33産経新聞に「日本カジノ学院」なる学校の一面広告が掲載され、注目を集めた。ルーレットに興じる、中年サラリーマンとエプロン姿の主婦をディーラーが見守る構図で、黄色い背景に黒の太字で書かれた「カジノIR施設の人材育成本格始動」のインパクトも強い・・



「日本カジノ学院」のド派手な新聞広告にネット騒然


ネットでは「コラかと思った」「意味分からん」「センスが昭和」と、訝しげに見る人も多い。「カジノディーラーの資格を取ろう」という呼びかけも、怪しさを倍増させている。

実際のところ、どんなことを学ぶ学校なのだろうか。キャリコネニュースでは、カジノ学院代表の贄田崇矢さん(47)に話を聞いた。


・「IR実施法案」委員会で可決



・問題の新聞広告


7月末の法案通過と新聞広告の影響で、現在は「対応しきれないくらい問い合わせが来ている」そうだが、新聞広告に関しては「ギャンブルを助長する学校なのか、といった意見も聞く。賛否両論あった」と言う。これについては

「日本のカジノは統合リゾート(IR)といって、シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズのようなものを目指しています。ビジネスで来る人だけでなく、家族で楽しめる場所になる予定です。パチンコなどと一緒ではありません」

と、誤解だと反論した。また、ディーラーという仕事の魅力について次のように語った。

「海外のカジノでは年配の方が働いていることが多いんです。例えばマカオでは、60代でも活躍している人がいる。ディーラーは若い人の仕事だと思われがちですが、40代からでも目指せます。それを伝えたくて新聞広告を出しました」・・








・カジノディーラーの学校・スクール「日本カジノ学院」