44日本におけるイニエスタ人気が沸騰している中で何が起きたのか。30日の練習後、ヴィッセル神戸のスポーツダイレクターを務める三浦淳寛氏がその真相を明かしてくれた・・



「帰国の理由は、家族が来日するための手続きのためです。

なぜこのタイミングになったのか、には理由があって。ワールドカップが終了後、実は本人から『1日でも早く神戸に来て、選手と一緒にボールを蹴りたい』という申し出があったんです。

本来、前所属のFCバルセロナでのシーズンが終わり、直後に来日して入団会見を行って、スペイン代表の合宿に参加し、そのままワールドカップを戦ったということからもわかるように、ほとんど休むことなく毎日を過ごしてきたからこそ、僕たちとしてはもう少し休みを与えた方がいいと考えていたのですが、彼自身が『休みを削ってでも、とにかく早くヴィッセルに合流したい。日本の文化を学びたい』と。それに対して僕たちクラブとしても彼の熱意を汲みたいという思いから、18日に来日してもらいました。

ただ、何せそのハードスケジュールでしたから。その時点ではまだ彼の家族の手続きは終わっていなかったことから、彼一人での来日になったのですが、7月28日の柏戦の少し前に手続きがようやく家族の来日手続きの準備が整ったという連絡を受けたので、このタイミングで帰国してもらうことにしました。

といっても、あまりにも試合の直前だったこともあり、選手には試合に集中してもらいたいという思いからすぐには伝えず、試合が終わった後に選手には伝え、公式に発表した、と。それが真相です」


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事実、イニエスタの「1日でも早くヴィッセルに合流したい」という思いは、来日初日から伺えた。

これも三浦SDが明かしてくれたのだが、7月18日に来日したイニエスタは本来、空港でのサイン会は予定していなかったにも関わらず、集まったファンを前に自ら申し出てファンサービスを行った上に、その日のうちにいぶきの森練習場へ。

クラブ関係者は体を動かすことはないだろうと想像していたそうだが、本人が「コンディションを整えるためにも練習場で走りたい」と申し出たことから急遽、チームスタッフが付き添い軽いランニングを実施。

翌日には、J1リーグ16節のVファーレン長崎戦を戦い終えて神戸に戻るチームスタッフ、選手を迎え入れたいとの思いで再び練習場に足を運び、19日から正式に合流している。

そうした言動のすべてから、イニエスタのJリーグ、ヴィッセル神戸での新たな挑戦への思い、本気度が伺えることは紛れもない事実だ・・

・詳細は(source: Yahoo!ニュース - イニエスタ、緊急帰国の真相を、三浦淳寛SDが明かす。


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