TPPや共謀罪、水道民営化…なぜ反対の顔ぶれが毎度同じなの?
(略)
仮に、彼らの懸念がすべて実現していたら、社会はどうなっていたでしょうか。
・PKO法案成立で自衛隊はアジア侵略再開、第三次世界大戦へ
・輸入牛やオレンジで酪農やみかん農家壊滅
・郵政民営化で郵便ネットワーク崩壊、郵貯ぜんぶ米国に取られる
・三角合併解禁で日本企業は外資に買収され放題で日本人は奴隷に
・TPPで日本のカネも雇用も外資に取られ放題
・放射能で東京壊滅
・共謀罪で居酒屋で3人集まって政権批判しただけで逮捕
・高プロで過労死合法化 ←今ここ!
・水道民営化で水道代10倍に ←今ここ!
なんだか北斗の拳みたいな世界ですけど、当然ながらぜんぜんそうはなってません。自衛隊はどこも侵略してないし日本企業は買収されまくってないし、牛肉は競争の結果むしろ和牛ブランドが確立して輸出する側にまわっているし、まあみかんはいろんなフルーツが輸入されるようになったんで多少の消費は落ちてますが少なくともコタツでオレンジばっかり食べてウェーイって言ってる人は見たことないし、TPPは米国の陰謀どころかトランプさんが速攻で逃げ出す一方、逆に他の国が入れてほしいと頭下げてくるし、東京の居酒屋で政権批判しようが公道でデモしようが誰も逮捕されてないわけです。
ここで一つ疑問が残ります。彼らはなぜまったく反省しないんでしょうか。たとえば直近のTPPとか共謀罪デマで空振りした後の動向をチェックしてみると面白いんですが、彼らは反省とか総括は一切やらず、そのまま無言ですぐに次のネタを発掘しはじめるんですね。その最新版が水道民営化というわけです(西日本水害でもいろいろやってたようですがSNSで良識派に速攻駆除された模様)。
(以下略)
http://agora-web.jp/archives/2033938-2.html