中国当局がゲームの承認を凍結していると
ブルームバーグが伝えています。
ゲームの認可がされない事態に
ブルームバーグが伝えるところでは、中国の規制当局が
ゲームライセンスの承認について凍結していると伝えています。
記事によると国家広播電視総局は約4カ月間にわたり認可を出しておらず、
文化観光省はゲーム登録手続きを厳格化しているそうです。
これまでも個別のゲームで認可に遅れが出ることはあったものの、
全体的な動きになったのは今回が初めて。
凍結された理由について、関係者の話として
政府機関の間での権限見直しを受けた措置とのこと。
監督当局は一部のゲームにおける暴力やギャンブルについても
懸念を示しているとのこと。
また官僚組織がリスクを取りたがらないこと、
議論の的になりそうなものについて嫌っているためではないかとしています。
先日も「モンスターハンターワールド」が中国での配信中止になってしまった
話題がありましたが、どうやらモンハンに限らず、オンライン、モバイル、
コンソール、すべてのゲームで影響が出ることとなりました。
中国のゲーム市場は現在世界最大の市場となっており、
推定379億ドル(約4兆2200億円)の規模となっています。
今回の報道を受け15日、スクウェア・エニックス、カプコン、ネクソンといった
株が急落していることも記事は伝えています。
こういうのもチャイナリスクというやつですかね。
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ブルームバーグ
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