76ショッキングな出来事がきっかけで、ある日突然、眠りから目覚めない子どもたちがスウェーデンで多数みられています・・



「生存放棄症候群」がスウェーデンだけで発生


「Resignation Syndrome(あきらめ症候群、生存放棄症候群)」と名付けられたこの症状の回復には、移民政策が大きく影響を与えるとの指摘があります。

スウェーデンでは過去20年間に、あきらめ症候群の子どもたちが多数現れてきました。あきらめ症候群の特徴は、歩いたり話したりするのをやめてしまい、場合によっては目を開けることさえやめるとのこと。そして、この症状は「亡命を望む家族の子どもにだけ発生する」という特徴があることがわかっています。

スウェーデン中部に配置された難民向けの居住施設で保護されている少女「ソフィー(仮名)」をBBCが取材しました。あきらめ症候群にかかったソフィーはベッドで眠り続けたままで、何も食べることができずチューブで鼻から栄養補給しています。


・Resignation Syndrome(あきらめ症候群、生存放棄症候群)



ソフィーの一家は旧ソ連出身の亡命希望者で、2015年12月にスウェーデンにやってきました。ソフィーの父は2015年9月に出身地で自動車を運転しているところを警官の制服を着た男に制止されました。そして男はソフィーの父と母を車外に引きずり出し殴ったとのこと。この様子を車内のソフィーは見ていました。

男はソフィーの母を解放したため母はソフィーを抱きかかえて現場から逃げ去りましたが、父はその場に留め置かれたとのこと。ソフィーの父はその直後からの記憶を失っており、何が起こったのかはわからないそうです。

知人の家に逃げ込んだ母とソフィーでしたが、ソフィーはひどく動揺しつつ「パパを探しに行って」と叫び、壁を蹴っていたとのこと。3日後に父と連絡が取れたそうで、ソフィー一家は知人の家に身を隠して、3か月後にスウェーデンにたどり着いたそうです。

スウェーデンに到着後、警察に拘束された直後からソフィーの状態が悪化し、ソフィーは姉と遊ぶのをやめました。すぐに家族が「スウェーデンに滞在できない」という報告を国境沿いで聞いたソフィーは、この時点からソフィーは会話や食事をやめたそうです・・

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・Resignation syndrome