663 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:2007/09/19(水) 13:52:53 ID:XBX8kOr2 [2/3]
冬場。寝ているベットの中にもぞもぞと顔を無理やりにでも突っ込んで入っ
てくる俺んちの猫。ベットの中を覗けば喉をゴロゴロ鳴らして眠ってる。

床に寝込びながら雑誌を読んでいると、伸ばした足の太ももの間に俺んちの
猫が乗っかって来てスヤスヤと喉を鳴らして寝ている。そうかー、そんなに
俺が好きなのか。可愛いなー。

夏場、あれほどベットの中に潜り込んできたり足の上に乗っかってきた俺ん
ちの猫が全く寄り添ってもこない。ふと、考えた。あぁ、俺が好きなんじゃ
なくてベットの中とか太ももの上とかが暖かくて寝心地がいいだけだったん
だなと気付く。

猫好きじゃない人には分からない可愛いさ。


猫って普通同じ猫同士でも警戒しあってたをするもの。そんな猫が俺みたい
に言葉も体も全く違う生き物に喉を鳴らしたり、無警戒で体の上で寝込むっ
て事は、少なくともそれだけの信頼関係は感じてくれてるんだなと。

だから俺の太ももを、ただ暖かくて柔らかい寝床としてしか感じてないんだ
ろうと思っても、憎めないんだよね。
そんな俺んちの猫は今日も又、セミをくわえて俺に見せびらかしにきた。こ
れで何百目?家の中セミがミンミン鳴いて夏を満喫。可哀想だから外に逃がすよ。