『はじめの一歩』第1232話「黙れっ！」

土下座するなら土下寝するしかねェって思う格闘漫画ファンの一人ですが、今の宮田は正直言って嫌いです。試合ちゃんとやれよ…気持ちはわかるけどさ、最大のライバルだと思っていた男が引退したからって、試合投げやりみたいな気持ちで戦うのはどうなんだ？

気持ちはわかるよ。わかるけどさ…宮田これだめでしょう。一歩と対戦できなくてショック？それなら少し因縁めいたものを感じる千堂と戦えばいいなじゃないか！階級合わせて新人戦のリベンジで間柴へ挑んでもいいじゃないか！…え？だめ？

…と、そんなことをすごく思ったここの管理人ですが、宮田の想いと少しズレがあることに気づいてしまいました。宮田は一歩と対戦を願い続けていたけども、運良く戦えていない…だから落ち込んでいるって…。でもちょっと違ったかも。

プロボクサー幕之内一歩を知らない

ズキューンきましたね。おそらくどの選手よりも一歩の最初のころを知っていて、誰よりも先に戦ったのが宮田。だけどそれはプロになる前の話であって、プロになってからの一歩とは戦ったことがない。プロで何度も何度もKOして、何度も何度も立ち上がる姿はまさにヒーロー。そんなヒーローのひよっこのころに一度倒されたことのある宮田が、強くなった一歩と再び戦いたくなる気持ちはわかる。

ただこの気持にプラス、ほかの選手への嫉妬もここに加わってたんですね…。千堂に一歩を待つのは終いにせえと言われたけども、千堂は一歩と2度も戦っている。千堂だけじゃない間柴だってヴォルグだって、引退した沢村だってプロボクサー一歩を経験している。でも宮田は知らない。

千堂の意見は間違いないんだけども、2度も経験しておいてなんだよなにいってんだよふざけやがってェ！って気持ちになるよ。少なくとも自分はそっちでブチギレそうだ。そして一歩なき今、次なるターゲットは千堂へと切り替わる…。

とまあ今後の宮田の展開については後回しにして、今はピンチの宮田の試合を見ましょう。ここから…勝てるかな？今でも倒れそうなところあるんだけども…。

謝罪

前回のサブタイでもあった、宮田への想いと行動に対して「プロ失格」と思ったここの管理人ですが、1週間が経ち少し言い過ぎたと感じています。改めて謝罪いたします。宮田の気持ちが分かって、ちょっと理解できたよ…

とはいえやっぱりプロ失格なのは変わらないのかな。ここから逆転してかっこいい姿見せたら、「エンターテインメント性あるなぁ」って魅力増すとは思うけども…でも負けたら、なぁ…。

ところで…

金髪美人と化した今週の※タオちゃん可愛すぎかな？どうやらリピドー止まらなくなってしまいそうだ…

※タオちゃん…川柳少女に登場するマガジン屈指の可愛さを誇る（ここの管理人的に）真のヒロイン。

はじめの一歩(121) (講談社コミックス)