に鳴り響く
私の家族もどこかずれてしまったのだろうか
そうそれは暑い暑い夏休みの初日のことだった

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 07:48:48.95 ID:Uje4z8mLO
スレタイだけで泣きそうなんだけど…

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 07:49:32.51 ID:DtBqdGrLO
・・・ゴクリ

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 07:54:26.04 ID:v4OWLnxD0
最初は冗談だと思った
普段はみんな私に普通に接してくれる
おじいちゃんもおばあちゃんも私を見たら笑顔で話をするし
お父さんもいつも通りダラダラしているけど私を見ていつもどおり軽口を叩く
お母さんもおねえちゃんも私に宿題をやっときなさいよと声をかける

しかし毎食与えられるものは水だけ
これには私も危機感を覚えざるを得なかった
そして怖いのは私に水を与えるとき全員が私を見ていることだ
私がコップで水を飲んでいる間みんな私を見ている
おとうさんもおかあさんおじいちゃんおばあちゃんおねえちゃん
合わせて10の瞳が私を見つめてくる
飲み終わったのを確認したらみんななごやかに談笑しながらご飯を食べはじめる
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 08:17:22.58 ID:v4OWLnxD0
食後テレビを見ていた母に私は声をかける

「お母さん…おなかすいた」

しかし、母は私の言ったことが聞こえないようだ。
母は背を向けたままテレビを見続ける。
テレビからは芸人たちが笑う声が聞こえる。
まるで今の私を笑ってるようだ。

「ねえ!」

思わず語気を強める。
母はゆっくりと立ち上がり私の前にコップを持ってきた。
また水だ。

「あんたはこれしか飲んだら駄目なのよ」

そう言う母の目が怖くて私はそれ以上何もいえなかった。
ゴクリゴクリゴクリ
味がしない。

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 08:26:18.92 ID:vfNKe4yOO
('A`)アヒャー

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 08:48:18.18 ID:v4OWLnxD0
何で?どうして?訳が分からない。
胃の中がキリキリ痛む。
ふとテーブルの上を見るとせんべいがあった。
もう我慢できない…私が手を伸ばそうとした、そのとき。

「マルコ!!!!」

お母さんが叫ぶ、そして激しく私の顔を殴った。
髪を掴んでびんたを繰り返す。
痛い痛い痛い痛い

「……ひい、お、お母さん何で」

正気に戻ったのだろうか、母が肩で息をしながら言う。

「あんたは水以外取ったら駄目なの…絶対に…」

涙が止まらない。何でそんな理不尽なことを言うんだろうか。
私は部屋に走って戻る。
途中でおじいちゃんと会ったが、泣いている私の顔を見ても何も言わなかった。

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 08:51:18.56 ID:0niRLP1E0
wktk

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 08:57:52.81 ID:My9nw4pp0
これは期待してしまう

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 09:02:47.42 ID:FHBEwTDsO
同じ体験があっただけに泣けてきた

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 09:09:15.31 ID:/ZkPJ7Af0
これはひどい

もっとやれ

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 09:11:57.66 ID:v4OWLnxD0
部屋に帰っても涙がとまらない。
何でこんなことされるんだろう、何か悪いことしたのだろうか。
お母さんに聞きたかったけどもう殴られるのは嫌だ。

コンコン

ノックの音がする。

「マルコいるか~?」

お爺ちゃんだ。涙を拭きながらドアを開ける。

「マルコ大丈夫か?さっき泣いてたみたいだが水持って来たぞ」

また水だ。
おじいちゃんはお盆にコップを乗せて持ってきた。

「おじいちゃん…?」

「どうした?喉が渇いただろう。お代わりもあるからいっぱい飲むんだぞ」

そう言うおじいちゃんはいつもと同じで優しくて、でもその優しさは何かが違った。

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 09:17:15.14 ID:4m5WHYV1O
これはwktk

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 09:39:26.87 ID:v4OWLnxD0
おじいちゃんは笑っているけど今はその笑いにも恐怖を覚えた。

「あ、ありがとう…」

思わず引きつった笑いを浮かべて水をもらう。
他に何かもらえないだろうかと期待したが、もちろん何もくれなかった。
水を飲む。
ゴクリゴクリ
ふとおじいちゃんを見ると無表情で私を凝視していた。
まるで虫でも見るような目で。
飲んでコップを返すと

「それじゃあわしは部屋にもどるからの、また喉が渇いたら言いなさい」

そう言って私の部屋から出て行った。
ボーンボーン
居間から時間が遅れた時計の音が聞こえてくる。
まさか夏休みもずっとこうなのだろうか、そう思うと暑いのにブルっと震えた。

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 09:44:45.28 ID:nJjUTF6i0
ガチキチ

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 09:56:49.45 ID:v4OWLnxD0
朝、目が覚める。
普段なら母から起こされるまで目が覚めないのだが、今日は7時に目が覚めた。
おなかが空いていると早く目が覚めるようだ。
ピンポーン
チャイムが鳴る。
そういえば、ラジオ体操に行こうって約束してたんだっけ。

「マルコ。たまちゃんが来てるわよ」

母が私の部屋の外で呼びかける。昨日、私をあれほど殴ったのを忘れているんだろうか。
慌てて準備をする。
靴を履いて出かけようとしたら、母が私にコップを渡した。

「はいマルコ、水飲んでいきなさい」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 10:01:49.95 ID:US3b4SZxO

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 10:18:22.66 ID:GOTqnb3FO
続きは…

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 10:22:54.04 ID:v4OWLnxD0
また水だ。

「お母さん急いでるから良いよ」

そう言って出ようとしたら肩を強く掴まれた。

「いた…!」
「マルコ、飲みなさい」

そう言って笑う母が怖くて私は飲むことにした。
無表情で見つめる母。
何で何で何で何で

「まるちゃんおはよう」

たまちゃんが笑顔で私に挨拶をする。

「うん…おはよう」

「まるちゃん、どうしたの?顔色悪いね」

そう声をかけるたまちゃん。当たり前だ昨日から水しか飲んでないんだから。

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 10:43:28.32 ID:v4OWLnxD0
「えへへ…ちょっとご飯食べてなくて」

「そうなんだ?ダイエットでもしてるの?」

本当のことなんか言っても信じてくれないだろう。私は適当にたまちゃんに話をあわせる。

「でもまるちゃんそんなに太ってないしダイエットなんかしたら体に悪いよ」

「う~んそうかな」

「そうだ。ラジオ体操終わったら一緒にご飯食べよ」

ご飯…想像するだけで唾液が出てくる。
でも…今の状況で食べても大丈夫なのだろうか、ふと昨日の母の顔がよぎったが
空腹の誘いに負けて思わずうなずいてしまった。

ラジオ体操が終わってたまちゃんの家に行くことになった。
たまちゃんのお母さんもたまちゃんから事情を聞いたのか料理を作ってくれることになった。

「まだ若いんだからいっぱい食べないと駄目よ」

そう言ってご飯をよそいでくれるたまちゃんのお母さんは天使に見えた。
昨日水しか飲んでなかったから箸が進む。
一日物を食べなかっただけでこうなるとは私も思わなかった。

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 10:51:21.88 ID:v4OWLnxD0
家に帰る。

「ただいま~」

「まるこ、ちょっと来なさい」

お姉ちゃんが私を呼ぶ。何だろう…また嫌な予感がする。
居間に行くと私以外全員そろっていた。なぜかテーブルの上に洗面器がおいてある。

「まるこ、今からチェックします」

そう言うお母さん、逃げられないようにがっちり私の腕を掴むお姉ちゃん。
何?嫌だ、みんなやめて。

「まるここれもお前のためなんだよ」

そう言うとお母さんが私の喉に乱暴に指を突っ込む。
痛い、喉の奥まで指を入れられると猛烈な吐き気が私を襲う。

「ヵぁぁ…かぁぁ…ぁだ…ぁだ…………あ゙ぁぁぁぁぁぁ!!!」

びちゃびちゃと洗面器に先ほど食べたものが出てくる。

「あんた、外で黙って食べてきたわね」

そう言うと私を激しく殴打する母。

「痛い、痛い、ごめんなさい!!許してください!!!!」

普段は優しいおじいちゃんもお父さんもおばあちゃんも誰も止めてくれない。

「あんたが…言うこと聞かないから!!良い子になれないのよ!!!!!」

訳の分からないことを叫びながら殴り続ける母。
うずくまる私の髪を乱暴に掴んで殴る。
誰か…助けて。
でもみんなは私が殴られているのを黙ってみているだけだった。
この家が怖い。

188: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 18:38:26.69 ID:v4OWLnxD0
胃の中のものを全部吐き終わった。あたりにすっぱい臭いが充満する。

「はあ…はあ…お、お母さん…どうして?」

「あんたは水以外取っちゃ駄目なの。分かった?」

分からない…けどとりあえずうなずいた。
そうしない限り母は私を殴り続けるだろうから。

「分かってくれたらそれで良いのよ、はい、まるこ水」

そう言うと母は私にコップ一杯の水をくれた。
ゆっくりゆっくるコップを口に運ぶ。
家族みんなが私を見ている。
もう…見ないで欲しい。目をつぶって一息に飲んだ。
鉄臭い水だ。
これが暴力の味というやつかもしれない。

あれから三日もたった。
私は大分やせた。体重計で量ったら五キロもやせていた。
今では立つこともしんどい。
ラジオ体操なんかする体力ものこっていないからたまちゃんとも会っていない。

「まるこお風呂よ」

母が呼ぶのが聞こえる。
本当は動きたくないけれど、黙っていたら母が部屋に入ってくるから体を振り絞って起きる。

191: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 18:40:46.51 ID:Yr9rXRMU0
これはひどい

192: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 18:40:56.11 ID:6z7s2NApO
真似する阿呆が出ないことを願う話だ

194: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 18:43:08.88 ID:zNhSP4TI0
しかし怖いな

195: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 18:45:31.04 ID:v4OWLnxD0
お風呂に入ろうと服を脱いだら思わずぎょっとしてしまった。
鏡に映っていたのはアバラが浮いて下腹が水で膨れている。
子供っぽい体ねと以前おねえちゃんはからかっていたが、今はもっとひどくなっている。
昔、おばあちゃんが私に見せてくれた仏教の本でこんな体の鬼がいたのを思い出した。
自分の体ながらぞっとする。
私はどうなっていくのだろう。

湯船に入る。
いつもならゆっくりと体を伸ばすが今は口を開けっぱなしで天井を眺めている。
今の私は阿呆のような顔をしているだろう。
だって何も考えてなどいないのだから。漠然とした空腹感が脳を埋めている。
昔はみんな私に優しかったのに今になってこういう扱いを受けるまで気づかないとは思わなかった。

おとうさんおかあさんおねえちゃんおばあちゃんおじいちゃん…昔に戻りたいな…

「まるこ!まるこ!!」

ふと体を揺さぶられる。母だ。

「あんたどんだけお風呂に入ってるのよ、後がつかえるから早く出なさい」

どうやら気を失っていたらしい。朦朧とした意識の中でうなずいて立ち上がる。
母に裸を見られるがどうでも良い。

「あらまるこ、あなた理想的な姿になって…お母さん嬉しいわ」

母にとって今の私の姿は理想的なんだろうか。

「はい、のぼせたでしょう、お水飲みなさい」

またコップをもらった。一息に飲み干す。

199: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 18:51:34.76 ID:FMpJRNsF0
展開が読めない

201: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 18:52:35.35 ID:SPIL+MGqO
wkwk

207: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 19:00:59.90 ID:EQQuh3Lb0
水だけでも結構長い間生きれるらしいな

210: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 19:03:49.03 ID:lQg6/flqO
>>207
子供はそんなんでもない

228: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 19:57:10.14 ID:v4OWLnxD0
冷たい水を飲んで少しだけ意識は戻った。
この辛い現実に。

母の顔は実に嬉しそうだった。

「こんなにふくれちゃって…ここ、きっとお水しかないのね」

そう言いながら私のおなかをなでる。
そのなで方に糞虫が這うかのような感触を覚えて気持ち悪かった。

「さあ、ちゃんとタオルで拭かないと風邪引くわよ」

そう言うと母は私の体をタオルで拭き始めた。
その行為に私は身を任せる。
このときだけ母の顔が昔のときに戻ったような気がした。

次の日、目が覚めたら小便を漏らしていた。
もう我慢する体力も残っていないのだろう。尿はひどく臭った。
起きる体力もないのでそのまま私は横になっていた。
尿の感触が気持ち悪い。でも動く体力もない。
そんな中母がドアを開ける。

「まるこ起きなさい、う、臭い、あんた漏らしたのね」

返事をするのも面倒なので私は黙ってた。

「まあ良いわ、先生が来てるから着替えなさい」

先生?朦朧とする中その言葉が気になった。担任が来たのだろうか…。

229: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 19:57:34.72 ID:doVaEV7pO
支援

232: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 20:00:11.04 ID:Ugql6zYoO
マジキチ

234: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 20:08:16.60 ID:+ruWbJcj0
読んでて吐き気がするのに更新ボタンが止まらない!!!!!!

236: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 20:08:39.27 ID:v4OWLnxD0
母に無言で白装束のようなものに着替えさせられる。
これは何という疑問ができたが口を開くのもおっくうだ。
居間に行くと、髭の生えた見知らぬおじさんがいた。他の家族もみんなそろっていて神妙な面持ちで座っている。

「先生まるこをつれてきました」

「そうですか、大分良い顔になってきましたね」

先生と呼ばれた人が母に言う。

「ええ、先生の言いつけどおり水しか飲ませておりませんでしたから」

「なるほど、通りで前の険しい表情から穏やかになってきましたね。これも悪魔が弱っている証拠です」

「ありがとうございます…ありがとうございます…これでまるこも良い子になれるのですね」

何を言っているのか良く分からないが、どうやら私には悪魔というものが憑いているようだ。
そんなもの憑いていないよと普段の私なら否定するだろうが、もう今となってはどうでも良いことだ。
本当に憑いてるかもしれないし憑いてないかもしれない。
私は早く楽になりたい。

髭の生えた先生呼ばれる人がみんなに言った。

「ではみなさん。今のまるこさんの中の悪魔は弱っていますのでみなさんの気で払いましょう」

みんなが真剣な顔で私に向かって唱え続ける。

マルコマルコマルダイスキナマルココマルコマルコマルコマルコマルコマルコマルコ
マルコマルコマルコマルコマルコマルシヌマデソバニイルワコマルコマルコマルコマルコ
マルコマルコマルコマルコマルコマルコノタメニマルコマルコマルコマルコマルコ
マルコマルコマルコマルコマルコマルコマルコマシンパイシナクテモダイジョウブヨルコマルコマルコ
マルコマルコマルナオシテアゲルワコマルコマルコマルコマルコマルコマルコマルコ
マルコマルコマルコマルコマルコマルヤサシクシテアゲルワコマルコマルコマルコマルコ

238: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 20:09:21.36 ID:PwuqVBn40
マジキチすぎる

241: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 20:11:02.52 ID:ShcqjyGhO
なんだこの展開wwwwwwwwwwww

242: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 20:13:45.17 ID:dvFr/2pdO
原作のまる子もシュールなふいんき(何故かh)はあるよな

243: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 20:14:16.23 ID:7SWpHbXk0
>>242
これはシュールじゃなくてマジキチだろwww

244: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 20:15:48.72 ID:hHP6BQoV0
>>242
登場人物のこの唐突な豹変ぶりを
違和感なく脳内再生できるのが凄いよな

245: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 20:15:49.00 ID:v4OWLnxD0
みんなの真剣な顔を見ていると段々と、私も面白くなってきて笑い声が止まらなくなった。

「ゔばぁぁぁはっははああっはあああ!!!!!……ぁっ…ぅ…………」

それでもみんなは無表情で唱え続ける。
先生も私のことを拝みながら呪文のようなものを唱え続ける。

「昇抜天閲感如来雲明再憎
昇抜天閲感如来雲明再憎
昇抜天閲感如来雲明再憎 」

でももうどうでも良い。
おねえちゃんおとうさんおばあちゃんおじいちゃんおかあさん…ありがとう今まで辛かったよ
もう楽になっていいんだね。
さようならさようならさようなら

ボーンボーン
また時計が鳴り響く。
この時計は最後まで時間が合わなかったなと思うと私はまた可笑しくなってきて。
みんなを呪いたくなった。



死ね

253: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 20:21:13.73 ID:v4OWLnxD0
親友のまるちゃんが死んだ。
そう聞いたときはショックだった。原因をお母さんに聞いても口をにごすだけで
詳しくは教えてくれなかった。
だけど、最近になってテレビにまるちゃんのお母さんが映っていた。
しかもまるちゃんが原因で。
普段ニュースはあまり見ないけど食い入るように見つめた。
タイトルは新興宗教でミイラ化した少女…?どういうこと?
話がまったく見えない中まるちゃんのお母さんがインタビューに答えてる。

「ええ、私は先生を信じていまして…」

「娘に悪魔が乗り移っていると聞いたから…水だけを与えるようにって先生から」

言っている内容がまったく分からない。
でもまるちゃんは苦しんで死んだんだと思うと私は涙が止まらなかった。
そのせいでこれ以上テレビを見れなかったのだ。

「それであなたは娘が死んだことに何も思わなかったわけですね」

「いえ、あの子は悪魔がいなくなって本当に良い子になれましたから、また元気に動けるようになるのを待つだけです」


「リポーターさん被害者のお母さんは何と言ってましたか?」

「はい、どうやら彼女の家族はまだ娘さんは生き返るとおっしゃっておりました」

「そうですか、じゃあこの事件に関してはどうなるのでしょうか?」

「はい、おそらくこの件に関しましては公判に続くと…」


fin

259: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 20:24:35.70 ID:hHP6BQoV0
>>253
ちょっとひぐらし感もあるけど
楽しかったよww お疲れ

254: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 20:22:01.69 ID:54tnCfnh0
カルトオチか・・・

257: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 20:23:51.90 ID:ZbF8mQoQO
公判へ続くwww

261: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 20:25:14.74 ID:NlDBzdXOO
>>257
てめぇwwwwwwwwww

270: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/06(金) 20:29:56.46 ID:7SWpHbXk0
>>257
だれうま


管理人です!
実は記事前半のんん… ◆Miwikigs4Mが立てたスレには続きがあります。
んん… ◆Miwikigs4M『任せた』とつぶやいたあと、消えてしまいました。

任されたスレ住民が想像力を膨らませて話を書いていました。

その住人が書いた話を別記事としてまとめたのでURLを載せておきます。
■まる子の母「夏休みだし、まる子には水だけ与えて生活させましょう」(関連記事)
http://world-fusigi.net/archives/9195335.html

あと、記事上に貼っていたキャプチャ画像のサイトは以下になります。
■まるこ コップ お水:検索してはいけない言葉
http://miekk.blog.fc2.com/blog-entry-230.html







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コメント

1  不思議な名無しさん :2018年07月27日 23:08 ID:3eQ4MjKN0*
うわあ
2  不思議な名無しさん :2018年07月27日 23:14 ID:.0CIgfu20*
公判へ続くww
3  不思議な名無しさん :2018年07月27日 23:15 ID:IX6vjZvk0*
公判へ続くの落差で全て持っていかれた
4  不思議な名無しさん :2018年07月27日 23:20 ID:cultesDT0*
これ実話なんだっけ
幸せってなんだっけ by 細木数子
5  不思議な名無しさん :2018年07月27日 23:26 ID:iIrtDHOT0*
別に怖くも面白くもねえな
6  不思議な名無しさん :2018年07月27日 23:28 ID:viVZBvQv0*
何が面白いのかわからん
7  不思議な名無しさん :2018年07月27日 23:30 ID:YW6vaNU30*
だれうまどころかか本文に書いてるだろうに
なに言ってだこいつら
8  不思議な名無しさん :2018年07月27日 23:39 ID:Nm9WMp.l0*
ボケての後半へ続くってもしかしてこれが元ネタだったのかな
9  不思議な名無しさん :2018年07月27日 23:42 ID:X1exK80B0*
すげー引き込まれる文章だなぁ。
上手すぎる。
10  不思議な名無しさん :2018年07月27日 23:48 ID:IMHIjTk00*
悲しい
11  不思議な名無しさん :2018年07月27日 23:51 ID:.As0gymo0*
実際にありえそうで怖いわ
12  不思議な名無しさん :2018年07月27日 23:56 ID:SbeXCXli0*
そう言えば先週からたまちゃんの声変わったね

 
 

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